【美人局】 ビジンキョク 夫のある女が夫としめしあわせて、他の男と通じ、それをいいがかりとして、夫がその男をおどし、金銭などをゆすること。つつもたせ。

【美丈夫】 ビジョウフ 顔だちのりっぱな男。美男子。〔→漢書〕

【美大】 ビダイ 学問が充実していて、人がらがりっぱであるさま。「孟子」尽心篇下の「充実之謂美、充実而有光輝、之謂大＝充実セルコレヲ美ト謂ヒ、充実シテ光輝有ル、コレヲ大ト謂フ」から。もうけの多いこと。〔→公羊〕

【美化】 ビカ うるわしい教化。〔国〕美しくかわらせる。〔国〕実際以上に、すばらしいものと考えたり表現したりする。

【美田】 ビデン よく肥えた田畑。〈対語〉薄田。

【美目】 ビモク 目もとの美しい目。

【美色】 ビショク 美しい色。美しい顔かたち。「婦人年三十而美色衰矣＝婦人ハ年三十ニシテ美色衰フ」〔→韓非〕

【美名】 ビメイ りっぱな評判。『美誉ビヨ・美声ビセイ』

【美形】 ビケイ 顔かたちの美しいこと。〔→世説〕「美人」と同じ。

【美言】 ビゲン りっぱなことば。ためになることば。美しく飾ったことば。「信言不美、美言不信＝信言美ナラズ、美言信ナラズ」〔→老子〕

【美妙】 ビミョウ 非常に美しい。▽「妙」も、美しい。