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広辞苑の検索結果 (16)

うめ‐の‐あめ【梅の雨】🔗🔉

うめ‐の‐あめ梅の雨】 ばいう。さみだれ。つゆ。〈[季]夏〉。浄瑠璃、生玉心中「つれなや神の―、降り隔ててぞ別れゆく」

つゆ【梅雨・黴雨】🔗🔉

つゆ梅雨・黴雨】 6月(陰暦では5月)頃降りつづく長雨。また、その雨期。さみだれ。ばいう。〈[季]夏〉。「―に入る」「―が明ける」

つゆ‐あおい【梅雨葵】‥アフヒ🔗🔉

つゆ‐あおい梅雨葵‥アフヒ 〔植〕タチアオイの別称。

つゆ‐あけ【梅雨明け・出梅】🔗🔉

つゆ‐あけ梅雨明け・出梅】 梅雨の季節の終わること。暦の上では夏至げしの後の庚かのえの日とする。つゆのあけ。〈[季]夏〉。「―宣言」↔つゆいり

つゆ‐いり【梅雨入り・入梅】🔗🔉

つゆ‐いり梅雨入り・入梅】 梅雨の季節に入ること。暦の上では芒種ぼうしゅの後の壬みずのえの日とする。にゅうばい。ついり。つゆのいり。〈[季]夏〉。↔つゆあけ ○露打つつゆうつ 遊里などで、祝儀・心付けとして金を与える。浮世草子、好色盛衰記「ひとりに五六両づつつゆ打ちければ」 ⇒つゆ【露】

つゆ‐がた【梅雨型】🔗🔉

つゆ‐がた梅雨型】 梅雨時に現れる気圧配置の型。また、梅雨に似ている雨の降り方についてもいう。

つゆこそでむかしはちじょう【梅雨小袖昔八丈】‥ヂヤウ🔗🔉

つゆこそでむかしはちじょう梅雨小袖昔八丈‥ヂヤウ 歌舞伎脚本。4幕。河竹黙阿弥作の世話物。通称「髪結新三かみゆいしんざ」。1873年(明治6)初演。江戸の材木屋白子屋の娘お熊の亭主殺しに、髪結新三の悪事をからませた大岡政談を脚色。→恋娘こいむすめ昔八丈 →文献資料[梅雨小袖昔八丈(序幕第三場)]

つゆ‐ざむ【梅雨寒】🔗🔉

つゆ‐ざむ梅雨寒】 (ツユサムとも)梅雨期に数日続く季節はずれの寒さ。〈[季]夏〉

つゆ‐ぞら【梅雨空】🔗🔉

つゆ‐ぞら梅雨空】 梅雨の季節の曇り空。梅天ばいてん

つゆ‐どき【梅雨時】🔗🔉

つゆ‐どき梅雨時】 つゆの頃。梅雨期。

つゆ‐の‐あけ【梅雨の明け】🔗🔉

つゆ‐の‐あけ梅雨の明け⇒つゆあけ

つゆ‐の‐いり【梅雨の入り】🔗🔉

つゆ‐の‐いり梅雨の入り⇒つゆいり

つゆ‐ばれ【梅雨晴】🔗🔉

つゆ‐ばれ梅雨晴】 梅雨が明けて晴れること。また、梅雨の期間中の一時的な晴れ間。〈[季]夏〉

つゆ‐びえ【梅雨冷え】🔗🔉

つゆ‐びえ梅雨冷え】 梅雨の季節の冷え込み。

ばい‐う【梅雨・黴雨】🔗🔉

ばい‐う梅雨・黴雨】 (梅の実の熟する時期に当たるからとも、物に黴かびが生じやすいからともいう)6月上旬から7月中旬にかけて日本・朝鮮半島南部・長江流域地方に起こる雨季。また、その時期の雨。6月10日頃本格的となり、20日過ぎに中休みがあって、後半は驟雨しゅうう・豪雨を伴うことが多い。停滞性の梅雨前線に沿って小低気圧が連なって東進して雨を降らせる。東北・北海道地方では、やや不明瞭。梅霖ばいりん。さみだれ。つゆ。〈[季]夏〉 ⇒ばいう‐ぜんせん【梅雨前線】

ばいう‐ぜんせん【梅雨前線】🔗🔉

ばいう‐ぜんせん梅雨前線】 5〜7月に日本・中国大陸に出現する停滞前線。北上南下を繰り返しながら沖縄地方から東北地方へ北上する。 ⇒ばい‐う【梅雨・黴雨】

大辞林の検索結果 (22)

つ-いり【梅雨入り・入梅】🔗🔉

つ-いり [0] 【梅雨入り・入梅】 〔「つゆいり」の転〕 にゅうばい(入梅)。[季]夏。

ついり-ばれ【梅雨入り晴れ】🔗🔉

ついり-ばれ [0] 【梅雨入り晴れ】 梅雨の間の一時的な晴れ。また,梅雨が終わって晴れること。

つゆ【梅雨・黴雨】🔗🔉

つゆ [0] 【梅雨・黴雨】 六月頃降り続く長雨。また,その頃の季節。太陽暦で六月一〇日頃から七月一〇日頃までの間。五月雨(サミダレ)。ばいう。[季]夏。《わらうてはをられずなりぬ―の漏/森川暁水》 →ばいう(梅雨)

つゆ-あおい【梅雨葵】🔗🔉

つゆ-あおい ―アフヒ [3] 【梅雨葵】 タチアオイの異名。

つゆ-あがり【梅雨上(が)り】🔗🔉

つゆ-あがり [3] 【梅雨上(が)り】 「梅雨明(ア)け」に同じ。

つゆ-あけ【梅雨明け・出梅】🔗🔉

つゆ-あけ [0] 【梅雨明け・出梅】 (名)スル 梅雨が終わること。また,その日。陰暦では夏至のあとの庚(カノエ)の日とする。[季]夏。

つゆ-いり【梅雨入り・入梅】🔗🔉

つゆ-いり [0] 【梅雨入り・入梅】 (名)スル 梅雨に入ること。陰暦では,芒種(ボウシユ)のあとの壬(ミズノエ)の日とする。にゅうばい。ついり。つゆのいり。[季]夏。

つゆ-がた【梅雨型】🔗🔉

つゆ-がた [0] 【梅雨型】 梅雨の天候をもたらす気圧配置の型。日本付近に前線が停滞し,前線沿いに雨が降っているのが特徴。

つゆ-ぐもり【梅雨曇(り)】🔗🔉

つゆ-ぐもり [3] 【梅雨曇(り)】 梅雨どきのすっきりしない曇天。

つゆこそでむかしはちじょう【梅雨小袖昔八丈】🔗🔉

つゆこそでむかしはちじょう ―ムカシハチヂヤウ 【梅雨小袖昔八丈】 歌舞伎世話物の一。河竹黙阿弥作。1873年(明治6)東京中村座初演。通称「髪結新三(カミユイシンザ)」。江戸の材木屋白子屋の娘お熊をかどわかす髪結新三の悪党ぶりを描く。

つゆ-ざむ【梅雨寒】🔗🔉

つゆ-ざむ [0] 【梅雨寒】 〔「つゆさむ」とも〕 梅雨の時期に時々訪れる寒さ。梅雨冷え。[季]夏。「―の一日」

つゆ-ぞら【梅雨空】🔗🔉

つゆ-ぞら [3][0] 【梅雨空】 梅雨の時期の空一面を雨雲がおおっている空模様。[季]夏。

つゆ-たけ【梅雨葺】🔗🔉

つゆ-たけ [2] 【梅雨葺】 〔「つゆだけ」とも〕 梅雨の頃に生えるきのこ類の総称。食用にならない。[季]夏。

つゆ-どき【梅雨時】🔗🔉

つゆ-どき [0] 【梅雨時】 梅雨の時候。梅雨期。梅雨の頃。

つゆ-の-いり【梅雨の入り】🔗🔉

つゆ-の-いり [0] 【梅雨の入り】 「つゆいり」に同じ。[季]夏。

つゆ-ばれ【梅雨晴(れ)】🔗🔉

つゆ-ばれ [0] 【梅雨晴(れ)】 (1)梅雨の期間中の一時的な晴れ間。五月晴れ。[季]夏。 (2)梅雨が明けて晴れること。

つゆ-びえ【梅雨冷え】🔗🔉

つゆ-びえ [0] 【梅雨冷え】 梅雨の季節に急に冷えること。[季]夏。

ばい-う【梅雨・黴雨】🔗🔉

ばい-う [1] 【梅雨・黴雨】 〔梅の実の熟する頃に降る雨の意。また,この時期に黴(カビ)が生じやすいことから黴雨の意ともいう〕 六月から七月中旬にかけ,朝鮮南部,長江下流域や北海道を除く日本に見られる雨期。梅雨前線上を低気圧が次々と東進することによる。五月中旬頃に走り梅雨(ヅユ)を見,六月中旬頃に梅雨入り(入梅(ニユウバイ))となる。雨がちで梅雨冷え(梅雨寒(ツユザム))のする陰鬱な天気が続くが,梅雨の中休みには五月(サツキ)晴れになることもある。梅雨の末期には,ときに集中豪雨を各地にもたらす。やがて太平洋高気圧が強まって前線を北方へ押しやると梅雨明け(出梅(シユツバイ))となって盛夏を迎える。雨量の少ない空梅雨(カラツユ)の年や梅雨明け後に戻り梅雨をみる年もある。つゆ。さみだれ。[季]夏。

ばいう-ぜんせん【梅雨前線】🔗🔉

ばいう-ぜんせん [4] 【梅雨前線】 本州沿いに停滞して梅雨をもたらす前線。北太平洋高気圧とオホーツク海または日本海にある高気圧との間に形成される。

ばいう-まっき-ごうう【梅雨末期豪雨】🔗🔉

ばいう-まっき-ごうう ―ガウウ [7] 【梅雨末期豪雨】 梅雨の末期に,梅雨前線付近で発生する豪雨。狭い地域に短時間に降雨が集中する。

つゆ【梅雨が始まった(あがった)】(和英)🔗🔉

つゆ【梅雨が始まった(あがった)】 The rainy season has set in (is over).

ばいう【梅雨前線】(和英)🔗🔉

ばいう【梅雨前線】 a seasonal rainfront.

広辞苑+大辞林梅雨で始まるの検索結果。