複数辞典一括検索+![]()
![]()
広辞苑の検索結果 (7)
へた【蔕】🔗⭐🔉
へた【蔕】
果実に残っている萼がく。なす・柿などに見られる。宿存萼。〈日葡辞書〉
ほぞ‐おち【臍落ち・蔕落ち】🔗⭐🔉
ほぞ‐おち【臍落ち・蔕落ち】
①産児の胞衣えなを切って臍へその緒の落ちること。俗に「落ちる」というのを忌んで「ほぞの緒がおさまる」という。ほぞち(臍落)。
②強いられてでなく、自分の意志で同意すること。納得。承知。日葡辞書「ホゾヲチガシタ、また、セラレタ」
③果実がよく熟して自然に蔕ほぞから落ちること。また、その果実。ほぞち(蔕落)。ほぞぬけ。日葡辞書「ホゾヲチノウリ」
ほぞ‐ぬけ【蔕抜け】🔗⭐🔉
ほぞ‐ぬけ【蔕抜け】
(→)「ほぞおち」3に同じ。狂言、柑子「何とやら一つ―致して、ころころと落ちましたに依つて」
○蔕を固うすほぞをかとうす🔗⭐🔉
○蔕を固うすほぞをかとうす
[文選、左思魏都賦「深根固蔕」]基礎をしっかり固める。転じて、決心をする。覚悟をきめる。「臍ほぞを固うす」とも。太平記20「京都を日々夜々攻められば、根を深うし蔕を固うする謀り事となつて」
⇒ほぞ【蔕】
[漢]蔕🔗⭐🔉
蔕 字形
〔艹部11画/14画/7288・6878〕
〔音〕テイ(漢)
〔訓〕へた
[意味]
植物の実に残ってついている萼がく。へた。「柿蔕してい」
▷[蒂]は異体字。
〔艹部11画/14画/7288・6878〕
〔音〕テイ(漢)
〔訓〕へた
[意味]
植物の実に残ってついている萼がく。へた。「柿蔕してい」
▷[蒂]は異体字。
大辞林の検索結果 (4)
へた【蔕】🔗⭐🔉
へた [0][2] 【蔕】
茄子(ナス)・柿などの実についている萼(ガク)。
ほぞ【蔕】🔗⭐🔉
ほぞ [1] 【蔕】
〔「ほぞ(臍)」と同源。古くは「ほそ」〕
果実のへた。
ほぞ-おち【臍落ち・蔕落ち】🔗⭐🔉
ほぞ-おち [0][4] 【臍落ち・蔕落ち】 (名)スル
〔古くは「ほそおち」〕
(1)果実が熟して自然に落ちること。またその果実。ほぞち。ほぞぬけ。
(2)機が熟すること。時期が来て自然に事が成就すること。「―する迄待つてはゐられぬ/浄瑠璃・右大将鎌倉実記」
(3)納得すること。腑(フ)に落ちること。「段々の教訓に―して,一生あの里へ参るまいとの起請文/浮世草子・好色敗毒散」
(4)へその緒が落ちること。ほぞち。
〔(4)が原義〕
広辞苑+大辞林に「蔕」で始まるの検索結果。