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【前路】🔗🔉

【前路】 ゼンロ これからいくさきの道。

【前駆】🔗🔉

【前駆】 ゼンク 馬に乗って行列のさき払いをすること。また、その人。さきがけ。先駆。「前駆挙燧=前駆燧ヲ挙グ」〔→曹植

【前緒】🔗🔉

【前緒】 ゼンショ 先人が残した事業。遺業。〈類義語〉先緒。〔→楚辞

【前趙】🔗🔉

【前趙】 ゼンチョウ 五胡ゴコ十六国の一つ。匈奴キョウドの族長、劉淵リュウエンが三〇四年に建国、国を漢と号した。三一八年、その子の聡ソウは晋シンを滅ぼして趙と号した。三〇四〜三二九

【前導】🔗🔉

【前導】 ゼンドウ 前方に導く。先導役の儀仗ギジョウ兵。

【前輩】🔗🔉

【前輩】 ゼンパイ 学問・年齢・地位などが自分より上の人。〈類義語〉先輩。自分より先に翰林カンリン院(天子の秘書をつとめる官吏のいる所)にはいった人。

【前慮】🔗🔉

【前慮】 ゼンリョ よくない物事のおこらない前に、その対策を考えておくこと。

【前衛】🔗🔉

【前衛】 ゼンエイ 軍隊で本隊より前方にあって、警戒・護衛の役割をはたす隊。〔国〕階級闘争の指導者。芸術のやり方が世のさきがけとなって新しいこと。〔国〕テニスなどで、後衛に対して、前方を守る競技者。

【前燕】🔗🔉

【前燕】 ゼンエン 五胡ゴコ十六国の一つ。鮮卑センピ族の慕容[コウ]ボヨウコウがたてた。三三七〜三七〇 →燕

【前頭】🔗🔉

【前頭】 ゼントウ 前の方。「前頭更有蕭条物=前頭更ニ蕭条ノ物有リ」〔→白居易以前。マエガシラ〔国〕相撲の力士のうち、三役以下の幕内マクウチの力士。

【前聯】🔗🔉

【前聯】 ゼンレン 律詩の第三、第四句。「頷聯ガンレン」とも。

【前蹤】🔗🔉

【前蹤】 ゼンショウ 先人の行跡。〈類義語〉先蹤センショウ。「捨生求道有前蹤=生ヲ捨テ道ヲ求ムルコト前蹤有リ」〔→李商隠

【則】🔗🔉

【則】 9画 リ部 [五年] 区点=3407 16進=4227 シフトJIS=91A5 《常用音訓》ソク 《音読み》 ソク〈z〉 《訓読み》 のり/のっとる/すなわち(すなはち) 《名付け》 つね・とき・のり・みつ 《意味》 {名}のり。いつもそのそばによりそって離れてはならない道理・手本・基準。「法則」「不識不知、順帝之則=識ラズ知ラズ、帝ノ則ニ順フ」〔→詩経ソクス{動}のっとる。手本として守り従う。▽訓の「のっとる」は、「のり(則)+とる(取る)」の音便。「則天=天ニ則ル」「唯則之=唯ダコレニ則ル」〔→論語{接続}すなわち(スナハチ)。ならば。そうしたら。▽AならBというように、前段のあとにすぐ後段が続くことを示す接続詞。「行有余力則以学文=行ヒテ余力有ラバスナハチモッテ文ヲ学ベ」〔→論語{副}すなわち(スナハチ)。すぐさま。〈同義語〉→即。「項王則夜起飲帳中=項王スナハチ夜起チテ帳中ニ飲ス」〔→史記{副}すなわち(スナハチ)。とりもなおさず。つまり。▽A(主語)=B(述語)という説明を強調することば。「乱之所生也、則言語以為階=乱ノ生ズル所ニハ、スナハチ言語モッテ階ヲ為ス」〔→易経〕 《解字》 会意。「刀+鼎カナエの略形」。鼎にスープや肉を入れ、すぐそばにナイフをそえたさま。そばにくっついて離れない意を含む。即(そばにくっつく)と同じ。転じて、常によりそう法則の意となり、さらにAのあとすぐBがくっついておこる意をあらわす助詞となった。 《類義》 乃スナワチは、Aのあと曲折をへてBがおこるさいに用い、やっと、そこで、ついになどの意を含む。而ジは乃ほどではないが、やはり曲折した、しかも、しこうしてなどの意をあらわす。斯ココニは、則と同じように、前後をさらりと直結して、…ならすぐの意をあらわす。→律 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

漢字源 ページ 522