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広辞苑の検索結果 (11)

くまがい【熊谷】(地名)🔗🔉

くまがい熊谷】 熊谷くまがやの旧称。熊谷氏の本拠。 ⇒くまがい‐がさ【熊谷笠】 ⇒くまがい‐ざくら【熊谷桜】

くまがい‐がさ【熊谷笠】🔗🔉

くまがい‐がさ熊谷笠】 編笠の一種。武蔵国熊谷から産出した笠で、普通の編笠より深い。天和(1681〜1684)頃から武士の間に行われた。熊谷。 熊谷笠 ⇒くまがい【熊谷】

くまがい‐ざくら【熊谷桜】🔗🔉

くまがい‐ざくら熊谷桜】 マメザクラの一品種。キンキマメザクラの八重咲きで、初め紅色、のち白色。 ⇒くまがい【熊谷】

くまがい‐じんや【熊谷陣屋】‥ヂン‥🔗🔉

くまがい‐じんや熊谷陣屋‥ヂン‥ 浄瑠璃「一谷嫩軍記いちのたにふたばぐんき」3段目後半の通称。単に「陣屋」ともいう。また、歌舞伎での同場面の通称。 →文献資料[一谷嫩軍記(熊谷陣屋の段)] ⇒くまがい【熊谷】

くまがい‐そう【熊谷草】‥サウ🔗🔉

くまがい‐そう熊谷草‥サウ (花の形を、熊谷直実の背負う母衣ほろに見立てての名)ラン科の多年草。山地の林下にしばしば群生。高さ約30センチメートル。春、葉間に花柄を直立し紅紫の細点ある大きな袋状の白花を開く。ほていそう。〈[季]春〉。→あつもりそう。 くまがいそう クマガイソウ 提供:OPO ⇒くまがい【熊谷】

くまがい‐たいぞう【熊谷岱蔵】‥ザウ🔗🔉

くまがい‐たいぞう熊谷岱蔵‥ザウ 医学者。長野県生れ。東北大学総長。BCGの研究、X線間接撮影法による集団検診など結核の診断・予防・治療に貢献。文化勲章。(1880〜1962) ⇒くまがい【熊谷】

くまがい‐なおざね【熊谷直実】‥ナホ‥🔗🔉

くまがい‐なおざね熊谷直実‥ナホ‥ 鎌倉初期の武士。武蔵熊谷の人。初め平知盛に仕え、のち源頼朝に降り、平家追討に功。久下直光と地を争い、敗れて京に走り仏門に入って法然に師事、蓮生坊と称す。一谷の戦に平敦盛を討ったことは平家物語で名高く、謡曲・幸若・浄瑠璃・歌舞伎に作られる。(1141〜1208)→一谷嫩軍記いちのたにふたばぐんき⇒くまがい【熊谷】

くまがい‐なおよし【熊谷直好】‥ナホ‥🔗🔉

くまがい‐なおよし熊谷直好‥ナホ‥ 江戸末期の歌人。周防岩国藩士。香川景樹に学び、桂門十哲の一人。著「梁塵後抄」「法曹至要抄注解」、家集「浦の汐貝」など。(1782〜1862) ⇒くまがい【熊谷】

くまがい‐もりかず【熊谷守一】🔗🔉

くまがい‐もりかず熊谷守一】 洋画家。岐阜県生れ。東京美術学校卒。フォーヴィスムを経て、簡潔な形態と色彩による画風を示す。作「蝋燭」「陽の死んだ日」など。(1880〜1977) 熊谷守一 撮影:田沼武能 ⇒くまがい【熊谷】

くまがや【熊谷】🔗🔉

くまがや熊谷】 埼玉県北部の市。中山道の宿駅。荒川北岸に沿い、熊谷寺・熊谷堤などがある。人口20万5千。

大辞林の検索結果 (10)

くまがい【熊谷】🔗🔉

くまがい 【熊谷】 姓氏の一。

くまがい-たいぞう【熊谷岱蔵】🔗🔉

くまがい-たいぞう ―タイザウ 【熊谷岱蔵】 (1880-1962) 医学者。長野県生まれ。東大卒。東北大学教授・総長。結核の病理学的研究,またその予防に尽力。

くまがい-なおざね【熊谷直実】🔗🔉

くまがい-なおざね ―ナホザネ 【熊谷直実】 (1141-1208) 鎌倉初期の武将。武蔵国熊谷の人。通称二郎。石橋山の合戦では平家方だったが,のち頼朝に仕え,一谷で平敦盛を討った。久下直光と所領を争い敗れて出家,法然の門に入った。法号蓮生。

くまがい-なおよし【熊谷直好】🔗🔉

くまがい-なおよし ―ナホヨシ 【熊谷直好】 (1782-1862) 江戸後期の歌人。岩国の人。香川景樹に師事。桂園十哲の一人。歌風は流麗。著「梁塵後抄」「法曹至要抄註釈」,歌集「浦の汐貝」など。

くまがい-もりかず【熊谷守一】🔗🔉

くまがい-もりかず 【熊谷守一】 (1880-1977) 洋画家。岐阜県生まれ。東京美校卒。代表作「陽の死んだ日」など。

くまがい-がさ【熊谷笠】🔗🔉

くまがい-がさ [5] 【熊谷笠】 〔武蔵国熊谷地方で産したのでいう〕 擂(ス)り鉢を伏せたような形の深編み笠。虚無僧(コムソウ),人目を忍ぶ武士などがかぶった。 熊谷笠 [図]

くまがい-ざくら【熊谷桜】🔗🔉

くまがい-ざくら 【熊谷桜】 サクラの一種。コヒガンザクラの八重咲き品種で,全体に小さく,花は淡紅色でかわいらしい。

くまがいじんや【熊谷陣屋】🔗🔉

くまがいじんや ―ヂンヤ 【熊谷陣屋】 人形浄瑠璃「一谷嫩軍記(イチノタニフタバグンキ)」の三段目切「生田熊谷陣屋」の通称。義経の意をくんだ直実が敦盛の身代わりに我が子を討ち,無常を感じて出家するという筋。

くまがい-そう【熊谷草】🔗🔉

くまがい-そう ―サウ [0] 【熊谷草】 ラン科の多年草。林中・竹藪(タケヤブ)などに自生。茎は高さ30センチメートル内外,上端に大きな扇状円形の葉を一対つける。晩春,茎頂に淡黄緑色の花を横向きに一個つける。花は唇弁が袋状にふくれ,名はこれを熊谷直実の背負った母衣(ホロ)に見立てたもの。[季]春。 熊谷草 [図]

くまがや【熊谷】🔗🔉

くまがや 【熊谷】 埼玉県北部にある市。近世,中山道の宿場町。重化学工業地として発展し,県北部の中心。熊谷(ユウコク)寺がある。くまがい。

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