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おもと【万年青】🔗🔉

おもと【万年青】 ユリ科の常緑多年草。本州中部以南の山地の樹下などに野生するほか、江戸時代からは観賞用に栽培され、多くの園芸品種がある。地下茎は太くて、あらいひげ根をもつ。革質の葉は長さ三〇〜五〇センチメートルの狭長楕円形で、先がとがる。春、葉の中心から高さ一〇〜二〇センチメートルの花茎が出て、淡黄色の小さな花が穂状に集まって咲く。実は球形で赤く熟すが、まれに黄色いものもある。《季・秋》

まん‐ねん【万年】🔗🔉

まん‐ねん【万年】 万の年数。また、非常に長い年月。また、長寿。万歳。 〔接頭〕いつまでも変わらずに同じ状態であるの意を添える。「万年青年」「万年平社員」など。

まんねん‐がみ【万年紙】🔗🔉

まんねん‐がみ【万年紙】 漆を塗った厚紙。文字などを書いた後、拭き取れば、何回でも使えるようにしたもの。まんねんし。

まんねん‐ぐさ【万年草】🔗🔉

まんねん‐ぐさ【万年草】 1 ベンケイソウ科のメノマンネングサの別名。また、同種に似たベンケイソウ属植物のうち、茎がやわらかく斜上するか這い、小さな葉をやや密につけた、ウンゼンマンネングサ、マルバマンネングサ、タカネマンネングサなどの総称名としても用いる。《季・夏》 2 「まんねんすぎ(万年杉)」の異名。

まんねん‐ごよみ【万年暦】🔗🔉

まんねん‐ごよみ【万年暦】 一年限りの用ではなく、いつの年にも通用する暦。日や方角の吉凶、男女の相性などを記した書物。雑書。

まんねん‐しんぞう【万年新造】(‥シンザウ)🔗🔉

まんねん‐しんぞう【万年新造】(‥シンザウ) (「まんねんしんぞ」とも)いつまでも変わることなく、若々しく見える女性。万年娘。

まんねん‐ず【万年酢】🔗🔉

まんねん‐ず【万年酢】 かめに蒸米・麹・水をよく混ぜて入れ、土中などに埋めておいてつくる酢。使っただけ足して用いる。

まんねん‐すぎ【万年杉】🔗🔉

まんねん‐すぎ【万年杉】 シダ類ヒカゲノカズラ科の常緑多年草。各地の深山の森林下などに生える。高さ一五センチメートル内外。根茎は針金状で長く浅く地中を這う。茎は直立してまばらに分枝する。茎・枝ともに針状の葉を密生する。夏、枝端に黄褐色で長さ四、五センチメートルの円柱形の胞子嚢穂をつける。漢名、玉柏。まんねんぐさ。ビロードすぎ。ありますぎ。にっこうのまんねんぐさ。《季・夏》

まんねん‐せい【万年青】🔗🔉

まんねん‐せい【万年青】 「おもと(万年青)」の漢名。

まんねん‐たけ【万年茸】🔗🔉

まんねん‐たけ【万年茸】 担子菌類サルノコシカケ科のきのこ。北半球の温帯に広く分布し、山中の広葉樹の根もとに生じる。高さ約一〇センチメートル。全体に漆を塗ったような赤褐色または紫褐色の光沢がある。傘は腎臓形で、径五〜一五センチメートル。上面には環状の溝がある。下面は黄白色で、無数の細かい管孔をもつ。柄は長くて凹凸があり、傘の側方にやや寄ったところにつく。乾燥しても原形を保ち、腐らないところからの名。古くから縁起物として珍重され、表面をみがき床飾りなどに用いる。さいわいたけ。漢名、霊芝・芝草。

まんねん‐つうほう【万年通宝】🔗🔉

まんねん‐つうほう【万年通宝】 奈良時代、天平宝字四年に金銭開基勝宝・銀銭太平元宝とともに鋳造発行された銅銭。発行当初、銅銭和同開珎の一〇倍通用と規定されたが、実質的に大差がないため、一二年後の宝亀三年にはそれと等価で通用されるに至った。

まんねん‐どこ【万年床】🔗🔉

まんねん‐どこ【万年床】 いつも敷きっぱなしで、かたづけたことのない寝床。

まんねん‐ひつ【万年筆】🔗🔉

まんねん‐ひつ【万年筆】 使用するたびにインクをつけたり、ペン先を取りかえたりしないで、ペン軸に内蔵したインクが使用するにしたがってペン先に伝わってくるしくみの携帯用のペン。

まんねん‐ふで【万年筆】🔗🔉

まんねん‐ふで【万年筆】 矢立(やたて)の異称。

まんねん‐ほうき【万年報喜】🔗🔉

まんねん‐ほうき【万年報喜】 謎語画題。松の老樹に鵲(かささぎ)を配した図。松は万年不老の意を鵲は富貴の意を表す。

まんねん‐むすめ【万年娘】🔗🔉

まんねん‐むすめ【万年娘】 =まんねんしんぞう(万年新造)

まんねん‐ゆき【万年雪】🔗🔉

まんねん‐ゆき【万年雪】 雪線以上の地域にあって、見かけ上、一年中消えない雪。融解や昇華を繰り返すとしだいに氷粒となる。

よろず‐とせ【万年・万歳】(よろづ‥)🔗🔉

よろず‐とせ【万年・万歳】(よろづ‥) 1 万(まん)の年。まんねん。転じて、長い月日。 2 永遠の年。御代の永遠に続くことを祝っていう語。ばんざい。ばんぜい。よろずよ。

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