【路上】 ロジョウ みちのほとり。みちばた。歩いていくみちの上。「路上行人、欲断魂＝路上ノ行人、魂断エント欲ス」〔→杜牧〕目的地にいく途中。

【路次】 ロジ 旅のみちすじ。目的地にいく途中。街道の休み所。

【路地】 ロジ〔国〕門内や庭の中の通路。▽露地とも書く。家と家との間の狭い通路。

【路岐】 ロキ みちのわかれめ。みちすじ。「我向秦人問路岐＝我秦人ニ向カツテ路岐ヲ問フ」〔→李白〕

【路車】 ロシャ ＝輅車。天子や諸侯の乗る車。「路車乗黄（四頭の黄色い馬）」〔→詩経〕

【路室】 ロシツ 宿屋。客舎。〔→周礼〕

【路馬】 ロバ 天子・諸侯が乗る車につけてひかせる馬。

【路程】 ロテイ 旅のみちのり。〈類義語〉旅程。

【路費】 ロヒ 旅の費用。旅費。路銀。『路銭ロセン』

【路傍】 ロボウ ＝路旁。道のほとり。道ばた。『路辺ロヘン』

【路寝】 ロシン 天子・諸侯が政治のことをきく正殿。〔→公羊〕

【路線】 ロセン ある地点から他の地点までの道路や交通機関の交通路。団体などの方針・やり方。『路綫ロセン』

【跼】 14画　足部　 区点=7682　16進=6C72　シフトJIS=E6F0 《音読み》　キョク／ゴク〈j〉 《訓読み》　せぐくまる 《意味》 ｛動｝せぐくまる。からだをちぢこませる。かがむ。「跼促キョクソク」 「跼躅キョクチョク」とは、かがんだり、足がつかえたりして、行きなやむさま。「騏驥之跼躅、不如駑馬之安歩＝騏驥ノ跼躅タルハ、駑馬ノ安歩ニシカズ」〔→史記〕 《解字》 会意兼形声。局キョクは、小さくまがる、細かく入りくんだという意味をふくみ、句区曲などと同系のことば。跼は「足＋音符局」で、足や背をまげて、小さくかがむこと。→局 《類義》 →疲 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語