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像教 ゾウキョウ🔗🔉

【像教】 ゾウキョウ〔仏〕仏教のこと。▽仏教が中国に伝わったのが像法のときであることから。

像讃 ゾウサン🔗🔉

【像賛】 ゾウサン =像讃。人物画に書きそえられた語句や文章。

増減 ゾウゲン🔗🔉

【増耗】 ゾウコウ ふえることと、減ること。ふやすことと減らすこと。『増減ゾウゲン・増損ゾウソン』

増修 ゾウシュウ🔗🔉

【増修】 ゾウシュウ 書物で、内容の足りないところをふやしてさらによくする。増訂。たて増す。さらに修養して徳を増しおさめ、いっそうりっぱにする。〔→左伝

増援 ゾウエン🔗🔉

【増援】 ゾウエン 人数をふやし助ける。

憎悪 ゾウオ🔗🔉

【憎悪】 ゾウオ にくむ。▽「悪」は、胸がむかつく意。

憎嫉 ゾウシツ🔗🔉

【憎嫉】 ゾウシツ =憎疾。にくみねたむ。そねむ。

曹司 ゾウシ🔗🔉

【曹子】 ゾウシ〔国〕へや住みの、貴族の子弟。『曹司ゾウシ』

曹司 ゾウシ🔗🔉

【曹司】 ソウシ 役所。下役人。ゾウシ〔国〕宮中の女官や官吏の詰めているへや。局ツボネ。「曹子」と同じ。昔、大学寮の教室。

曾益 ゾウエキ🔗🔉

【曾益】 ゾウエキ =増益。上に重ねて増しふやす。〔→孟子

蔵垢 ゾウコウ🔗🔉

【蔵垢】 ゾウコウ 恥をしのぶ。寛大な心で、他人の欠点や過失を許し、心におさめておくこと。

蔵室 ゾウシツ🔗🔉

【蔵室】 ゾウシツ くら。倉庫。書庫。

蔵修 ゾウシュウ🔗🔉

【蔵修】 ゾウシュウ 書物を読み学問に励むこと。▽「礼記」学記篇から。

蔵書 ゾウショ🔗🔉

【蔵書】 ゾウショ 所蔵している書物。シヨヲゾウス書物を所蔵する。

蔵経 ゾウキョウ🔗🔉

【蔵経】 ゾウキョウ〔仏〕「大蔵経」の略。仏教の経典の総称。大乗・小乗の三蔵(経・律・論)およびインド・中国の高僧のものを集めたもの。

蔵器 ゾウキ🔗🔉

【蔵器】 ゾウキ 才能をたくわえおさめる。▽「易経」繋辞伝下の「君子蔵器於身、待時而動=君子ハ器ヲ身ニ蔵シ、時ヲ待チテ動ク」から。たくわえられた器具。=臓器。内臓。

象牙 ゾウゲ🔗🔉

【象牙】 ゾウゲ 象のきば。長くて筋めがあってかたい。器具や印鑑・美術工芸品の材料として使用される。『象歯ゾウシ』

象牙之塔 ゾウゲノトウ🔗🔉

【象牙之塔】 ゾウゲノトウ 芸術至上主義をとなえる人々が、いとわしい俗世間を離れて静寂な芸術を楽しむことを皮肉っていったことば。〔国〕学者などの、現実社会から離れた研究生活を皮肉っていったことば。

象眼 ゾウガン🔗🔉

【象眼{嵌}】 ゾウガン 金属・木材などの表面に模様をきざんで、象牙ゾウゲや金銀などをはめこんだもの。印刷で、版をなおすために、鉛版の訂正すべき誤字の部分を削り除いて正しい活字をはめこむこと。

象歯焚身 ゾウシミヲタオス🔗🔉

【象歯焚身】 ゾウシミヲタオス〈故事〉象は象牙ゾウゲがあるために殺される。財物が多いために災いをこうむることのたとえ。▽「春秋左氏伝」襄公二十四年の「象有歯以焚其身=象ハ歯有リテモッテソノ身ヲ焚ス」から。

贈言 ゾウゲン🔗🔉

【贈言】 ゾウゲン・ゲンヲオクル〈故事〉ためになることばを人におくってはげます。▽「荀子」非相篇の「贈人以言、重於金石珠玉=人ニ贈ルニ言ヲモッテスレバ、金石珠玉ヨリモ重シ」から。

贈序 ゾウジョ🔗🔉

【贈序】 ゾウジョ 送別のときにおくる文章。〈類義語〉送序。

贈遺 ゾウイ🔗🔉

【贈遺】 ゾウイ 人に品物をおくる。また、その品物。

贈諡 ゾウシ🔗🔉

【贈諡】 ゾウシ 人の死後、別の称号をおくる。また、おくりな。

贓罪 ゾウザイ🔗🔉

【贓罪】 ゾウザイ 不正な手段で、財物を受け取った罪。

造士 ゾウシ🔗🔉

【造士】 ゾウシ 学問の修業が完成した人。〔→礼記すぐれた人物を養成する。漢の武帝の設けた武功爵の一。

造化 ゾウカ🔗🔉

【造化】 ゾウカ むぞうさに、物質をよせあわせて万物をつくり出す。また、自然を支配する道理。「造化万物難隠情=造化万物情ヲ隠シ難シ」〔→高啓天地。自然。〔俗〕うまいぐあい。幸運。

造次 ゾウジ🔗🔉

【造次】 ゾウジ そそくさとしてあわただしい。また、そのような場合。〔→論語とっさの間。とりあえず。「門有長者来、造次請先出=門ニ長者ノ来タル有レバ、造次ニ請ヒテ先ヅ出ヘントス」〔→李商隠

造次顛沛 ゾウジテンパイ🔗🔉

【造次顛沛】 ゾウジテンパイ とっさの場合や危険のせまった場合。わずかの間のこと。▽「論語」里仁篇の「造次必於是、顛沛必於是=造次ニモ必ズココニオイテシ、顛沛ニモ必ズココニオイテス」から。

造型 ゾウケイ🔗🔉

【造形】 ゾウケイ =造型。素材に加工して形をこしらえる。具体的な形をもった物にしあげる。「造形美術」

造作 ゾウサ🔗🔉

【造作】 ゾウサク 物をこしらえること。〔国〕家屋の建具や付属品。▽目鼻など、顔についているものにたとえることもある。ゾウサ〔国〕めんどうであること。「造作もない」もてなすこと。手間。「造作をかける」

造営 ゾウエイ🔗🔉

【造営】 ゾウエイ 宮殿や寺社などの建物をこしらえること。〈類義語〉営造。

造意 ゾウイ🔗🔉

【造意】 ゾウイ 犯罪の計画を中心になって考えること。また、その人。工夫し考案する。

造詣 ゾウケイ🔗🔉

【造詣】 ゾウケイ 学問の到達の程度。▽「造」も「詣」も、いたる。他人の家にいく。その場所にいくこと。

造言 ゾウゲン🔗🔉

【造語】 ゾウゴ 根拠のないことをいうこと。『造言ゾウゲン』〔→荘子〕「造言之刑ゾウゲンノケイ」〔→周礼ことばを組みあわせて新しいことばをつくること。また、そうしてできたことば。「造語法」

雑巾 ゾウキン🔗🔉

【雑巾】 ゾウキン〔国〕床などのふき掃除に用いる、布きれ。

雑色 ゾウシキ🔗🔉

【雑色】 ザッショク いろいろな色がまじった色。どれい。ザッシキ いろいろな種類。〔仏〕仏の説法のときなどに喜びのしるしとして天から降るという白い花。曼陀羅華マンダラゲ。ゾウシキ〔国〕昔、蔵人所クロウドドコロ、院の御所などに仕えた無位の役人。雑役に従事する下男。

雑芸 ゾウゲイ🔗🔉

【雑芸】 ゾウゲイ・ザツゲイ いろいろな技法。ゾウゲイ〔国〕平安時代末期から行われた歌謡や演芸のこと。

雑話 ゾウゴン🔗🔉

【雑言】 ザツゲン とりとめのないいろいろな話。よもやま話。『雑談ザツダン・雑話ザツワ』「相見無雑言、但道桑麻長=アヒ見テ雑言無ク、タダ道フ桑麻長ビタリト」〔→陶潜詩で、一句の字数の定まっていないもの。ゾウゴン〔国〕さまざまな悪口。「悪口雑言」

雑作 ゾウサ🔗🔉

【雑作】 ザッサク いろいろな仕事。いろいろな仕事をする。ゾウサク〔国〕家をたてること。建物の内部の、こまごました設備や装飾品。顔かたちをつくりあげている目・鼻・口・まゆなどのぐあい。〈同義語〉造作。ゾウサ〔国〕もてなし。てま。めんどう。〈同義語〉造作。

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