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【樛木】🔗🔉

【樛木】 キュウボク 枝が曲がりくねってもつれている木。「南有樛木=南ニ樛木有リ」〔→詩経

【樛結】🔗🔉

【樛結】 キュウケツ からまりついて入り乱れる。

【槿】🔗🔉

【槿】 15画 木部  区点=6061 16進=5C5D シフトJIS=9EDB 《音読み》 キン/コン〈jn〉 《訓読み》 むくげ 《意味》 {名}むくげ。木の名。あおい科の落葉低木。高さ三メートルくらいになり、夏から秋にかけて、淡紫色・淡紅色・白色などの花をつける。庭木・いけがきに用いられる。木槿。▽花は、朝開いて夕方にはしぼむので、移り変わりのはやいことや、はかないことのたとえにひかれる。 《解字》 形声。右側の字が音をあらわす。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【槿花一日栄】🔗🔉

【槿花一日栄】 キンカイチジツノエイ 槿花(槿ムクゲの花)は朝開いて夕方にはしぼむところから、はかない栄華のたとえ。「槿花一日自為栄、何須恋世常憂死=槿花ノ一日モ自ラ栄ト為ス、何ゾ須ン世ヲ恋ヒテ常ニ死ヲ憂フルヲ」〔→白居易

【槿域】🔗🔉

【槿域】 キンイキ 朝鮮の別名。▽槿ムクゲの花が多いことから。

【槿籬】🔗🔉

【槿籬】 キンリ 槿ムクゲのいけがき。「槿籬竹屋江村路=槿籬竹屋江村ノ路」〔→王安石

【権】🔗🔉

【権】 15画 木部 [六年] 区点=2402 16進=3822 シフトJIS=8CA0 【權】旧字旧字 21画 木部 区点=6062 16進=5C5E シフトJIS=9EDC 《常用音訓》ケン/ゴン 《音読み》 ケン/ゴン〈qun〉 《訓読み》 はかり/はかる/はかりごと 《名付け》 のり・よし 《意味》 {名}はかり。棒の両端に荷と重りとをぶらさげ、バランスがとれるのを見て重さをはかる道具。また、はかりの重り。「権衡」「権輿ケンヨ(はかりの重りと台のかご→物事の基本)」 {動・名}はかる。はかりごと。重さをはかる。また、転じて、物事の成否をはかり考える。その場に応じた、はかりごと。〈類義語〉→度。「権謀」「権然後知軽重=権リテ然ル後軽重ヲ知ル」〔→孟子{名}力や、重み。人や団体が持つ、社会のバランスに作用する勢力や資格。「権力」 ケンナリ{形・名}臨時に力だけをもったさま。また、正道によらず力に頼るさま。かりの。転じて、臨時の便法。 〈対語〉→正→経。「権道」「権官(臨時の代理の官)」「嫂溺、援之以手者権也=嫂ノ溺レタルトキ、コレヲ援クルニ手ヲモッテスルハ権ナリ」〔→孟子{名}左と右のバランスがとれたほお骨。▽顴カンに当てた用法。「権骨カンコツ(=顴骨)」 《解字》 形声。右側の字が音をあらわし、もと、木の名。しかし、一般には棒ばかりの重りの意に用い、バランスに影響する重さ、重さをになう力の意となる。バランスをとってそろえる意を含む。 《単語家族》 觀(=観。左右の高さのそろった見晴らし台)歡(=歓。声をそろえる)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 2313