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広辞苑の検索結果 (8)
が‐まん【我慢】🔗⭐🔉
が‐まん【我慢】
①自分をえらく思い、他を軽んずること。高慢。日葡辞書「ガマンノココロヲヲコス」。浄瑠璃、源平布引滝「天位も恐れぬ―の相」
②我意を張り他に従わないこと。強情。浄瑠璃、彦山権現誓助剣「教訓ありしは後々まで、―を押さゆる御情」
③耐え忍ぶこと。忍耐。「飲みたい酒を―する」「―がならない」
④入れ墨のこと。
⇒がまん‐くらべ【我慢競べ】
⇒がまん‐づよ・い【我慢強い】
⇒がまん‐の‐つの【我慢の角】
⇒がまん‐の‐つるぎ【我慢の剣】
⇒がまん‐の‐はたほこ【我慢の旗矛】
⇒がまん‐の‐やま【我慢の山】
⇒がまん‐もの【我慢者】
がまん‐くらべ【我慢競べ】🔗⭐🔉
がまん‐くらべ【我慢競べ】
どちらが我慢強いかを競うように、互いに相手の出方を辛抱強く待つこと。
⇒が‐まん【我慢】
がまん‐づよ・い【我慢強い】🔗⭐🔉
がまん‐づよ・い【我慢強い】
〔形〕
忍耐力が強い。辛抱強い。
⇒が‐まん【我慢】
がまん‐の‐つの【我慢の角】🔗⭐🔉
がまん‐の‐つの【我慢の角】
高慢の心の強いことや強情なことを角の堅いことにたとえていう語。「―が折れる」
⇒が‐まん【我慢】
がまん‐の‐つるぎ【我慢の剣】🔗⭐🔉
がまん‐の‐つるぎ【我慢の剣】
人を軽蔑したり我意を張ったりすることが、自他をひどく損なうのを剣にたとえていう語。
⇒が‐まん【我慢】
がまん‐の‐はたほこ【我慢の旗矛】🔗⭐🔉
がまん‐の‐はたほこ【我慢の旗矛】
盛んに我意を張って人に対すること。
⇒が‐まん【我慢】
がまん‐の‐やま【我慢の山】🔗⭐🔉
がまん‐の‐やま【我慢の山】
我意の強いのを山にたとえていう語。
⇒が‐まん【我慢】
がまん‐もの【我慢者】🔗⭐🔉
がまん‐もの【我慢者】
我意を張る人。強情者。
⇒が‐まん【我慢】
大辞林の検索結果 (6)
が-まん【我慢】🔗⭐🔉
が-まん [1] 【我慢】 (名)スル
□一□感情や欲望のままに行動するのを抑え堪え忍ぶこと。辛抱すること。「空腹を―する」「―に―を重ねる」「もはや―がならない」
□二□
(1)〔仏〕 七慢の一。実際には存在しない我が自己の中心にあると考え,それを根拠として行動する思い上がった心。おごり高ぶり。「―邪慢の大天狗ども/太平記 18」
(2)我意を通すこと。わがまま。強情。「和御前がやうなる―愚痴(グチ)の猿智恵を/浄瑠璃・出世景清」
(3)〔彫るときに痛みを我慢することから〕
入れ墨。
〔□二□(1)が原義〕
がまん=にも🔗⭐🔉
――にも
やせ我慢をして。無理に。「―…被つたり着たりする気にはなれませんわ/或る女(武郎)」
がまん=の幢(ハタホコ)🔗⭐🔉
――の幢(ハタホコ)
我意を張って他人に対すること。
がまん-もの【我慢者】🔗⭐🔉
がまん-もの [0] 【我慢者】
我意を押し通す人。強情者。「―の伴之丞/浄瑠璃・鑓の権三(上)」
がまん-づよ・い【我慢強い】🔗⭐🔉
がまん-づよ・い [5] 【我慢強い】 (形)[文]ク がまんづよ・し
(1)忍耐力がある。「―・い子だ」
(2)我が強い。高慢である。「いかに―・い自分も自分の方が佳(イ)いとは言へなかつた/画の悲み(独歩)」
[派生] ――さ(名)
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