複数辞典一括検索+![]()
![]()
広辞苑の検索結果 (12)
メサ【mesa スペイン】🔗⭐🔉
メサ【mesa スペイン】
(卓・台の意)頂上が平坦で、周囲が急傾斜した卓状地形。すなわち、台地が浸食作用を受けて、抵抗の強い水平な地層が下の抵抗の弱い地層の上にのったもの。香川県屋島などがその例。
メサイア【Messiah】🔗⭐🔉
メサイア【Messiah】
①⇒メシア。
②ヘンデル作曲のオラトリオ。1741年作曲、翌年ダブリンで初演。キリストの降誕・受難・復活の3部53章から成る。曲中の「ハレルヤ‐コーラス」が有名。
ヘンデル
提供:Lebrecht Music & Arts/APL
め‐さき【目前・目先】🔗⭐🔉
め‐さき【目前・目先】
①目の前。眼前。「―にちらつく」
②その場。当座。「―の利益」
③ちょっとした先の見通し。
⇒目前が利く
⇒目前を変える
○目前が利くめさきがきく
ちょっとした先の見通しがよく利く。「―商売人」
⇒め‐さき【目前・目先】
○目前を変えるめさきをかえる
人を引きつけ飽きさせないために、その場その場の趣向をかえて変化させる。
⇒め‐さき【目前・目先】
○目前が利くめさきがきく🔗⭐🔉
○目前が利くめさきがきく
ちょっとした先の見通しがよく利く。「―商売人」
⇒め‐さき【目前・目先】
○目前を変えるめさきをかえる🔗⭐🔉
○目前を変えるめさきをかえる
人を引きつけ飽きさせないために、その場その場の趣向をかえて変化させる。
⇒め‐さき【目前・目先】
め‐さ・く【黥く】
〔他四〕
顔に入墨をする。入墨の刑に処する。履中紀「墨ひたいきざむつみに科おおすと…黥めさききざむ」
めさ・ぐ【召上ぐ】
〔他下二〕
(メシアグの約)召還する。万葉集5「春さらば奈良の都に―・げ給はね」
め‐ざし【目刺し】
①子供の額髪の末が額に垂れ下がり目を刺すほどの長さのもの。また、その年頃の幼童の称。古今和歌集東歌「磯菜摘む―濡らすな沖に折れ波」
目刺し
②鰯いわし・鯷ひしこなどに塩をふり、数尾ずつ竹や藁わらで目の所を刺し連ねて乾した食品。〈[季]春〉
⇒めざし‐かご【目刺籠】
め‐ざし【目差し・目指し】
①めざすこと。めざす所。めあて。
②目つき。まなざし。尾崎紅葉、多情多恨「老人の見張つて居る―が無気味に感じられる」
め‐ざし【芽挿し】
挿木法の一つ。一芽だけ付けた短い枝の反対側の皮をはぎ、芽の方を上側に土中に浅く埋めて新しい苗木を得る法。多くブドウに利用。
めざし‐かご【目刺籠】
漁夫が、採取した貝などを入れる籠。
⇒め‐ざし【目刺し】
め‐ざ・す【目差す・目指す】
〔他五〕
①めあてとしてその方を見る。太平記3「―・すとも知らざる暗き夜に」
②目標とする。めがける。ねらう。「北極点を―・す」「政治家を―・す」
め‐ざ・す【芽差す】
〔自五〕
芽が萌え出る。芽ぐむ。芽立つ。
め‐ざと【目敏】
めざといこと。枕草子151「―に見付けて」
め‐ざと・い【目敏い・目聡い】
〔形〕[文]めざと・し(ク)
①見つけることが早い。目早い。「―・く見つける」
②目がさめやすい。「年をとると―・くなる」
メサビ【Mesabi】
アメリカ合衆国北部、ミネソタ州北東部の低平な山地。鉄鉱石の露天掘りで有名。
め‐ざまし【目覚し】
①目をさますこと。また、目をさますたよりとなるもの。「―にコーヒーを飲む」
②目覚し時計の略。
③子供の目覚めた時に与える菓子など。おめざ。
⇒めざまし‐ぐさ【目覚し草】
⇒めざまし‐どけい【目覚し時計】
めざまし・い【目覚しい】
〔形〕[文]めざま・し(シク)
(動詞メザムの形容詞形)
①目の覚めるようにすばらしい。驚くほどだ。源氏物語若菜下「―・しき女の宿世かな」。源氏物語夕顔「うちとけたらぬもてなし、髪のさがりば―・しくもと見給ふ」。「―・い進歩」
②目の覚めるような思いがするほど、心外である。気にいらない。憎い。源氏物語桐壺「思ひ上り給へる御方々、―・しき者におとしめそねみ給ふ」。義経記1「平家の繁昌しけるを見て―・しく思ひける」
めざまし‐が・る【目覚しがる】
〔他四〕
心外に思う。憎らしがる。源氏物語初音「南のおとどにはまして―・る人々あり」
めさましぐさ【めさまし草・目不酔草】
文学雑誌。1896年(明治29)1月、森鴎外・幸田露伴・斎藤緑雨が「しがらみ草紙」の後をついで創刊。合評による文芸評論を主として当時の評壇に君臨。1902年廃刊。
めざまし‐ぐさ【目覚し草】
①目をさまさせるもの。目をさますたよりとなるもの。万葉集12「あかときの―とこれをだに見つついまして我をしのはせ」
②煙草の異称。
③茶の異称。
④松の異称。
⑤荻おぎの異称。
⇒め‐ざまし【目覚し】
めさまし‐しんぶん【めさまし新聞】
1884年(明治17)星亨とおるが自由党機関紙として発刊した「自由灯じゆうのともしび」を86年「灯新聞」、さらに翌年に改題した新聞。88年村山竜平が買収、「東京朝日新聞」と改題。
めざまし‐どけい【目覚し時計】
予定の時刻に鳴る装置の時計。
⇒め‐ざまし【目覚し】
め‐ざま・す【目覚す】
〔他五〕
①目ざめるようにする。
②呼びおこす。
め‐ざめ【目覚め】
①眠りから覚めること。また、その時。「―が気持よい」
②心の迷いが去って本心に立ちかえること。「良心の―」
③自覚すること。ひそんでいた本能・知能などがはたらき始めること。「性の―」
め‐ざ・める【目覚める・目醒める】
〔自下一〕[文]めざ・む(下二)
①眠りから覚める。源氏物語末摘花「命婦はいかならむと、―・めて聞き臥せりけれど」。「夜中にふと―・める」
②驚く。あきれる。源氏物語若菜上「みだりがはしき事のさすがに―・めて」
③心の迷いが去る。本心に返る。「真理に―・める」
④ひそんでいた本能・知能などがはたらき出す。「母性に―・める」
めさ・る【召さる】
〔他下二〕
⇒めされる(下一)
め‐ざる【目笊】
目の粗いざる。
めさ・れる【召される】
〔他下一〕[文]めさ・る(下二)
①なさる。あそばす。おあん物語「好み事―・れる」
②(他の動詞の連用形に付いて)…なさる。雑兵物語「お歴々の侍衆は…腰当を以て刀を引付―・るる」
め‐ざわり【目障り】‥ザハリ
①ものを見るのに邪魔になること。また、そのもの。「―な木」
②見て不愉快に感ずること。また、そのもの。「―な男」
めし【召し・徴】
①貴人が呼び出すこと。また、貴人が物などを請求すること。おめし。三蔵法師伝延久点「其の徴メシに来れる者、皆一芸の士なり」
②招待。
めし【飯】
(「召す」から)
①穀類、特に米を炊いたもの。ごはん。いい。謡曲、鉢木「おりふしこれに粟の―の候」
②毎日、時を定めてする食事。ごはん。「三度の―より好き」「―にしてくれ」
⇒飯饐える
⇒飯の食い上げ
めじ
関東で、マグロの30〜60センチメートルくらいの幼魚をいう。晩春のものが美味。メジマグロ。〈[季]春〉
め‐じ【目地】‥ヂ
石や煉瓦を積む場合またはタイルを張る時にできるつぎめ。また、建築部材の接合端に生ずる線状の部分。仕上げを施したのを化粧目地、石積みの時に石を密接させ間隙のないのを盲目地という。
め‐じ【目路】‥ヂ
目で見通せる範囲。眼界。和泉式部集「眺むれど―にも霧の立ちぬれば」。「―に入る」
メシア【Messiah; Messias】
(もとヘブライ語で「油を注がれた者」の意)
①古代ユダヤ人が待ち望んだ救い主。「キリスト」はそのギリシア語訳。→キリスト。
②キリスト教で、イエスが救い主たることを表す尊称。メサイア。
めしあがり‐もの【召上り物】
貴人の食物を敬っていう語。
めし‐あが・る【召し上がる】
〔他五〕
「飲む」「食う」の尊敬語。「遠慮なく―・って下さい」
めし‐あ・げる【召し上げる】
〔他下一〕[文]めしあ・ぐ(下二)
①目下の者を呼び出す。召し出す。
②官府が所有物を没収する。取り上げる。
めし‐あわ・す【召し合す】‥アハス
〔他下二〕
目下の者を呼び出して対決させる。
めし‐あわせ【召合せ】‥アハセ
①「相撲すまいの節せち」参照。
②〔建〕(「目仕合せ」の転)2枚立ての扉または障子などの出合うこと。また、そのように作った部分。太平記35「中務少輔は余りに腹を立て貫つらぬきはきながら―の内へ走り入つて屏風障子を踏み破り」
メシアン【Olivier Messiaen】
フランスの作曲家・オルガン奏者。カトリック神秘主義に立ち、インドのリズム、独自の旋法、鳥の歌などの素材を駆使。「トゥランガリラ交響曲」、ピアノ曲「みどり児イエスに注ぐ20の眼差し」「鳥の目覚め」など。(1908〜1992)
メジアン【median】
〔数〕(→)中央値。
め‐しい【盲】メシヒ
(「目癈めしい」の意)視力を失っていること。また、その人。〈倭名類聚鈔3〉
めし‐い・ず【召し出づ】‥イヅ
〔他下二〕
(→)「めしいだす」に同じ。
めし‐いだ・す【召し出す】
〔他五〕
①目下の者を呼び出す。
②召して官職・禄などを授ける。
めし‐い・れる【召し入れる】
〔他下一〕[文]めしい・る(下二)
目下の者を内へ招き入れる。
めし‐うた【召歌】
歌会始うたかいはじめに召される歌。
めし‐うど【囚人】
(メシビトの音便)捕らえられて獄につながれている人。しゅうじん。
めし‐うど【召人】
(古くは清音。メシヒトの音便)
①舞楽奉仕のために召し出された人。天徳歌合「―は左右の壺前栽に候ふ」
②㋐和歌所の寄人よりうどの異称。
㋑歌会始うたかいはじめで、特に依頼されて召歌を詠む人。
③側に召し使う女。侍妾。蜻蛉日記中「小野の宮のおとどの御―ども」
めし‐うま【召馬】
貴人が乗る馬。
メシエ【Charles Messier】
フランスの天文学者。十数個の新彗星を発見。103の星雲・星団などのカタログを作成。メシエの星表番号は現在も使われる。(1730〜1817)
メシェッド【Meshed】
イラン北東部、フラサーン州の州都。商業都市。イスラム教シーア派の第8代イマーム、レザーの墓廟がある聖地で神学の中心。人口207万(2003)。正称マシュハド。
めし‐おおせ【召仰せ】‥オホセ
①人を召して命令を下すこと。
②特に除目じもく・行幸などの公事の前に、関係の役人を召して供奉を命ずること。
めし‐お・く【召し置く】
〔他五〕
①取りよせ、または呼びよせてお側に置く。
②召し捕らえて留めておく。
めし‐おろし【召下ろし】
目上の者から目下の者に下げ与える着古しの衣類。武道伝来記「御懇意にあづかり、折々の衣類まで―を給はり」
めじか
①マグロの幼魚。めじ。(物類称呼)
②関西でソウダガツオのことをいう。
め‐じか【牝鹿】
めすの鹿。
めし‐かえ【召替え】‥カヘ
召し替えること。特に、貴人が着替えること。また、その用に供するもの。「お―」
めし‐かえ・す【召し返す】‥カヘス
〔他四〕
目下の者を呼び返す。
めし‐か・える【召し替える】‥カヘル
〔他下一〕[文]めしか・ふ(下二)
貴人が乗物または衣服などをとりかえる。
めし‐かか・える【召し抱える】‥カカヘル
〔他下一〕[文]めしかか・ふ(下二)
召し出して家来とする。雇う。「運転手を―・える」
めし‐がま【飯釜】
飯を炊く釜。飯炊き釜。
めし‐ぐ【召具】
召し連れること。伴うこと。また、その人。
めし‐ぐ・す【召し具す】
〔他サ変〕
目下の者を連れて行く。召し連れる。
めし‐ごえ【召声】‥ゴヱ
朝廷で内弁ないべんが官人を呼ぶ声。
めし‐こ・む【召し籠む】
〔他下二〕
召し寄せてとじこめる。おしこめる。閉門させる。源氏物語紅梅「やがてこなたにをと―・めつれば」
めし‐こめ【召籠め】
召し籠めること。おしこめること。閉門。宇治拾遺物語11「―は許ゆりてけるとか」
めし‐ごり【飯行李】
(メシゴウリとも)弁当の飯をつめる小さな行李こうり。
めし‐じぶん【飯時分】
食事をする時刻。飯時めしどき。
めし‐じゃくし【飯杓子】
飯を盛るのに用いる杓子。頭部は扁平な楕円形で少し凹んでいる。しゃもじ。いいがい。
めし‐じょう【召状】‥ジヤウ
召喚状。召文めしぶみ。
②鰯いわし・鯷ひしこなどに塩をふり、数尾ずつ竹や藁わらで目の所を刺し連ねて乾した食品。〈[季]春〉
⇒めざし‐かご【目刺籠】
め‐ざし【目差し・目指し】
①めざすこと。めざす所。めあて。
②目つき。まなざし。尾崎紅葉、多情多恨「老人の見張つて居る―が無気味に感じられる」
め‐ざし【芽挿し】
挿木法の一つ。一芽だけ付けた短い枝の反対側の皮をはぎ、芽の方を上側に土中に浅く埋めて新しい苗木を得る法。多くブドウに利用。
めざし‐かご【目刺籠】
漁夫が、採取した貝などを入れる籠。
⇒め‐ざし【目刺し】
め‐ざ・す【目差す・目指す】
〔他五〕
①めあてとしてその方を見る。太平記3「―・すとも知らざる暗き夜に」
②目標とする。めがける。ねらう。「北極点を―・す」「政治家を―・す」
め‐ざ・す【芽差す】
〔自五〕
芽が萌え出る。芽ぐむ。芽立つ。
め‐ざと【目敏】
めざといこと。枕草子151「―に見付けて」
め‐ざと・い【目敏い・目聡い】
〔形〕[文]めざと・し(ク)
①見つけることが早い。目早い。「―・く見つける」
②目がさめやすい。「年をとると―・くなる」
メサビ【Mesabi】
アメリカ合衆国北部、ミネソタ州北東部の低平な山地。鉄鉱石の露天掘りで有名。
め‐ざまし【目覚し】
①目をさますこと。また、目をさますたよりとなるもの。「―にコーヒーを飲む」
②目覚し時計の略。
③子供の目覚めた時に与える菓子など。おめざ。
⇒めざまし‐ぐさ【目覚し草】
⇒めざまし‐どけい【目覚し時計】
めざまし・い【目覚しい】
〔形〕[文]めざま・し(シク)
(動詞メザムの形容詞形)
①目の覚めるようにすばらしい。驚くほどだ。源氏物語若菜下「―・しき女の宿世かな」。源氏物語夕顔「うちとけたらぬもてなし、髪のさがりば―・しくもと見給ふ」。「―・い進歩」
②目の覚めるような思いがするほど、心外である。気にいらない。憎い。源氏物語桐壺「思ひ上り給へる御方々、―・しき者におとしめそねみ給ふ」。義経記1「平家の繁昌しけるを見て―・しく思ひける」
めざまし‐が・る【目覚しがる】
〔他四〕
心外に思う。憎らしがる。源氏物語初音「南のおとどにはまして―・る人々あり」
めさましぐさ【めさまし草・目不酔草】
文学雑誌。1896年(明治29)1月、森鴎外・幸田露伴・斎藤緑雨が「しがらみ草紙」の後をついで創刊。合評による文芸評論を主として当時の評壇に君臨。1902年廃刊。
めざまし‐ぐさ【目覚し草】
①目をさまさせるもの。目をさますたよりとなるもの。万葉集12「あかときの―とこれをだに見つついまして我をしのはせ」
②煙草の異称。
③茶の異称。
④松の異称。
⑤荻おぎの異称。
⇒め‐ざまし【目覚し】
めさまし‐しんぶん【めさまし新聞】
1884年(明治17)星亨とおるが自由党機関紙として発刊した「自由灯じゆうのともしび」を86年「灯新聞」、さらに翌年に改題した新聞。88年村山竜平が買収、「東京朝日新聞」と改題。
めざまし‐どけい【目覚し時計】
予定の時刻に鳴る装置の時計。
⇒め‐ざまし【目覚し】
め‐ざま・す【目覚す】
〔他五〕
①目ざめるようにする。
②呼びおこす。
め‐ざめ【目覚め】
①眠りから覚めること。また、その時。「―が気持よい」
②心の迷いが去って本心に立ちかえること。「良心の―」
③自覚すること。ひそんでいた本能・知能などがはたらき始めること。「性の―」
め‐ざ・める【目覚める・目醒める】
〔自下一〕[文]めざ・む(下二)
①眠りから覚める。源氏物語末摘花「命婦はいかならむと、―・めて聞き臥せりけれど」。「夜中にふと―・める」
②驚く。あきれる。源氏物語若菜上「みだりがはしき事のさすがに―・めて」
③心の迷いが去る。本心に返る。「真理に―・める」
④ひそんでいた本能・知能などがはたらき出す。「母性に―・める」
めさ・る【召さる】
〔他下二〕
⇒めされる(下一)
め‐ざる【目笊】
目の粗いざる。
めさ・れる【召される】
〔他下一〕[文]めさ・る(下二)
①なさる。あそばす。おあん物語「好み事―・れる」
②(他の動詞の連用形に付いて)…なさる。雑兵物語「お歴々の侍衆は…腰当を以て刀を引付―・るる」
め‐ざわり【目障り】‥ザハリ
①ものを見るのに邪魔になること。また、そのもの。「―な木」
②見て不愉快に感ずること。また、そのもの。「―な男」
めし【召し・徴】
①貴人が呼び出すこと。また、貴人が物などを請求すること。おめし。三蔵法師伝延久点「其の徴メシに来れる者、皆一芸の士なり」
②招待。
めし【飯】
(「召す」から)
①穀類、特に米を炊いたもの。ごはん。いい。謡曲、鉢木「おりふしこれに粟の―の候」
②毎日、時を定めてする食事。ごはん。「三度の―より好き」「―にしてくれ」
⇒飯饐える
⇒飯の食い上げ
めじ
関東で、マグロの30〜60センチメートルくらいの幼魚をいう。晩春のものが美味。メジマグロ。〈[季]春〉
め‐じ【目地】‥ヂ
石や煉瓦を積む場合またはタイルを張る時にできるつぎめ。また、建築部材の接合端に生ずる線状の部分。仕上げを施したのを化粧目地、石積みの時に石を密接させ間隙のないのを盲目地という。
め‐じ【目路】‥ヂ
目で見通せる範囲。眼界。和泉式部集「眺むれど―にも霧の立ちぬれば」。「―に入る」
メシア【Messiah; Messias】
(もとヘブライ語で「油を注がれた者」の意)
①古代ユダヤ人が待ち望んだ救い主。「キリスト」はそのギリシア語訳。→キリスト。
②キリスト教で、イエスが救い主たることを表す尊称。メサイア。
めしあがり‐もの【召上り物】
貴人の食物を敬っていう語。
めし‐あが・る【召し上がる】
〔他五〕
「飲む」「食う」の尊敬語。「遠慮なく―・って下さい」
めし‐あ・げる【召し上げる】
〔他下一〕[文]めしあ・ぐ(下二)
①目下の者を呼び出す。召し出す。
②官府が所有物を没収する。取り上げる。
めし‐あわ・す【召し合す】‥アハス
〔他下二〕
目下の者を呼び出して対決させる。
めし‐あわせ【召合せ】‥アハセ
①「相撲すまいの節せち」参照。
②〔建〕(「目仕合せ」の転)2枚立ての扉または障子などの出合うこと。また、そのように作った部分。太平記35「中務少輔は余りに腹を立て貫つらぬきはきながら―の内へ走り入つて屏風障子を踏み破り」
メシアン【Olivier Messiaen】
フランスの作曲家・オルガン奏者。カトリック神秘主義に立ち、インドのリズム、独自の旋法、鳥の歌などの素材を駆使。「トゥランガリラ交響曲」、ピアノ曲「みどり児イエスに注ぐ20の眼差し」「鳥の目覚め」など。(1908〜1992)
メジアン【median】
〔数〕(→)中央値。
め‐しい【盲】メシヒ
(「目癈めしい」の意)視力を失っていること。また、その人。〈倭名類聚鈔3〉
めし‐い・ず【召し出づ】‥イヅ
〔他下二〕
(→)「めしいだす」に同じ。
めし‐いだ・す【召し出す】
〔他五〕
①目下の者を呼び出す。
②召して官職・禄などを授ける。
めし‐い・れる【召し入れる】
〔他下一〕[文]めしい・る(下二)
目下の者を内へ招き入れる。
めし‐うた【召歌】
歌会始うたかいはじめに召される歌。
めし‐うど【囚人】
(メシビトの音便)捕らえられて獄につながれている人。しゅうじん。
めし‐うど【召人】
(古くは清音。メシヒトの音便)
①舞楽奉仕のために召し出された人。天徳歌合「―は左右の壺前栽に候ふ」
②㋐和歌所の寄人よりうどの異称。
㋑歌会始うたかいはじめで、特に依頼されて召歌を詠む人。
③側に召し使う女。侍妾。蜻蛉日記中「小野の宮のおとどの御―ども」
めし‐うま【召馬】
貴人が乗る馬。
メシエ【Charles Messier】
フランスの天文学者。十数個の新彗星を発見。103の星雲・星団などのカタログを作成。メシエの星表番号は現在も使われる。(1730〜1817)
メシェッド【Meshed】
イラン北東部、フラサーン州の州都。商業都市。イスラム教シーア派の第8代イマーム、レザーの墓廟がある聖地で神学の中心。人口207万(2003)。正称マシュハド。
めし‐おおせ【召仰せ】‥オホセ
①人を召して命令を下すこと。
②特に除目じもく・行幸などの公事の前に、関係の役人を召して供奉を命ずること。
めし‐お・く【召し置く】
〔他五〕
①取りよせ、または呼びよせてお側に置く。
②召し捕らえて留めておく。
めし‐おろし【召下ろし】
目上の者から目下の者に下げ与える着古しの衣類。武道伝来記「御懇意にあづかり、折々の衣類まで―を給はり」
めじか
①マグロの幼魚。めじ。(物類称呼)
②関西でソウダガツオのことをいう。
め‐じか【牝鹿】
めすの鹿。
めし‐かえ【召替え】‥カヘ
召し替えること。特に、貴人が着替えること。また、その用に供するもの。「お―」
めし‐かえ・す【召し返す】‥カヘス
〔他四〕
目下の者を呼び返す。
めし‐か・える【召し替える】‥カヘル
〔他下一〕[文]めしか・ふ(下二)
貴人が乗物または衣服などをとりかえる。
めし‐かか・える【召し抱える】‥カカヘル
〔他下一〕[文]めしかか・ふ(下二)
召し出して家来とする。雇う。「運転手を―・える」
めし‐がま【飯釜】
飯を炊く釜。飯炊き釜。
めし‐ぐ【召具】
召し連れること。伴うこと。また、その人。
めし‐ぐ・す【召し具す】
〔他サ変〕
目下の者を連れて行く。召し連れる。
めし‐ごえ【召声】‥ゴヱ
朝廷で内弁ないべんが官人を呼ぶ声。
めし‐こ・む【召し籠む】
〔他下二〕
召し寄せてとじこめる。おしこめる。閉門させる。源氏物語紅梅「やがてこなたにをと―・めつれば」
めし‐こめ【召籠め】
召し籠めること。おしこめること。閉門。宇治拾遺物語11「―は許ゆりてけるとか」
めし‐ごり【飯行李】
(メシゴウリとも)弁当の飯をつめる小さな行李こうり。
めし‐じぶん【飯時分】
食事をする時刻。飯時めしどき。
めし‐じゃくし【飯杓子】
飯を盛るのに用いる杓子。頭部は扁平な楕円形で少し凹んでいる。しゃもじ。いいがい。
めし‐じょう【召状】‥ジヤウ
召喚状。召文めしぶみ。
め‐さ・く【黥く】🔗⭐🔉
め‐さ・く【黥く】
〔他四〕
顔に入墨をする。入墨の刑に処する。履中紀「墨ひたいきざむつみに科おおすと…黥めさききざむ」
めさ・ぐ【召上ぐ】🔗⭐🔉
めさ・ぐ【召上ぐ】
〔他下二〕
(メシアグの約)召還する。万葉集5「春さらば奈良の都に―・げ給はね」
メサビ【Mesabi】🔗⭐🔉
メサビ【Mesabi】
アメリカ合衆国北部、ミネソタ州北東部の低平な山地。鉄鉱石の露天掘りで有名。
めさましぐさ【めさまし草・目不酔草】🔗⭐🔉
めさましぐさ【めさまし草・目不酔草】
文学雑誌。1896年(明治29)1月、森鴎外・幸田露伴・斎藤緑雨が「しがらみ草紙」の後をついで創刊。合評による文芸評論を主として当時の評壇に君臨。1902年廃刊。
めさまし‐しんぶん【めさまし新聞】🔗⭐🔉
めさまし‐しんぶん【めさまし新聞】
1884年(明治17)星亨とおるが自由党機関紙として発刊した「自由灯じゆうのともしび」を86年「灯新聞」、さらに翌年に改題した新聞。88年村山竜平が買収、「東京朝日新聞」と改題。
めさ・れる【召される】🔗⭐🔉
めさ・れる【召される】
〔他下一〕[文]めさ・る(下二)
①なさる。あそばす。おあん物語「好み事―・れる」
②(他の動詞の連用形に付いて)…なさる。雑兵物語「お歴々の侍衆は…腰当を以て刀を引付―・るる」
大辞林の検索結果 (10)
メサ
mesa
🔗⭐🔉
メサ [1]
mesa
〔元来スペイン語で「卓」「台」の意〕
周囲またはその一部を急崖で囲まれた平坦な頂のテーブル状地形。硬岩層の一部が浸食に抵抗して残り,下の地層を保護してできたもの。香川県の屋島がこの例。
mesa
〔元来スペイン語で「卓」「台」の意〕
周囲またはその一部を急崖で囲まれた平坦な頂のテーブル状地形。硬岩層の一部が浸食に抵抗して残り,下の地層を保護してできたもの。香川県の屋島がこの例。
メサイア
Messiah
🔗⭐🔉
メサイア
Messiah
(1) [2]
メシアに同じ。
(2)ヘンデル作曲のオラトリオ。三部五四曲。1742年初演。歌詞は聖書からとられ,英語で歌われる。合唱が効果的に用いられ,劇的迫力に富んだ宗教音楽中の傑作。有名な「ハレルヤ-コーラス」のほか,アリアにも名曲が多い。
Messiah
(1) [2]
メシアに同じ。
(2)ヘンデル作曲のオラトリオ。三部五四曲。1742年初演。歌詞は聖書からとられ,英語で歌われる。合唱が効果的に用いられ,劇的迫力に富んだ宗教音楽中の傑作。有名な「ハレルヤ-コーラス」のほか,アリアにも名曲が多い。
め-さき【目先・目前】🔗⭐🔉
め-さき [3][0] 【目先・目前】
(1)目の前。「子供の顔が―にちらつく」
(2)その場のこと。当座。「―の利益を追う」
(3)ごく近い将来。先の見通し。「―が見えない」
め-さ・く【黥く】🔗⭐🔉
め-さ・く 【黥く】 (動カ四)
〔「目割(サ)く」の意〕
目のまわりに入墨(イレズミ)をする。「ひたひきざむ罪を科して即日(ソノヒ)―・ききざましむ/日本書紀(履中訓)」
めさ・ぐ🔗⭐🔉
めさ・ぐ (動ガ下二)
〔「召し上ぐ」の転〕
召し上げる。「春さらば奈良の都に―・げたまはね/万葉 882」
めさましぐさ【めさまし草】🔗⭐🔉
めさましぐさ 【めさまし草】
文芸雑誌。1896年(明治29)創刊,1902年廃刊。通巻五六冊。森鴎外・幸田露伴・斎藤緑雨により「しからみ草紙」のあとを継いで発刊。「三人冗語」「雲中語」などの合評形式による文芸批評が特色。
めさまししんぶん【めさまし新聞】🔗⭐🔉
めさまししんぶん 【めさまし新聞】
日刊新聞。星亨(トオル)が発行した絵入り新聞「灯新聞」を1887年(明治20)に改題したもの。翌年7月,村山竜平が譲り受け,「東京朝日新聞」と改題。
めさ・る【召さる】🔗⭐🔉
めさ・る 【召さる】
■一■ (動ラ四)
〔下二段活用動詞「召さる」の四段化したもの。近世語〕
(1)「召される{(1)}」に同じ。「おお,よい仕事―・つたの/浄瑠璃・用明天皇」
(2)(補助動詞)
「召される{(2)}」に同じ。「孫十次郎は城に残つてゐ―・るか/浄瑠璃・太功記」
■二■ (動ラ下二)
⇒めされる
めさ・れる【召される】🔗⭐🔉
めさ・れる [3] 【召される】 (動ラ下一)[文]ラ下二 めさ・る
(1)「する」の尊敬語。なさる。めさる。「コノゴロメウトイサカイ(=夫婦諍)ヲ―・レタニヨッテ/天草本伊曾保」
(2)(補助動詞)
動詞の連用形に付いて,尊敬の意を添える。…なさる。「源之介おとなしうござるよ。追付け殿の御用に立ち―・れう/浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡(中)」
広辞苑+大辞林に「めさ」で始まるの検索結果。