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【魏】 18画 鬼部  区点=8218 16進=7232 シフトJIS=E9B0 《音読み》 ギ(グ/ゲ〈wi〉 《意味》 {形}まるく盛りあがって高い。高大な。〈同義語〉→巍{名}戦国時代の国名。春秋時代の晋シンの国が、韓カン・趙チョウ・魏にわかれたもので、戦国七雄の一つ。今の河南省北部・山西省西南部の地を領した。のち、秦シンの始皇帝に滅ぼされた。前四〇三〜前二二五 {名}王朝名。(イ)三国の一つ。曹操ソウソウが、漢から魏国公に封ぜられ、その子曹丕ソウヒが、漢のあとをうけて帝位につき魏国をたてた。都を洛陽ラクヨウに置き、呉・蜀シヨクと天下を三分した。二二〇〜二六五(ロ)南北朝時代、北朝の一つ。東晋トウシンのとき、拓跋珪タクバツケイがたてた。のち東魏・西魏にわかれた。北魏。三八六〜五三四 「魏魏ギギ」とは、まるくもりあがって大きいさま。〈同義語〉巍巍。「魏魏乎其終則復始也=魏魏乎トシテソレ終ハレバスナハチ始メニ復スルナリ」〔→荘子〕 《解字》 会意兼形声。「委(やわらかく曲線をえがく)+音符鬼(まるく大きい)」。 《単語家族》 塊(まるくめだつかたまり)魁カイ(まるく大きい)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要書物 →主要人名

魏晋 ギシン🔗🔉

【魏晋】 ギシン 後漢のあとをうけた三国時代の魏と、魏のあとをうけた晋。

魏然 ギゼン🔗🔉

【魏然】 ギゼン =巍然。まるく盛りあがるさま。きわだって高いさま。自信を持って物事に心を動かされないさま。「不師知慮、不知前後、魏然而已矣=知慮ヲ師トセズ、前後ヲ知ラズ、魏然タルノミ」〔→荘子

魏観 ギカン🔗🔉

【魏闕】 ギケツ 高く大きい台形の門。宮城の門外の左右に高い台をつくり、民衆に示すために、法令文などをかけたところ。『魏観ギカン』〔→荘子朝廷のこと。

魏志 ギシ🔗🔉

【魏志】 ギシ〈書物〉→三国志サンゴクシ

魏書 ギショ🔗🔉

【魏書】 ギショ〈書物〉一一四巻。北斉ホクセイの魏収ギシュウの編。北魏の正史。二十四史の一つ。『北魏書』ともいう。

魏禧 ギキ🔗🔉

【魏禧】 ギキ〈人名〉1624〜80 明ミン末清シン初の学者。江西省寧都県の人。字アザナは冰叔ヒョウシュク・叔子、号は裕斎・勺庭。兄の際端、弟の礼とともに文章をもって知られ、寧都の三魏といわれた。著に『叔子文集』『左伝経世』などがある。

魏源 ギゲン🔗🔉

【魏源】 ギゲン〈人名〉1794〜1856 清シン代の学者。湖南省邵陽ショウヨウの人。字アザナは黙深。今文キンブン学の継承・発展につとめた。その著の『海国図志』は、海外事情を書いたものとして、幕末の日本人にも知られた。他に『聖武記』『詩古微』『老子本義』などがある。

魏収 ギシュウ🔗🔉

【魏収】 ギシュウ〈人名〉506〜72 南北朝時代、北斉ホクセイの学者。字アザナは伯起。文章が巧みで、温子昇オンシショウとならんで北朝の三才子と称せられた。『魏書』編集の中心となった。

魏相 ギショウ🔗🔉

【魏相】 ギショウ〈人名〉?〜前59 前漢の名臣。定陶(山東省)の人。字アザナは弱翁ジャクオウ、諡オクリナは憲。宣帝のとき、御史大夫ギョシタイフから丞相ジョウショウとなり、高平侯に封ぜられた。

魏徴 ギチョウ🔗🔉

【魏徴】 ギチョウ〈人名〉580〜643 唐初の名臣。曲城(山東省掖エキ県)の人。字アザナは玄成、諡オクリナは文貞。太宗に仕え、二〇〇余回におよぶ諫言カンゲンをしたという。その議論は『貞観ジョウガン政要』にみえる。『隋書ズイショ』を著した。

魏無忌 ギムキ🔗🔉

【魏無忌】 ギムキ〈人名〉→「信陵君シンリョウクン」

魏了翁 ギリョウオウ🔗🔉

【魏了翁】 ギリョウオウ〈人名〉1178〜1237 南宋ナンソウ末の学者・政治家。蒲江ホコウ(四川省)の人。字アザナは華父、号は鶴山カクザン。経学に詳しかった。著書に『九経要義』などがある。

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