複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (16)

しぼり【絞り・搾り】🔗🔉

しぼり絞り・搾り】 ①しぼること。 ②「しぼりぞめ」の略。 ③花弁などで、色彩の入りまじっているもの。 ④手ふきを湯または冷水にひたして、しぼったもの。「お―」 ⑤〔理〕(stop; diaphragm)光学系において光束を制限する穴。特に、レンズから入ってくる光の量を調節する装置。→一眼レフ(図)⇒しぼり‐かす【絞り滓・搾り滓】 ⇒しぼり‐がみ【絞り紙】 ⇒しぼり‐じる【搾り汁】 ⇒しぼり‐ぞめ【絞り染】 ⇒しぼり‐だし【搾り出し】 ⇒しぼり‐ぢゃきん【絞り茶巾】 ⇒しぼり‐ばなし【絞り放し】 ⇒しぼり‐はら【絞り腹】 ⇒しぼり‐ぶき【絞り吹き】 ⇒しぼり‐ふくろじ【絞り袋地】 ⇒しぼり‐べん【絞り弁】 ⇒しぼり‐もめん【絞り木綿】 ⇒しぼり‐もん【絞り紋】

しぼり‐あ・げる【絞り上げる・搾り上げる】🔗🔉

しぼり‐あ・げる絞り上げる・搾り上げる】 〔他下一〕[文]しぼりあ・ぐ(下二) ①すっかりしぼる。かたくしぼる。 ②幕などを紐でくくって高く上げる。浄瑠璃、出世景清「衣の袖を―・げ、得物得物をひつさげて」 ③苦しい声を無理に張り上げる。浄瑠璃、鎌田兵衛名所盃「―・げ泣きければ」 ④金品をまきあげる。せびりとる。「何もかも―・げる」 ⑤強く責めたてる。「怠け者を―・げる」

しぼり‐かす【絞り滓・搾り滓】🔗🔉

しぼり‐かす絞り滓・搾り滓】 必要なものをしぼりとった残りのかす。 ⇒しぼり【絞り・搾り】

しぼり‐がみ【絞り紙】🔗🔉

しぼり‐がみ絞り紙】 しぼって、皺しわをよせた紙。しぼがみ。 ⇒しぼり【絞り・搾り】

しぼり‐こ・む【絞り込む・搾り込む】🔗🔉

しぼり‐こ・む絞り込む・搾り込む】 〔他五〕 ①物をしぼって出した汁などを中に入れる。 ②対象の範囲をせばめて行き、限定する。「犯人を―・む」

しぼり‐ぞめ【絞り染】🔗🔉

しぼり‐ぞめ絞り染】 染色法の一つ。糸で布帛ふはくをつまみ、また縫い締め、その後に竹皮や合成樹脂のシートで包むなどの方法で皺しぼを生じさせて、部分的に液の浸入を防いでから染め出す法。鹿子かのこ絞り・有松絞りなど。くくりぞめ。くくしぞめ。しぼり。纐纈こうけち。目染め。 ⇒しぼり【絞り・搾り】

しぼり‐だ・す【絞り出す・搾り出す】🔗🔉

しぼり‐だ・す絞り出す・搾り出す】 〔他五〕 しぼって中の液体などを外に出す。比喩的に、考えや声などを苦心して出す。「絵具を―・す」「無い知恵を―・す」

しぼり‐ぢゃきん【絞り茶巾】🔗🔉

しぼり‐ぢゃきん絞り茶巾】 茶道で茶巾を絞ったままの形で、茶碗に仕組んで持ち出すこと。 ⇒しぼり【絞り・搾り】

しぼり‐と・る【絞り取る・搾り取る】🔗🔉

しぼり‐と・る絞り取る・搾り取る】 〔他五〕 ①しぼって中の液体を取り出す。 ②取れるだけ無理に金品を取り立てる。また、搾取する。「高い年貢を―・る」

しぼり‐ばなし【絞り放し】🔗🔉

しぼり‐ばなし絞り放し】 絞り染のくくりをとり、縮んだままにしておくもの。 ⇒しぼり【絞り・搾り】

しぼり‐はら【絞り腹】🔗🔉

しぼり‐はら絞り腹(→)「しぶりばら」に同じ。〈日葡辞書〉 ⇒しぼり【絞り・搾り】

しぼり‐ぶき【絞り吹き】🔗🔉

しぼり‐ぶき絞り吹き】 日本古来の冶金法の一つ。合金または鉱物を、それらの一成分の溶融点よりも高く、他成分の溶融点よりは低い温度に加熱して、一成分だけを溶融状態で分離する方法。南蛮絞りはその一種。 ⇒しぼり【絞り・搾り】

しぼり‐ふくろじ【絞り袋地】‥ヂ🔗🔉

しぼり‐ふくろじ絞り袋地‥ヂ 経緯たてよことも木綿単糸を縒り合わせた糸で織った袋物の生地。織り上げたのち袋に縫い上げるものと、袋織に織るものとがある。かまぼこ・砂糖・醤油・酒などを製する際、液をしぼりまたは濾すのに用いる。 ⇒しぼり【絞り・搾り】

しぼり‐べん【絞り弁】🔗🔉

しぼり‐べん絞り弁】 管路の断面積を種々に変えて、流量を制限する弁。内燃機関の気化器に取り付けて吸入空気量を加減するもの、蒸気機関に取り付けて蒸気量を加減するものなど。スロットル。 ⇒しぼり【絞り・搾り】

しぼり‐もめん【絞り木綿】🔗🔉

しぼり‐もめん絞り木綿】 木綿を絞り染にしたもの。 ⇒しぼり【絞り・搾り】

しぼり‐もん【絞り紋】🔗🔉

しぼり‐もん絞り紋】 絞り染の法によって染め出した紋所。 ⇒しぼり【絞り・搾り】

大辞林の検索結果 (15)

しぼり【絞り・搾り】🔗🔉

しぼり [3] 【絞り・搾り】 (1)しぼること。 (2)「絞り染め」の略。 (3)花びらなどで,絞り染めのように斑(マダラ)の模様になっているもの。 (4)光学系で,光線束の方向範囲を限定するために入れる孔(アナ)のあいた板。写真レンズ系の絞りは孔の大きさを変えることができる。動物の目の虹彩も,絞りのはたらきをする。

しぼり-かす【絞り滓・搾り滓】🔗🔉

しぼり-かす [4] 【絞り滓・搾り滓】 必要な液体を搾り取った残りの滓。

しぼり-ぞめ【絞り染(め)】🔗🔉

しぼり-ぞめ [0] 【絞り染(め)】 布地を縫い縮めたり,巻いたり,圧迫したりして染色液の浸入を防いで染料に浸し,模様を表す方法。また,そのもの。鹿の子絞り・柳絞りなど。絞り。くくり染め。くくし染め。

しぼり-ちゃきん【絞り茶巾】🔗🔉

しぼり-ちゃきん [4] 【絞り茶巾】 茶道で,冬期に折りたたまず絞ったままの形で出す茶巾。またその点前。

しぼり-ばなし【絞り放し】🔗🔉

しぼり-ばなし [0] 【絞り放し】 染色法の一種。絞り染めのくくりをとったあと,布を伸ばさず縮んだままにしておくもの。

しぼり-ぶき【絞り吹(き)】🔗🔉

しぼり-ぶき [0] 【絞り吹(き)】 ⇒南蛮絞(ナンバンシボ)り

しぼり-べん【絞り弁】🔗🔉

しぼり-べん [3] 【絞り弁】 通路の断面積を変化させ,そこを通る流体の量を加減する方式の弁。スロットル。スロットル-バルブ。

しぼり-もん【絞り紋】🔗🔉

しぼり-もん [3] 【絞り紋】 絞り染めで染め出した紋所。

しぼり-あ・げる【絞り上げる・搾り上げる】🔗🔉

しぼり-あ・げる [5] 【絞り上げる・搾り上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 しぼりあ・ぐ (1)すっかりしぼり終わる。「洗濯物を―・げる」 (2)非を認めたり白状したりするまで,徹底的に追及する。「白状するまで―・げてやる」 (3)(金品を)ほとんど残っていない者からさらに出させる。「貧しい者から―・げた税」 (4)無理をして精一杯の声を出す。「声を―・げる」

しぼり-こ・む【絞り込む】🔗🔉

しぼり-こ・む [4] 【絞り込む】 (動マ五) (1)水分などを絞って中へ入れる。絞り入れる。「レモン汁を―・む」 (2)多くの中から条件を定めて数や範囲を小さくしていく。「容疑者を―・む」 [可能] しぼりこめる

しぼり-だ・す【絞り出す・搾り出す】🔗🔉

しぼり-だ・す [4] 【絞り出す・搾り出す】 (動サ五[四]) (1)圧搾して,中身の液体などを出す。「ゴマから油を―・す」 (2)無理をして出す。「のどの奥から―・したような声」「ない知恵を―・す」 [可能] しぼりだせる

しぼり-と・る【絞り取る・搾り取る】🔗🔉

しぼり-と・る [4] 【絞り取る・搾り取る】 (動ラ五[四]) (1)水分を含んでいるものを強くねじったり押したりして水分を取る。 (2)(金などを)無理やり取る。絞り上げる。「なけなしの金を―・る」 [可能] しぼりとれる

しぼり【絞り】(和英)🔗🔉

しぼり【絞り】 (a) variegation;a dapple;→英和 a stop (写真機の).→英和 絞り目盛り an exposure scale.

しぼりき【絞り器】(和英)🔗🔉

しぼりき【絞り器】 a wringer;→英和 a squeezer.

しぼりだす【絞り出す】(和英)🔗🔉

しぼりだす【絞り出す】 squeeze[press]out.

広辞苑+大辞林絞りで始まるの検索結果。