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広辞苑の検索結果 (17)

にまい‐おち【二枚落】🔗🔉

にまい‐おち二枚落】 将棋で、技量の劣った者に対して、上手うわてが大駒おおごま2枚、すなわち飛車と角行とを外して指すこと。 ⇒に‐まい【二枚】

にまい‐おろし【二枚下ろし・二枚卸し】🔗🔉

にまい‐おろし二枚下ろし・二枚卸し】 魚のおろし方。魚の頭を落とし、内臓を除き、中骨にそって身を半分に切ること。上身と、中骨のついた下身の2枚になる。二枚。片身下ろし。 ⇒に‐まい【二枚】

にまい‐がい【二枚貝】‥ガヒ🔗🔉

にまい‐がい二枚貝‥ガヒ 二枚貝綱の動物の総称。2枚の貝殻をもつので、この名がある。 ⇒に‐まい【二枚】

にまいがい‐るい【二枚貝類】‥ガヒ‥🔗🔉

にまいがい‐るい二枚貝類‥ガヒ‥ 軟体動物の一綱。ハマグリ・カラスガイ・カキ・シジミなどを含む。体は左右相称で、体の左右に2枚の殻片を持つのでこの名がある。体と外套膜との内に2対の弁状の鰓えらがあるので弁鰓べんさい類とも、斧状の足を具えるので斧足ふそく類ともいう。双殻類。おのあし類。 ⇒に‐まい【二枚】

にまい‐がさね【二枚重ね】🔗🔉

にまい‐がさね二枚重ね】 和服盛装の場合、長着2枚を重ねて着用するもの。 ⇒に‐まい【二枚】

にまい‐がた【二枚肩】🔗🔉

にまい‐がた二枚肩】 駕籠を二人でかつぐこと。また、その駕籠。松の葉3「―にも得乗らいで」 ⇒に‐まい【二枚】

にまい‐かんさつ【二枚鑑札】🔗🔉

にまい‐かんさつ二枚鑑札】 一人で二つの資格・業務を兼ね備えること。特に、芸妓・娼妓を兼ねること。 ⇒に‐まい【二枚】

にまい‐がんな【二枚鉋】🔗🔉

にまい‐がんな二枚鉋】 普通の鉋刃の裏にもう1枚裏金を添えた鉋。軟材を削るのに使う。鉋屑を屈曲させる利点がある。 ⇒に‐まい【二枚】

にまい‐ぐし【二枚櫛】🔗🔉

にまい‐ぐし二枚櫛】 ①2枚の櫛を前髪の後部左右に並べ挿したもの。初め正徳(1711〜1716)頃、京坂の遊里で流行。 二枚櫛 ②転じて遊女の意。 ⇒に‐まい【二枚】

にまい‐げり【二枚蹴り】🔗🔉

にまい‐げり二枚蹴り】 相撲の手の一つ。四つに組んだ体勢から、差し手の方の足裏で相手の向かい合った方の足のくるぶしの辺を蹴り、同時に下手から捻ひねるようにして倒すもの。 ⇒に‐まい【二枚】

にまい‐ごし【二枚腰】🔗🔉

にまい‐ごし二枚腰】 相撲・柔道で、非常に粘り強い腰をいう。 ⇒に‐まい【二枚】

にまい‐じお【二枚潮】‥ジホ🔗🔉

にまい‐じお二枚潮‥ジホ 上層と下層とで流れの速さや方向が異なる潮流。 ⇒に‐まい【二枚】

にまい‐じた【二枚舌】🔗🔉

にまい‐じた二枚舌】 前後の矛盾したことを言うこと。嘘を言うこと。「―を使う」 ⇒に‐まい【二枚】

にまい‐ど【二枚戸】🔗🔉

にまい‐ど二枚戸】 2枚を引違いにした戸。 ⇒に‐まい【二枚】

にまい‐め【二枚目】🔗🔉

にまい‐め二枚目】 ①(劇場表の看板の2枚目に名前が出たからいう)若い色男の役を勤める俳優。曾我十郎・紙屋治兵衛のように言動優しく恋愛葛藤の中心となる役。→三枚目。 ②転じて、色男。美男。やさおとこ。 ③第2位。洒落本、古契三娼「おしよくの女郎と―の女郎と」 ⇒に‐まい【二枚】

にまいめ‐はん【二枚目半】🔗🔉

にまいめ‐はん二枚目半】 (二枚目と三枚目との中間の意)二枚目の風貌でありながら三枚目の性格をもつ役柄。比喩的に、一般にも用いる。 ⇒に‐まい【二枚】

大辞林の検索結果 (16)

に-まい【二枚】🔗🔉

に-まい [1] 【二枚】 平たいもの二つ。一枚の二倍。

にまい-おち【二枚落ち】🔗🔉

にまい-おち [2] 【二枚落ち】 将棋で技量が格段に違うとき,上手(ウワテ)が角行と飛車の二個の駒を使わずにさすこと。飛車角落ち。二丁落ち。

にまい-おろし【二枚下ろし】🔗🔉

にまい-おろし [4] 【二枚下ろし】 魚を,背骨を境に,二枚の片身に切り分けること。片身おろし。 →三枚(サンマイ)

にまい-がい【二枚貝】🔗🔉

にまい-がい ―ガヒ [2] 【二枚貝】 軟体動物斧足(オノアシ)綱に属する貝類の総称。体は左右二枚の貝殻でおおわれ,腹側の中央部に斧(オノ)形の筋肉質の運動器官をもつ。食用となるものが多い。 →斧足類

にまい-がさね【二枚重ね】🔗🔉

にまい-がさね [4] 【二枚重ね】 和服の盛装で,長着を二枚重ねて着ること。

にまい-かんさつ【二枚鑑札】🔗🔉

にまい-かんさつ [4] 【二枚鑑札】 一人で二つの資格・仕事をもつこと。現役の力士・行司が年寄株をもつ場合や芸妓が娼妓をも兼ねることなどをいう。

にまい-がんな【二枚鉋】🔗🔉

にまい-がんな [4] 【二枚鉋】 切削する刃にそれよりやや狭い裏金を重ね合わせた鉋。鉋屑を強く屈曲させ,材面への切り込みが少なくなるので,逆目(サカメ)が立つのを防ぐ。あわせ鉋。

にまい-かんばん【二枚看板】🔗🔉

にまい-かんばん [4] 【二枚看板】 (1)一座のうちで,中心となる二人の出演者。また,二人の代表的人物。「我がチームの―」 (2)(ある組織などで)代表となるような二つのもの。

にまい-ぐし【二枚櫛】🔗🔉

にまい-ぐし [2] 【二枚櫛】 髪飾りとして二枚の櫛を左右に並べてさすこと。近世遊女の風俗。 二枚櫛 [図]

にまい-げり【二枚蹴り】🔗🔉

にまい-げり [2] 【二枚蹴り】 相撲のきまり手の一。四つに組んだ体勢から,差し手の方の足裏で,相手の向かい合った方の足のくるぶしあたりを蹴りながら,下手の方から相手の体をひねって投げるもの。

にまい-ごし【二枚腰】🔗🔉

にまい-ごし [2] 【二枚腰】 相撲や柔道で,一度腰が折れたようでも砕けずに立ち直る粘り強い腰。また,そうした腰の持ち主。

にまい-じた【二枚舌】🔗🔉

にまい-じた [2] 【二枚舌】 前と食い違うことを平気で言うこと。うそを言うこと。「―を使う」

にまい-ど【二枚戸】🔗🔉

にまい-ど [2] 【二枚戸】 二枚開きの戸。観音開きの戸。

にまい-め【二枚目】🔗🔉

にまい-め [4] 【二枚目】 (1)〔近世,芝居の看板の二番目に名が書き並べられたことから〕 和事(ワゴト)での美男役。また,その役者。 →三枚目 (2)映画・演劇などでの美男役。 (3)美男子。ハンサム。 (4)相撲番付で,前頭・十両・幕下などの二番目の位置。第二位。「前頭―」 (5)遊女などの稼ぎ高が第二位の者。「店の―をはる」

にまい【二枚の】(和英)🔗🔉

にまい【二枚の】 two-leaved;double.→英和 〜続きの(毛布) (a) double (blanket).〜舌を使う be double-tongued;eat one's word.

にまいめ【二枚目】(和英)🔗🔉

にまいめ【二枚目】 the part of a lover;→英和 [美男子]a handsome[dashing]young man.

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