複数辞典一括検索+

【芒然】🔗🔉

【芒然】 ボウゼン うっとりとして無心であるさま。他の物事にとらわれないで自由なさま。「芒然彷徨乎塵垢之外=芒然トシテ塵垢ノ外ニ彷徨ス」〔→荘子=茫然。ぼんやりとして我を忘れるさま。「目芒然無見、色若死灰=目ハ芒然トシテ見ルコト無ク、色ハ死灰ノゴトシ」〔→荘子疲れてぼんやりするさま。

【芒種】🔗🔉

【芒種】 ボウシュ 稲・麦など、のぎのある穀物。二十四気の一つ。陽暦六月六、七日ごろ。小満と夏至ゲシの間。▽このころに麦を刈って稲を植えることから。「草生芒種後、葉落立秋前=草ハ芒種ノ後ニ生ジ、葉ハ立秋ノ前ニ落ツ」〔→寒山

【芒鞋】🔗🔉

【芒鞋】 ボウアイ・ボウカイ わらぐつ。『芒履ボウリ』

【英】🔗🔉

【英】 8画 艸部 [四年] 区点=1749 16進=3151 シフトJIS=8970 《常用音訓》エイ 《音読み》 エイ/ヨウ(ヤウ)〈yng〉 《訓読み》 はな/はなぶさ 《名付け》 あきら・あや・すぐる・たけし・つね・てる・とし・はな・はなぶさ・ひで・ひでる・ひら・ふき・ふさ・ぶさ・よし 《意味》 {名}はな。はなぶさ。中央がくぼみ、芯シンを含んだような形をしたはな。〈類義語〉→華。「英華(はな→はなやいで美しいもの)」「含英(美しさを含んだ詩文)」「夕餐秋菊之落英=夕ベニ秋菊ノ落英ヲ餐フ」〔→楚辞{形・名}うるわしい。すぐれている。ひいでた者。「英雄」「英明」 「英英」とは、はな盛りのように、美しくて盛んなさま。また、うるわしいさま。「英英白雲=英英タル白雲」〔→詩経{名}イギリスのこと。▽英吉利の略。「英中貿易」 《解字》 会意兼形声。央オウとは、大の字にたった人の首をわくでおさえたさまを示す会意文字。英は「艸+音符央」で、中央がおさえられたようにくぼんだまるい花。→央 《単語家族》 秧ヨウ(苗を押さえつけて植える)怏オウ(心がおさえられてへこむ)などと同系。 《類義》 →花 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

漢字源 ページ 3719