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【南薫殿】🔗🔉

【南薫殿】 ナンクンデン 唐の宮殿の名。「水緑南薫殿=水ハ緑ナリ南薫殿」〔→李白

【南嶺】🔗🔉

【南嶺】 ナンレイ 南方にある峰。南の山。「延目識南嶺、空嘆将焉如=目ヲ延ベテ南嶺ヲ識リ、空シク嘆ズハタイヅクニユカント」〔→陶潜山脈の名。崑崙コンロン山脈の支脈。大きな山脈で福建省まで延びて、海岸に至る。

【南竄】🔗🔉

【南竄】 ナンザン 罪によって南方の土地に流されること。

【南嚮】🔗🔉

【南嚮】 ナンキョウ =南郷。南のほうに向く。『南面ナンメン』

【南史】🔗🔉

【南史】 ナンシ〈書物〉八〇巻。唐の李延寿リエンジュの編。南北朝時代の南朝、宋ソウ・斉セイ・梁リョウ・陳の四王朝の歴史を記した正史。二十四史の一つ。

【南斉書】🔗🔉

【南斉書】 ナンセイショ〈書物〉もと六〇巻。現在五九巻。南北朝時代、梁リョウの蕭子顕ショウシケンの編。南北朝時代、斉の正史。二十四史の一つ。

【南華真人】🔗🔉

【南華真人】 ナンカシンジン〈人名〉→「荘子ソウシ」

【南懐仁】🔗🔉

【南懐仁】 ナンカイジン〈人名〉イエズス会の宣教師、フェルジナンド=バーベストの中国名。清シン初に北京ペキンに来て、伝道のかたわら天文・暦・測量などに関する新しい技術を伝えた。

【南子】🔗🔉

【南子】 ナンシ〈人名〉春秋時代、衛の王霊公の夫人。太子を霊公に讒言ザンゲンして国から追ったが、後、帰国し即位した太子に殺された。

【南容】🔗🔉

【南容】 ナンヨウ〈人名〉春秋時代、魯ロの孔子の弟子。姓は南宮、名は括カツ、字アザナは子容。南容は南宮子容の略か。言葉を慎む人柄を見込まれて、孔子の姪メイを妻とした。

【卑】人名に使える旧字🔗🔉

【卑】 人名に使える旧字 9画 十部 [常用漢字] 区点=4060 16進=485C シフトJIS=94DA 《常用音訓》ヒ/いや…しい/いや…しむ/いや…しめる 《音読み》 ヒ〈bi〉 《訓読み》 いやしめる/いやしい(いやし)/いやしむ/いやしとする(いやしとす)/ひくい(ひくし)/ひくくする(ひくくす) 《意味》 {形}いやしい(イヤシ)。身分がひくい。また、行いや態度が下品であるさま。▽自分のことをへりくだっていうことば。〈対語〉→尊。「卑劣」「功烈如彼其卑也=功烈彼ノゴトクソレ卑シカリキ」〔→孟子{動}いやしむ。いやしとする(イヤシトス)。みさげる。いやしいと考える。「何以卑我=何ヲモッテ我ヲ卑シム」〔→国語〕「不卑小官=小官ヲ卑シトセズ」〔→孟子{形}ひくい(ヒクシ)。ひくい位にあるさま。〈対語〉→尊→高。〈類義語〉→低。「非不肖也、位卑也=不肖ナルニアラザルナリ、位卑ケレバナリ」〔→韓非{動}ひくくする(ヒククス)。ひくい位におく。ひくくさげる。「卑辞=辞ヲ卑クス」「卑身而伏=身ヲ卑クシテ伏ス」〔→荘子〕 《解字》 会意。たけの低い平らなしゃもじを手に持つさまを示す。薄べたく厚さがとぼしい意を含む。薄いものは背がひくいので、転じて身分のひくい小者の意となる。婢ヒ(身分のひくい女中)・俾ヒ(使用人→使い走りをさせる)はその派生語。 《単語家族》 碑(平らで薄い石)壁(平らで薄いかべ)と同系。 《類義》 低は、底と同系で、物のそこを示し、地面に近く下底に近いこと。転じて、背のひくい意。 《参考》 人名に旧字使用可。旧字の総画数は8画。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 636