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広辞苑の検索結果 (5)

ぬ‐もり【野守】🔗🔉

ぬ‐もり野守】 「のもり」の江戸時代の誤読。→ぬ(野)2

の‐もり【野守】🔗🔉

の‐もり野守】 野を守る人。特に、禁猟の野を守る番人。万葉集1「―は見ずや君が袖振る」 ⇒のもり‐ぐさ【野守草】 ⇒のもり‐の‐かがみ【野守の鏡】

のもり【野守】(作品名)🔗🔉

のもり野守】 能。世阿弥作の鬼物。野守の鏡とは、野守の老人などが姿を映す池の名というが、実は鬼の持つ宝で、天地の真相を映す鏡の名だという説話を脚色。

のもり‐ぐさ【野守草】🔗🔉

のもり‐ぐさ野守草】 ハギの異称。 ⇒の‐もり【野守】

のもり‐の‐かがみ【野守の鏡】🔗🔉

のもり‐の‐かがみ野守の鏡】 (「袖中抄」に、雄略天皇が鷹狩の時、逃げた鷹を野守が水鏡で見て発見したとある故事に基づく) ①野中の水に物影のうつるのを鏡にたとえていう語。水鏡。 ②特に、普通には見えないものを見ることができる鏡として歌によまれる。新古今和歌集「はし鷹の―見てしがな思ひ思はずよそながらみん」 ⇒の‐もり【野守】

大辞林の検索結果 (4)

の-もり【野守】🔗🔉

の-もり 【野守】 立ち入り禁止の猟地や禁猟の野の見張り人。野の番人。「あかねさす紫野行き標野(シメノ)行き―は見ずや君が袖振る/万葉 20」

のもり-ぐさ【野守草】🔗🔉

のもり-ぐさ 【野守草】 ハギの異名。

のもり-の-かがみ【野守の鏡】🔗🔉

のもり-の-かがみ 【野守の鏡】 〔雄略天皇が鷹(タカ)狩りをしたときに,逃げた鷹を野守が野の水に映った影によって発見したという「袖中抄」などに見える故事から〕 野中のたまり水に物影が映るのを鏡にたとえた語。和歌では,普通では見えないものを見ることができる鏡の意にいわれる。「はし鷹の―みてしがな/新古今(恋五)」

のもり【野守】🔗🔉

のもり 【野守】 能の一。五番目物。世阿弥作。羽黒山伏が,野守の鏡は水鏡ではなく,天地の真相を映す鬼神の宝物であることを鬼神に教えられ,その鏡を見る。

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