複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (10)

かわら‐け【土器】カハラ‥🔗🔉

かわら‐け土器カハラ‥ (瓦笥の意) ①釉うわぐすりをかけずに焼いた素焼の器。枕草子132「聡明そうめとて、上にも宮にも、あやしきもののかたなど、―に盛りてまゐらす」 ②素焼の盃。転じて、酒宴。宇津保物語俊蔭「御―はじまり、相撲いでて」 ⇒かわらけ‐いろ【土器色】 ⇒かわらけ‐ごえ【土器声】 ⇒かわらけ‐し【土器師】 ⇒かわらけ‐づくり【土器作り】 ⇒かわらけ‐な【土器菜】 ⇒かわらけ‐なげ【土器投げ】 ⇒かわらけ‐もの【土器物】 ⇒かわらけ‐やき【土器焼】

かわらけ‐いろ【土器色】カハラ‥🔗🔉

かわらけ‐いろ土器色カハラ‥ 土器のような黄のくろずんだ色。 Munsell color system: 2YR5.5/6 ⇒かわら‐け【土器】

かわらけ‐ごえ【土器声】カハラ‥ゴヱ🔗🔉

かわらけ‐ごえ土器声カハラ‥ゴヱ 土器のようにつやけがなくがらがらした声。 ⇒かわら‐け【土器】

かわらけ‐し【土器師】カハラ‥🔗🔉

かわらけ‐し土器師カハラ‥ 土器を作ることを職業とする人。 ⇒かわら‐け【土器】

かわらけ‐づくり【土器作り】カハラ‥🔗🔉

かわらけ‐づくり土器作りカハラ‥ (→)土器師に同じ。 ⇒かわら‐け【土器】

かわらけ‐な【土器菜】カハラ‥🔗🔉

かわらけ‐な土器菜カハラ‥ 〔植〕タビラコの別称。 ⇒かわら‐け【土器】

かわらけ‐なげ【土器投げ】カハラ‥🔗🔉

かわらけ‐なげ土器投げカハラ‥ 高所から土器2を投げて、その風にひるがえるさまを興じ楽しむ遊戯。 ⇒かわら‐け【土器】

かわらけ‐もの【土器物】カハラ‥🔗🔉

かわらけ‐もの土器物カハラ‥ 大きな土器に盛った酒の肴。はちのもの。とりすえ。 ⇒かわら‐け【土器】

かわらけ‐やき【土器焼】カハラ‥🔗🔉

かわらけ‐やき土器焼カハラ‥ つちやき。すやき。 ⇒かわら‐け【土器】

ど‐き【土器】🔗🔉

ど‐き土器】 釉薬うわぐすりを用いない素焼の器物。可塑性かそせいに富む粘土を材料とするため、器形・文様などに時代・地域の特色が反映され、考古学の重要資料。日本では出現順に縄文・弥生・土師器はじき・須恵器すえきを指す。かわらけ。

大辞林の検索結果 (8)

かわら-け【土器】🔗🔉

かわら-け カハラ― [0] 【土器】 〔「瓦(カワラ)笥(ケ)」の意〕 (1)釉(ウワグスリ)をかけてない素焼きの陶器。 (2)素焼きの杯(サカズキ)。 (3)酒宴。酒盛り。「御―始まり御箸下りぬる程に/宇津保(祭の使)」 (4)〔近世語〕 女性が年頃になっても陰毛のないことをいう俗語。また,その女性。

かわらけ-いろ【土器色】🔗🔉

かわらけ-いろ カハラ― [0] 【土器色】 黒ずんだ淡橙(ダイダイ)色。

かわらけ-ごえ【土器声】🔗🔉

かわらけ-ごえ カハラ―ゴ 【土器声】 艶(ツヤ)や張りのない声。「少御前が哥は―にて/体源抄」

かわらけ-な【土器菜】🔗🔉

かわらけ-な カハラ― 【土器菜】 タビラコの別名。

かわらけ-なげ【土器投げ】🔗🔉

かわらけ-なげ カハラ― [0] 【土器投げ】 高所から土器の杯を投げて,風に舞うさまを見て楽しむ遊び。京都の愛宕(アタゴ)山・高雄(タカオ)山などで花見の時期に遊客を楽しませた。

かわらけ-もの【土器物】🔗🔉

かわらけ-もの カハラ― 【土器物】 大きな土器に盛った酒のさかな。鉢の物。取据(トリスエ)。

ど-き【土器】🔗🔉

ど-き [1] 【土器】 粘土を焼成して作る素焼きの容器。陶器や磁器にくらべ,焼成温度は一般に低い。日本では縄文土器・弥生土器・土師器(ハジキ)が多量に出土し,考古学研究上の貴重な資料となっている。かわらけ。

どき【土器】(和英)🔗🔉

どき【土器】 an earthen vessel;earthenware (総称).→英和

広辞苑+大辞林土器で始まるの検索結果。