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広辞苑の検索結果 (6)

せめ‐て【攻め手】🔗🔉

せめ‐て攻め手】 ①攻めかかる人。攻める方の側。 ②攻めの手段。攻撃方法。

せめ‐て【責め手】🔗🔉

せめ‐て責め手】 ①責めなじる人。 ②責める方の側。

せめ‐て🔗🔉

せめ‐て 〔副〕 (動詞「責む」の連用形に接続助詞「て」が付いてできた語) ①しいて。むりに。たって。宇津保物語俊蔭「はづかしくいみじけれど、―のたまへば」 ②はなはだしく。非常に。枕草子248「―恐ろしきもの」 ③せいぜい。たかだか。太平記20「鹿を狩り鷹を使ふことは、―世俗のわざなれば」 ④十分ではないが。やむを得なければこれだけでも。謡曲、小袖曾我「うたてや―今一目」。「―もう1日ありさえすれば」 ⇒せめて‐の‐こと【せめての事】 ⇒せめて‐は ⇒せめて‐も

せめて‐の‐こと【せめての事】🔗🔉

せめて‐の‐ことせめての事】 思うようにはゆかないが、やむを得なければ、これだけでもと願うこと。どうにかましなこと。せめてものこと。 ⇒せめ‐て

せめて‐は🔗🔉

せめて‐は 〔副〕 十分ではないが。やむを得なければ。堤中納言物語「ただの衵あこめ・衾ふすま、―ならば、布の破襖やれあおにても」 ⇒せめ‐て

せめて‐も🔗🔉

せめて‐も 最小限に望んで。せいぜい。「無事に帰ったのが―だ」「―の救い」 ⇒せめ‐て

大辞林の検索結果 (8)

せめ-て【攻(め)手】🔗🔉

せめ-て [3] 【攻(め)手】 (1)攻めかかる人。攻める側の人。攻撃側。 ⇔防ぎ手 (2)攻める方法・手段。

せめ-て🔗🔉

せめ-て [1] (副) □一□それで満足というわけではないが,最小限これだけでもという話し手の気持ちを表す。少なくとも。「―姿だけでも見たいものだ」「―入賞くらいはしたい」 □二□ (1)しいて。痛切に。「いと―恋しき時は/古今(恋二)」 (2)しきりに。また,熱心に。「人やあるともおぼしたらで,―弾き給ふを/大鏡(昔物語)」 (3)なおも続けて。「世の中いとわづらはしく,はしたなき事のみまされば,―知らず顔にあり経ても/源氏(須磨)」 (4)非常に。たいへん。「このことの―あはれに悲しう侍りしかば/大鏡(時平)」 (5)せいぜい。たかだか。「鹿を狩り,鷹を使ふことは,―世俗のわざなれば,言ふに足らず/太平記 20」 〔動詞「責める」の連用形に助詞「て」の付いた語。本来相手に心理的に詰め寄るさま,対象が自分の心に迫るさまを表し□二□(1)(2)が原義。のち程度を表す用法□二□(4)でも用いられ,希望の表現を伴って□一□の用法が生じた〕

せめて-の🔗🔉

せめて-の (連語) (1)不十分ながら。最低限の。「―救い」 (2)切実な。「―思ひのあまりにや/平家 10」

せめて-は🔗🔉

せめて-は (副) 「せめて」を強めていう語形。「ただ理をまげてのせ給へ,―九国の地まで/平家 3」

せめて-も🔗🔉

せめて-も (副) 「せめて」を強めて言う語。現代では多く「せめてもの」の形で用いる。

せめて-もの🔗🔉

せめて-もの (連語) 最小限の。「けが人が出なかったのが―救いだ」

せめて【攻め手】(和英)🔗🔉

せめて【攻め手】 an assailant (人);an offensive move (手段).

せめて(和英)🔗🔉

せめて at least (少くとも);at most (多くても);at best (せいぜい).

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