複数辞典一括検索+

【物色】🔗🔉

【物色】 ブッショク 動物の毛の色。〔→礼記すがたかたち。「令以物色訪之=物色ヲ以テ之ヲ訪ネ令ム」〔→後漢書物の色。自然界の色・かたち。「春来物色鮮=春来タツテ物色鮮ヤカナリ」〔→寒山人相書で人をさがす。(6)〔俗〕→〈意味〉

【物役】🔗🔉

【物役】 ブツエキ 品物や財産に心を支配される。また、その者。〔→荀子

【物我】🔗🔉

【物我】 ブツガ 自分以外の外物と自分。「物我兼利、古之道也=物我カネ利スルハ、古ノ道ナリ」〔→列子〕「百川日夜逝、物我相随去=百川日夜ニ逝キ、物我アヒ随ツテ去ル」〔→蘇軾

【物怪】🔗🔉

【物怪】 ブッカイ あやしいもの。怪物。変化ヘンゲ・妖怪など。もののけ。〔→史記モノノケ〔国〕人にたたりをする生霊イキリョウ・死霊シリョウなど。モッケ =勿怪。〔国〕思いがけないこと。「物怪の幸い」

【物性】🔗🔉

【物性】 ブッセイ 物質が有する性質・本性。「物性固難奪=物性固ヨリ奪ヒ難シ」〔→杜甫

【物不得其平則鳴】🔗🔉

【物不得其平則鳴】 モノソノヘイヲエザレバスナワチナル〈故事〉物は不均衡があると外に音を発する。人は不平があれば、これを言語にあらわすこと。〔→韓愈

【物故】🔗🔉

【物故】 ブッコ 人の死のこと。▽「物」は、歿で、死ぬこと。「故」は、古で、古くなること。その他、諸説がある。

【物華】🔗🔉

【物華】 ブッカ 宝物などのすばらしさ。自然界のすぐれたけしき。「不是宸游重物華=コレ宸游ノ物華ヲ重ンズルニアラズ」〔→王維

【物候】🔗🔉

【物候】 ブッコウ 万物が気候に応じて変わること。

【物盛則衰】🔗🔉

【物盛則衰】 モノサカンナレバスナワチオトロウ〈故事〉すべての物は盛んになるとやがて衰える。〔→国策

【物産】🔗🔉

【物産】 ブッサン その土地から産出する品物。

【物情】🔗🔉

【物情】 ブツジョウ 事物のありさま。▽「孟子」滕文公篇上の「夫物之不斉物之情也=ソレ物ノ斉シカラザルハ物ノ情ナリ」から。転じて、世間のありさま。世間の人の心。

【物望】🔗🔉

【物望】 ブツボウ 世間の人があおぎ望むこと。また、その対象になるような人。

漢字源 ページ 2795