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広辞苑の検索結果 (28)
うず‐たか・い【堆い】ウヅタカイ🔗⭐🔉
うず‐たか・い【堆い】ウヅタカイ
〔形〕[文]うづたか・し(ク)
(古くは清音。ウズダカシとも)もりあがって高い。積もって高い。平家物語8「飯はん―・くよそひ」。「書類を―・く積む」
たい【堆】🔗⭐🔉
たい【堆】
(呉音はツイ)〔地〕大洋中、海底にある断頭円錐形の海山。上部は海の浅所で魚が集まり、漁場になる。日本海にある大和堆・武蔵堆の類。
たい‐か【堆花】‥クワ🔗⭐🔉
たい‐か【堆花】‥クワ
黒・白などの有色土を、器肌に筆や箆へらで高く盛り上げ、絵や文様もんようを表す技法。また、その器物。中国風の呼び名。
たい‐しゃ【堆砂】🔗⭐🔉
たい‐しゃ【堆砂】
ダムや貯水池の底に堆積する砂泥。
たい‐せき【堆石】🔗⭐🔉
たい‐せき【堆石】
①石をうずたかく積むこと。また、その堆積した石。
②(moraine)氷河によって運搬され堆積した岩屑。また、その集積。氷堆石。モレーン。
⇒たいせき‐てい【堆石堤】
たい‐せき【堆積】🔗⭐🔉
たい‐せき【堆積】
①うずたかく積むこと。つみ重ねること。また、つみ重なること。累積。
②岩石の砕片や生物の遺骸などが、ある場所に集積すること。堆積作用。
⇒たいせき‐がん【堆積岩】
⇒たいせき‐かんきょう【堆積環境】
⇒たいせき‐こうしょう【堆積鉱床】
⇒たいせき‐こうぞう【堆積構造】
⇒たいせき‐さよう【堆積作用】
⇒たいせき‐そう【堆積相】
⇒たいせき‐へいや【堆積平野】
⇒たいせき‐ぼんち【堆積盆地】
⇒たいせき‐りんね【堆積輪廻】
たいせき‐がん【堆積岩】🔗⭐🔉
たいせき‐がん【堆積岩】
地表で堆積して生じた岩石。岩石や鉱物の破片の集積した砕屑岩さいせつがん、火山灰や火山礫から成る火山砕屑岩、生物遺骸の集まってできた生物岩、蒸発岩などがある。砂岩・頁岩けつがん・石灰岩・チャートの類。沈積岩。
⇒たい‐せき【堆積】
たいせき‐かんきょう【堆積環境】‥クワンキヤウ🔗⭐🔉
たいせき‐かんきょう【堆積環境】‥クワンキヤウ
地層が堆積する時の環境。堆積の場所が大気中か淡水中か海水中か、また、流れの方向、深さ、温度、化学的・生物的特徴など多岐にわたる性質。
⇒たい‐せき【堆積】
たいせき‐こうしょう【堆積鉱床】‥クワウシヤウ🔗⭐🔉
たいせき‐こうしょう【堆積鉱床】‥クワウシヤウ
風化・浸食作用による有用な鉱物資源の濃集、または海水・湖水からの有用成分の化学的沈殿によってできた鉱床。石油・石炭の燃料鉱床のほか、金属鉱床・非金属鉱床などで重要な鉱種がある。
⇒たい‐せき【堆積】
たいせき‐こうぞう【堆積構造】‥ザウ🔗⭐🔉
たいせき‐こうぞう【堆積構造】‥ザウ
堆積時および固結前に堆積物中にできた構造。層理・葉理などの内部構造と漣痕れんこんなどの表面構造とがある。
⇒たい‐せき【堆積】
たいせき‐さよう【堆積作用】🔗⭐🔉
たいせき‐さよう【堆積作用】
(→)堆積2に同じ。
⇒たい‐せき【堆積】
たいせき‐そう【堆積相】‥サウ🔗⭐🔉
たいせき‐そう【堆積相】‥サウ
堆積環境や堆積過程が反映されている堆積岩または地層の見かけ。
⇒たい‐せき【堆積】
たいせき‐てい【堆石堤】🔗⭐🔉
たいせき‐てい【堆石堤】
氷河または氷床によって運ばれた堆石がつみ上げられてできる堤防状の地形。モレーン。
⇒たい‐せき【堆石】
たいせき‐へいや【堆積平野】🔗⭐🔉
たいせき‐へいや【堆積平野】
粘土や砂礫の堆積の結果生じた平野。沖積平野。
⇒たい‐せき【堆積】
たいせき‐ぼんち【堆積盆地】🔗⭐🔉
たいせき‐ぼんち【堆積盆地】
堆積物がたまる場所のことで、ある厚さの地層が形成される区域。
⇒たい‐せき【堆積】
たいせき‐りんね【堆積輪廻】‥ヱ🔗⭐🔉
たいせき‐りんね【堆積輪廻】‥ヱ
種々の堆積物がある順序で繰り返して形成されること。堆積サイクル。
⇒たい‐せき【堆積】
たい‐ぜん【堆然】🔗⭐🔉
たい‐ぜん【堆然】
うずたかく積もるさま。
たい‐ど【堆土】🔗⭐🔉
たい‐ど【堆土】
うずたかく積みかさねた土。また、高く積み重なった土。
たい‐ひ【堆肥】🔗⭐🔉
たい‐ひ【堆肥】
藁わら・ごみ・落葉・排泄物などを積み重ね、自然に発酵・腐熟させて作った肥料。つみごえ。
つい‐おう【堆黄】‥ワウ🔗⭐🔉
つい‐おう【堆黄】‥ワウ
堆朱ついしゅの一種。黄色の漆を主体とするもの。
つい‐きん【堆錦】🔗⭐🔉
つい‐きん【堆錦】
琉球漆器特有の装飾法。漆と多量の顔料とを混ぜたものを乾燥させて薄くのばし、模様に切り取り成形して、漆器面にはりつける。
つい‐こう【堆紅】🔗⭐🔉
つい‐こう【堆紅】
堆朱ついしゅの一種。
つい‐こく【堆黒】🔗⭐🔉
つい‐こく【堆黒】
堆朱ついしゅの一種。黒色の漆を主体とするもの。堆烏ついう。
つい‐しつ【堆漆】🔗⭐🔉
つい‐しつ【堆漆】
堆朱ついしゅ・堆黒ついこくなどの総称。
つい‐しゅ【堆朱】🔗⭐🔉
つい‐しゅ【堆朱】
彫漆の一種。朱漆を幾層にも塗り重ね、その表面に山水・花鳥・人物などを彫り出したもの。宋代以後盛んに行われ、室町時代に日本に渡来。君台観左右帳記「各堆紅・―のほり物なり」→堆黄ついおう→堆黒ついこく。
⇒ついしゅ‐ぞめ【堆朱染】
ついしゅ‐ぞめ【堆朱染】🔗⭐🔉
ついしゅ‐ぞめ【堆朱染】
地を紅染めにし、その上に黒で堆朱文様を染め出したもの。宝暦(1751〜1764)前後に盛行。
⇒つい‐しゅ【堆朱】
[漢]堆🔗⭐🔉
堆 字形
〔土部8画/11画/3447・424F〕
〔音〕タイ(漢) ツイ(唐)
〔訓〕うずたかい
[意味]
うずたかい。高く積みあげてある。「堆積・堆朱ついしゅ・堆肥・
堆さいたい」
▷本字は[
]
〔土部8画/11画/3447・424F〕
〔音〕タイ(漢) ツイ(唐)
〔訓〕うずたかい
[意味]
うずたかい。高く積みあげてある。「堆積・堆朱ついしゅ・堆肥・
堆さいたい」
▷本字は[
]
大辞林の検索結果 (23)
うず-たか・い【堆い】🔗⭐🔉
うず-たか・い ウヅ― [4] 【堆い】 (形)[文]ク うづたか・し
〔平安時代までは「うつたかし」と清音〕
(1)物が積み重なって高くなっている。「本を―・く積む」
(2)高貴である。「御けしき世に―・うおがまれ給ふ/浄瑠璃・多田院開帳」
[派生] ――さ(名)
たい【堆】🔗⭐🔉
たい [1] 【堆】
(1)うずたかく積もること。また,そのような形。「藁本が既に―を成してゐる/渋江抽斎(鴎外)」
(2)頂部が比較的平らな海底の高まり。礁(シヨウ)より深く,船の航行に支障がない。良好な漁場になる。バンク。「大和―」
たい-か【堆花】🔗⭐🔉
たい-か ―クワ [1] 【堆花】
黒・白などの有色土を器物の表面に高く盛り上げ,筆または篦(ヘラ)で絵や文様を表す技法。また,その器。土紋。
たい-せき【堆石】🔗⭐🔉
たい-せき [0] 【堆石】
(1)うず高く積まれた石。
(2)氷河が運搬して堆積した岩塊や土砂からなる堤防状の地形。氷堆石。モレーン。終堆石。
たい-せき【堆積】🔗⭐🔉
たい-せき [0] 【堆積】 (名)スル
(1)うず高く積み重なること。また,その積み重なったもの。「土砂が―する」
(2)流体中の物質が沈積して静止し,堆積物になるまでの過程。
たいせき-がく【堆積学】🔗⭐🔉
たいせき-がく [4] 【堆積学】
堆積物が形成される機構を研究し,堆積物の分布や性質などを調べる学問。
たいせき-がん【堆積岩】🔗⭐🔉
たいせき-がん [4] 【堆積岩】
堆積作用によって形成された岩石。機械的堆積作用による砕屑岩(砂岩・礫岩など),化学的堆積作用による化学的沈殿岩(チャート・岩塩など),有機的または生化学的堆積作用による有機的堆積岩(石灰岩・石炭など)などに分かれる。水成岩。沈積岩。成層岩。
たいせき-こうしょう【堆積鉱床】🔗⭐🔉
たいせき-こうしょう ―クワウシヤウ [5] 【堆積鉱床】
堆積作用の過程で有用鉱物が濃集してできた鉱床。石炭・石油などはこの例。水成鉱床。
たいせき-さよう【堆積作用】🔗⭐🔉
たいせき-さよう [5] 【堆積作用】
物理的・化学的な作用によって物質が堆積する現象。
たいせき-へいや【堆積平野】🔗⭐🔉
たいせき-へいや [5] 【堆積平野】
堆積作用によって形成された平野。河川のはたらきによる沖積平野,沿岸流や波浪の作用による海岸平野,砂丘やレスにおおわれた風成平野など。
⇔構造平野
たい-ど【堆土】🔗⭐🔉
たい-ど [1] 【堆土】
うず高く積み重なった土。堆積土。
つい-う【堆烏】🔗⭐🔉
つい-う [1] 【堆烏】
「堆黒(ツイコク)」に同じ。
つい-おう【堆黄】🔗⭐🔉
つい-おう ―ワウ [0] 【堆黄】
彫漆(チヨウシツ)の一。堆朱(ツイシユ)と同じ技法であるが,特に表面を黄漆でおおったもの。
つい-きん【堆錦】🔗⭐🔉
つい-きん [0] 【堆錦】
琉球漆器の技法の一。純粋の漆に多量の顔料を混入しよく練り,薄く伸ばしたものを文様に切り,下地塗りをした器の表面に貼りつけたもの。
つい-こう【堆紅】🔗⭐🔉
つい-こう [0] 【堆紅】
(1)彫漆(チヨウシツ)の一。下地の上に朱漆を塗り重ねてゆく途中に,黒漆の層を何度か入れる。それに彫り目をつけて断面の朱漆の中に何本かの黒い筋が見えるようにしたもの。
(2)下地を錆または木彫で作っておき,その上に朱漆を塗って堆朱にみせかけたもの。
つい-こく【堆黒】🔗⭐🔉
つい-こく [0] 【堆黒】
彫漆(チヨウシツ)の一。堆朱(ツイシユ)と同じ技法であるが,黒漆を用いたもの。中国の剔黒(テツコク)にあたる。堆烏(ツイウ)。
つい-しつ【堆漆】🔗⭐🔉
つい-しつ [0] 【堆漆】
堆朱・堆黒・堆黄など漆を厚く塗り重ねて模様を彫り出す漆器彫絵の総称。
つい-しゅ【堆朱】🔗⭐🔉
つい-しゅ [0] 【堆朱】
彫漆(チヨウシツ)の一。朱漆を何回も厚く塗り重ねたものに花鳥・山水・人物などの文様を彫ったもの。中国では剔紅(テツコウ)といわれ,宋代以降盛行。日本へは鎌倉時代に伝来。黒漆の場合は堆黒(ツイコク),黄漆の場合は堆黄(ツイオウ)。
うずたかく【堆く】(和英)🔗⭐🔉
うずたかく【堆く】
in a pile[heap].→英和
〜積む pile up high[in a heap].
たいせき【堆石】(和英)🔗⭐🔉
たいせき【堆石】
《地》moraine.→英和
たいひ【堆肥】(和英)🔗⭐🔉
たいひ【堆肥】
(a) compost.→英和
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