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広辞苑の検索結果 (2)
せま・る【迫る・逼る】🔗⭐🔉
せま・る【迫る・逼る】
〔自五〕
狭くなる意。
①ちかづく。ちかよる。金剛波若経集験記平安初期点「五箇の道、相ひ近セマリ、意中荒迷す」。徒然草「死は前よりしも来らず、かねて後より―・れり」。「夕闇が―・る」「前に山が―・る」「首位に―・る」「真に―・る」「締切りが―・る」「危険が身に―・る」
②ゆとりがなくなる。窮する。つまる。「思いが胸に―・る」「悠揚―・らぬ態度」
③貧苦になる。貧窮する。源氏物語少女「―・りたる大学の衆とて」
④不足する。欠乏窮迫する。日葡辞書「ミヅガセマッタ」
⑤(他動詞的に)しいて求める。「返答を―・る」「必要に―・られる」
せ・る【迫る】🔗⭐🔉
せ・る【迫る】
〔他四〕
①少しずつ間をせまくする。
②せきたてる。促す。浄瑠璃、冥途飛脚「五兵衛行つて―・つてくれと」
大辞林の検索結果 (3)
せま・る【迫る・逼る】🔗⭐🔉
せま・る [2] 【迫る・逼る】 (動ラ五[四])
(1)間隔が小さくなる。「―・った眉」「峡―・り水窄(セバ)まり/日本風景論(重昂)」
(2)すぐ近い所まで寄る。「危険が―・る」「敵陣に―・る」「裏に崖の―・った土地」「核心に―・る」「禿山が一つ,群を抜きんでて眉に―・る/草枕(漱石)」
(3)時刻・期限などが近づく。「締め切りが―・る」
(4)それとほとんど違わなくなる。「兄弟子に力量が―・る」「真に―・った演技」
(5)ある感情がこみあげて胸が苦しくなる。「悲しくなつて,胸が―・つて,涙が流れて/多情多恨(紅葉)」
(6)行き詰まる。窮地に立つ。「何処か―・らない鷹揚な気象がある/それから(漱石)」「必要に―・られる」
(7)強い態度で相手に対する。「復縁を―・る」
(8)不足する。「五穀登(ミノ)らずして百姓―・り乏(トモ)しからむと/日本書紀(仁徳訓)」「水ガ―・ッタ/日葡」
〔形容詞「せばし」と同源。「迫(セ)む」に対する自動詞〕
せ・る【迫る】🔗⭐🔉
せ・る [1] 【迫る】 (動ラ五[四])
(1)少しずつ,上方・前方へ移動する。「―・り上がる」「―・り出す」
(2)催促する。急がせる。「五兵衛行つて―・つてくれ/浄瑠璃・冥途の飛脚(中)」
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