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広辞苑の検索結果 (17)
おもと【万年青】🔗⭐🔉
おもと【万年青】
(烏木毒(中国音wu-mu-tu)からか)ユリ科の多年草。西日本山地の陰地に自生。葉は根茎から叢生し、30センチメートルに及び、革質常緑。夏、葉間から花茎を出し、穂状に緑黄色の細花をつけ、のち赤色の液果を結ぶ。斑入ふいりなど園芸品種が多い。「万年青の実」は〈[季]秋〉。
まん‐ねん【万年】🔗⭐🔉
まん‐ねん【万年】
①万の年。非常に長い年月。「鶴は千年、亀は―」
②ある語に冠して、「いつまでも変わらない」「長くつづく」などの意を表す語。「―青年」
⇒まんねん‐がみ【万年紙】
⇒まんねん‐ぐさ【万年草】
⇒まんねん‐ごよみ【万年暦】
⇒まんねん‐しんぞ【万年新造】
⇒まんねん‐ず【万年酢】
⇒まんねん‐すぎ【万年杉】
⇒まんねん‐せい【万年青】
⇒まんねん‐たけ【万年茸】
⇒まんねん‐つうほう【万年通宝】
⇒まんねん‐どこ【万年床】
⇒まんねん‐ひつ【万年筆】
⇒まんねん‐ふで【万年筆】
⇒まんねん‐べい【万年塀】
⇒まんねん‐むすめ【万年娘】
⇒まんねん‐ゆき【万年雪】
まんねん‐がみ【万年紙】🔗⭐🔉
まんねん‐がみ【万年紙】
厚紙に漆を塗った紙。墨で文字などを書いた後、湿った布で拭い去れば何回でも使えるもの。まんねんし。
⇒まん‐ねん【万年】
まんねん‐ぐさ【万年草】🔗⭐🔉
まんねん‐ぐさ【万年草】
①ベンケイソウ科の多年草。山地に群生し、高さ20センチメートル、全体多肉。葉は線形で3葉が輪生。初夏、茎上に黄色、5弁の小花を散房状に密生。オノマンネングサ。イチゲソウ。タカノツメ。
マンネングサ
撮影:関戸 勇
②メノマンネングサの別称。
⇒まん‐ねん【万年】
②メノマンネングサの別称。
⇒まん‐ねん【万年】
まんねん‐ごよみ【万年暦】🔗⭐🔉
まんねん‐ごよみ【万年暦】
(1年だけの用に終わらない暦の意)暦日について、開運・相性などを記し集めた書。雑書。日本永代蔵5「―の合ふも不思議」
⇒まん‐ねん【万年】
まんねん‐しんぞ【万年新造】🔗⭐🔉
まんねん‐しんぞ【万年新造】
いつまでも変わらない若々しい婦人。万年娘。まんねんしんぞう。人情本、春色辰巳園「―といはれたる花の盛りも永くは保たず」
⇒まん‐ねん【万年】
まんねん‐ず【万年酢】🔗⭐🔉
まんねん‐ず【万年酢】
酒と酢と水とを合わせて密封し、数十日で成る酢。使った場合にはその分だけ酒と水を加えて置いて、常にその量が減らないようにして使用する。
⇒まん‐ねん【万年】
まんねん‐すぎ【万年杉】🔗⭐🔉
まんねん‐すぎ【万年杉】
ヒカゲノカズラ科のシダ植物。地中にのびた根茎から所々に茎を直立。高さ約15センチメートル。多くの枝を分け、茎・枝ともに鱗片状の小葉を密生し、スギの芽生えに似る。夏、茎頭に、円柱状で長さ2〜3センチメートルの胞子嚢穂を生ずる。アリマスギ。漢名、玉柏。
⇒まん‐ねん【万年】
まんねん‐せい【万年青】🔗⭐🔉
まんねん‐せい【万年青】
〔植〕オモトの漢名。
⇒まん‐ねん【万年】
まんねん‐たけ【万年茸】🔗⭐🔉
まんねん‐たけ【万年茸】
担子菌類のきのこ。広葉樹の枯木の根元に生える。腎臓形、傘・軸ともに赤褐色・赤紫色または暗紫色を呈し、漆のような光沢があり堅い。古来、乾して霊芝れいしと称し、床飾りとして愛玩する。サイワイタケ。芝草。
⇒まん‐ねん【万年】
まんねん‐つうほう【万年通宝】🔗⭐🔉
まんねん‐つうほう【万年通宝】
760年(天平宝字4)、開基勝宝(金銭)・大平元宝(銀銭)とともに発行された銅銭。皇朝十二銭の一つ。
⇒まん‐ねん【万年】
まんねん‐どこ【万年床】🔗⭐🔉
まんねん‐どこ【万年床】
常に敷きっぱなしにして、片付けたことのない寝床。
⇒まん‐ねん【万年】
まんねん‐ひつ【万年筆】🔗⭐🔉
まんねん‐ひつ【万年筆】
(fountain pen)中空のペン軸にインクを入れ、その先に金または合金のペン先を取り付け、使用するにしたがって、インクがペン先に伝わり出るように装置したペン。万年ペン。夏目漱石、書簡「時さんの呉れた―は船中にて…打ち壊し申候」
⇒まん‐ねん【万年】
まんねん‐ふで【万年筆】🔗⭐🔉
まんねん‐ふで【万年筆】
明治期、「まんねんひつ」が一般化する前に用いた語。
⇒まん‐ねん【万年】
まんねん‐べい【万年塀】🔗⭐🔉
まんねん‐べい【万年塀】
プレキャスト‐コンクリート造りの組立塀。
⇒まん‐ねん【万年】
まんねん‐むすめ【万年娘】🔗⭐🔉
まんねん‐むすめ【万年娘】
(→)万年新造まんねんしんぞに同じ。
⇒まん‐ねん【万年】
まんねん‐ゆき【万年雪】🔗⭐🔉
まんねん‐ゆき【万年雪】
山地で雪線以上の所に年々降り積もる雪が、その重みによる圧縮その他の原因により、性質が変化して次第に粒状構造の氷塊になったもの。
⇒まん‐ねん【万年】
大辞林の検索結果 (19)
おもと【万年青】🔗⭐🔉
おもと [0] 【万年青】
ユリ科の常緑多年草。葉は太い根茎から出て,広披針形で質が厚く,光沢がある。夏,葉間から短い花茎を出し,緑黄色の花を穂状につけ,球形の赤または黄色の実を結ぶ。園芸品種が多い。漢方で根茎を強心剤・利尿薬とする。
〔「万年青の実」は [季]秋〕
まん-ねん【万年】🔗⭐🔉
まん-ねん [0][1] 【万年】
(1)一万年。長い年月。「鶴は千年,亀は―」
(2)名詞の上に付いて,接頭語的に用い,いつまでも変わらずにその状態である意を表す。「―青年」「―補欠」
まんねん-がみ【万年紙】🔗⭐🔉
まんねん-がみ [3] 【万年紙】
漆を塗った厚紙。書いた文字などを拭(ヌグ)って消すことができる。まんねんし。
まんねん-ぐさ【万年草】🔗⭐🔉
まんねん-ぐさ [3] 【万年草】
ベンケイソウ科の多年草。オノマンネングサ・メノマンネングサ・コモチマンネングサなどの総称。
まんねん-ごよみ【万年暦】🔗⭐🔉
まんねん-ごよみ [5] 【万年暦】
開運や相性,日の吉凶などを記した,何年にもわたって使える暦。永代暦。「―のあふもふしぎ,あはぬもをかし/浮世草子・永代蔵 5」
まんねん-しんぞ【万年新造】🔗⭐🔉
まんねん-しんぞ 【万年新造】
いくつになっても若々しく美しい女性。万年娘。まんねんしんぞう。「―といはれたる,花の盛りも永くは保たず/人情本・辰巳園 3」
まんねん-ず【万年酢】🔗⭐🔉
まんねん-ず [3] 【万年酢】
蒸した米と麹(コウジ)と水を瓶などに入れて発酵させてつくる酢。使った分だけ水や麹を足して長く使用する。
まんねん-すぎ【万年杉】🔗⭐🔉
まんねん-すぎ [3] 【万年杉】
ヒカゲノカズラ目の常緑性シダ植物。深山の樹下に自生。茎は地下を横走する根茎からまばらに出て,高さ約20センチメートル。上半が分枝して密に葉をつけ,スギの小枝のような形になる。漢名,玉柏。
万年杉
[図]
[図]
まんねん-せい【万年青】🔗⭐🔉
まんねん-せい [3] 【万年青】
オモトの漢名。
まんねん-たけ【万年茸】🔗⭐🔉
まんねん-たけ [3] 【万年茸】
担子菌類ヒダナシタケ目のきのこ。広葉樹の根元や切り株に生える。傘は腎臓形で,径20センチメートルに達し,初め黄色,のちに赤褐色ないし紫褐色となり,漆塗りに似た光沢がある。質はかたく,腐らない。中国や日本で古くから縁起のよいきのことして,床飾りなどにし,また漢方薬に用いる。霊芝(レイシ)。幸茸(サイワイタケ)。桂芝(ケイシ)。まんねんだけ。
まんねん-つうほう【万年通宝】🔗⭐🔉
まんねん-つうほう [5] 【万年通宝】
760年,和同開珎に次いで鋳造された銅銭。皇朝十二銭の一。
まんねん-どこ【万年床】🔗⭐🔉
まんねん-どこ [3] 【万年床】
敷きっぱなしになっている寝床。
まんねん-ひつ【万年筆】🔗⭐🔉
まんねん-ひつ [3] 【万年筆】
携帯用のペン。軸の中にいれたインクが,毛管現象によってペン先に伝わることにより字が書ける。
〔fountainpen の訳語〕
まんねん-ふで【万年筆】🔗⭐🔉
まんねん-ふで [3] 【万年筆】
(1)「万年筆(ヒツ)」に同じ。
(2)矢立ての異称。
まんねん-べい【万年塀】🔗⭐🔉
まんねん-べい [3] 【万年塀】
(木製などでなく)コンクリートの板で作った塀。
まんねん-ゆき【万年雪】🔗⭐🔉
まんねん-ゆき [3] 【万年雪】
高山などにある,一年中消えない雪。越年性雪渓。
まんねん-らん【万年蘭】🔗⭐🔉
まんねん-らん [3] 【万年蘭】
リュウゼツランの異名。
まんねん【万年】(和英)🔗⭐🔉
まんねんひつ【万年筆】(和英)🔗⭐🔉
まんねんひつ【万年筆】
a fountain pen.
広辞苑+大辞林に「万年」で始まるの検索結果。