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広辞苑の検索結果 (22)

えい【叡】🔗🔉

えい】 天子の事柄に冠する尊敬語。「―覧」

えい‐かん【叡感】🔗🔉

えい‐かん叡感】 天子が感嘆なさること。天子のおほめ。保元物語「御方に参候の条、もつとも―甚し」

えい‐さん【叡算】🔗🔉

えい‐さん叡算】 天子の年齢。

えいざん‐かたばみ【叡山酢漿草】🔗🔉

えいざん‐かたばみ叡山酢漿草】 〔植〕ミヤマカタバミの別称。 ⇒えい‐ざん【叡山】

えいざん‐ごけ【叡山苔】🔗🔉

えいざん‐ごけ叡山苔】 クラマゴケの別称。 ⇒えい‐ざん【叡山】

えいざん‐すみれ【叡山菫】🔗🔉

えいざん‐すみれ叡山菫】 スミレの一種。山地に自生。葉は長柄、根出こんしゅつで細かく裂ける。春、淡紅色のやや大形の花を開く。エゾスミレ。 エイザンスミレ 提供:OPO ⇒えい‐ざん【叡山】

えいざん‐ばん【叡山版】🔗🔉

えいざん‐ばん叡山版】 比叡山延暦寺とその支院で開版した仏典・漢籍の称。13世紀後半の「法華三大部」が知られ、近世初期には古活字版による仏書を多く刊行。比叡山版。 ⇒えい‐ざん【叡山】

えい‐し【叡旨】🔗🔉

えい‐し叡旨】 天子のお考え。天子のおおせ。

えい‐せい【叡聖・英聖】🔗🔉

えい‐せい叡聖・英聖】 天子のすぐれて賢明なこと。天子の知徳をたたえる語。 ⇒えいせい‐ぶんぶ【叡聖文武】

えいせい‐ぶんぶ【叡聖文武】🔗🔉

えいせい‐ぶんぶ叡聖文武】 天子がすぐれて賢明で、文武の徳を兼備すること。 ⇒えい‐せい【叡聖・英聖】

えいぞん【叡尊・睿尊】🔗🔉

えいぞん叡尊・睿尊】 鎌倉中期、真言律宗の開祖。字は思円。大和の人。初め東密を学び、のち律学に志して西大寺を復興。ここを本拠として畿内・東国に持戒・殺生禁断を説いて回り名望を集めた。自伝「感身学正記」。諡号しごうは興正菩薩。(1201〜1290)

えい‐たん【叡嘆・睿歎】🔗🔉

えい‐たん叡嘆・睿歎】 天子のおなげき。

えい‐だん【叡断】🔗🔉

えい‐だん叡断】 天子の御決断。「―が下される」

えい‐ち【英知・叡知・叡智】🔗🔉

えい‐ち英知・叡知・叡智】 深遠な道理をさとりうるすぐれた才知。「―の人」「―を集める」 ⇒えいち‐かい【叡知界】

えいち‐かい【叡知界】🔗🔉

えいち‐かい叡知界】 〔哲〕(→)可想界に同じ。 ⇒えい‐ち【英知・叡知・叡智】

えい‐てつ【叡哲・睿哲】🔗🔉

えい‐てつ叡哲・睿哲】 知深く道理に明らかなこと。

えいふく‐じ【叡福寺】🔗🔉

えいふく‐じ叡福寺】 大阪府南河内郡太子町にある単立宗教法人(太子宗)。もと真言宗。聖徳太子とその母・妃の墓所で、724年(神亀1)その追福のために聖武天皇が創建。勝軍寺を「下しもの太子」というのに対し、「上かみの太子」ともいう。石川寺。転法輪寺。磯長しなが寺。

えい‐ぶん【叡聞】🔗🔉

えい‐ぶん叡聞】 天子がお聞きになること。太平記4「ひそかに―にぞ達しける」

えい‐らん【叡覧】🔗🔉

えい‐らん叡覧】 天子が御覧になること。

えい‐りょ【叡慮】🔗🔉

えい‐りょ叡慮】 天子のお考え。天皇・上皇などの御心。聖慮。保元物語「―はかりがたし」

[漢]叡🔗🔉

 字形 〔又部14画/16画/人名/1735・3143〕 〔音〕エイ(漢) 〔訓〕さとい (名)あきら・さとし・とおる [意味] ①さとい。物事を深く見通す力がある。かしこい。「叡智えいち・叡才」 ②天子を敬ってその動作などに冠する語。「叡感・叡旨・叡覧」 ▷[睿]は異体字。

大辞林の検索結果 (19)

えい-かん【叡感】🔗🔉

えい-かん [0] 【叡感】 天子が感心すること。御感(ギヨカン)。「かへつて―にあづかつしうへは/平家 1」

えい-きょ【叡許】🔗🔉

えい-きょ [1] 【叡許】 天子や国王の許可。勅許。「―を賜る」

えい-さん【叡算】🔗🔉

えい-さん [0] 【叡算】 天子の年齢。宝算。

えい-ざん【叡山】🔗🔉

えい-ざん 【叡山】 〔「えいさん」とも〕 「比叡山」の略。

えいざん-かたばみ【叡山酢漿草】🔗🔉

えいざん-かたばみ [5] 【叡山酢漿草】 ミヤマカタバミの別名。

えいざん-ごけ【叡山苔】🔗🔉

えいざん-ごけ [3] 【叡山苔】 クラマゴケの別名。

えいざん-すみれ【叡山菫】🔗🔉

えいざん-すみれ [5] 【叡山菫】 スミレ科の多年草。山地の木陰に生え,高さ約7センチメートル。葉は深く五裂し長い柄がある。春,淡紫白色,芳香のある大きな花をつける。エゾスミレ。

えいざん-ばん【叡山版】🔗🔉

えいざん-ばん [0] 【叡山版】 鎌倉時代,比叡山あるいは京都市内の天台宗の寺院において出版された経典。比叡山版。

えいざん-ゆり【叡山百合】🔗🔉

えいざん-ゆり [3] 【叡山百合】 ヤマユリの別名。

えい-し【叡旨】🔗🔉

えい-し [1] 【叡旨】 天子の意向。天子の考え。「―を奉ずる」

えい-せい【叡聖】🔗🔉

えい-せい [0] 【叡聖】 (名・形動)[文]ナリ 知徳がすぐれて賢明であること。天子を礼賛する時に使う。「―なる天子」

えいぞん【叡尊・睿尊】🔗🔉

えいぞん 【叡尊・睿尊】 (1201-1290) 鎌倉中期の律宗の僧。大和の人。字(アザナ)は思円,諡(オクリナ)は興正菩薩。はじめ密教を学び,のち戒律復興を志し奈良西大寺を復興。蒙古襲来の時,敵国降伏を祈願して神風を起こしたと伝えられる。貧民救済などの社会事業を行い,また殺生禁断を勧めた。

えい-だん【叡断】🔗🔉

えい-だん [0] 【叡断】 天子の決断。「―をまつ」

えい-ち【英知・英智・叡知・叡智】🔗🔉

えい-ち [1] 【英知・英智・叡知・叡智】 (1)すぐれた知恵。深い知性。「―にあふれる」 (2)〔哲〕 真実在や真理を捉(トラ)えることのできる最高の認識能力。

えいち-かい【叡智界】🔗🔉

えいち-かい [3] 【叡智界】 〔哲〕 〔(ラテン) mundus intellegibilis〕 人間の経験的な知覚においては与えられず,ただ思惟や精神的直観によってのみ把握される超感覚的な世界。可想界。 ⇔感性界

えいふく-じ【叡福寺】🔗🔉

えいふく-じ 【叡福寺】 大阪府南河内郡太子町にある寺。磯長(シナガ)山聖霊院と号する。もと古義真言宗,現在は単立宗教法人。619年聖徳太子が当地に墓所を築いて太子・妃・母君の三棺を安置。俗に三骨一廟(ビヨウ)と呼ばれる。八尾市の勝軍寺を下(シモ)の太子と呼ぶのに対し上(カミ)の太子と呼ぶ。石川寺。磯長寺。御廟寺。

えい-ぶん【叡聞】🔗🔉

えい-ぶん [0] 【叡聞】 天子が聞くこと。「―に達する」

えい-らん【叡覧】🔗🔉

えい-らん [0] 【叡覧】 天子が見ること。「―に供する」

えい-りょ【叡慮】🔗🔉

えい-りょ [1] 【叡慮】 天子の考え。天子の気持ち。

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