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【呶】🔗🔉

【呶】 8画 口部  区点=5083 16進=5273 シフトJIS=99F1 《音読み》 ドウ(ダウ)/ド/ニョウ(ネウ)〈no〉 《意味》 ドウス{動}がやがやさわぐ。「載号載呶=スナハチ号シスナハチ呶ス」〔→詩経「呶呶ドウドウ」とは、くどくどというさま。 《解字》 会意。「口+音符奴」。 《熟語》 →下付・中付語

【咄】🔗🔉

【咄】 8画 口部  区点=5084 16進=5274 シフトJIS=99F2 《音読み》 トツ/トチ〈du〉 《訓読み》 しかる/はなし 《意味》 {動・名}ちぇっと舌打ちする。また、その音。「朔笑之曰、咄=朔コレヲ笑ヒテ曰フ、咄ト」〔→漢書トツス{動}しかる。たっと急に声を出してしかる。また、注意を促す。 〔国〕はなし。昔話や落語。「小咄コバナシ」 《解字》 会意兼形声。「口+音符出」で、突然に沈黙を破って、舌打ちや声を出す擬声語。 《単語家族》 突トツと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【咄呵】🔗🔉

【咄呵】 トツカ ちぇっと舌打ちをする。

【咄咄】🔗🔉

【咄咄】 トツトツ 意外なことに驚いて出る声の形容。おやおや。「咄咄俗中愚=咄咄タリ俗中ノ愚」〔→陶潜

【咄咄逼人】🔗🔉

【咄咄逼人】 トツトツヒトニセマル 絵や書などのすばらしいのに驚嘆すること。また、驚嘆させられること。〔→世説

【咄咄怪事】🔗🔉

【咄咄怪事】 トツトツカイジ 驚くべき不思議な突発事件。奇怪きわまる事件。〔→晋書

【咄嗟】🔗🔉

【咄嗟】 トッサ 物事の急なこと。またたくまであること。嘆く声。ため息をつく声。「自思空咄嗟=ミヅカラ思ヒテ空シク咄嗟セリ」〔→梅尭臣

【咆】🔗🔉

【咆】 8画 口部  区点=5086 16進=5276 シフトJIS=99F4 《音読み》 ホウ(ハウ)/ビョウ(ベウ)〈po〉 《訓読み》 ほえる(ほゆ) 《意味》 {動}ほえる(ホユ)。つぐんだ口を開いて含み声でほえる。「咆哮ホウコウ(猛獣がほえる)」 《解字》 会意兼形声。「口+音符包」で、まるく包んだ口を開いてほえる動作。 《単語家族》 包(つつむ)砲(包んだ外皮がはじけるびっくり玉)と同系。 《類義》 →吠 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 784