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広辞苑の検索結果 (25)

カーリダーサ【Kālidāsa】🔗🔉

カーリダーサKālidāsa】 古代インド最大の詩人・劇作家。4世紀後半〜5世紀初めの人。戯曲「シャクンタラー」、叙事詩「ラグヴァンシャ」、抒情詩「メーガ‐ドゥータ(雲の使い)」などはサンスクリット文学の最高傑作。

カラ‐アザール【kālā-āzār ヒンディー】🔗🔉

カラ‐アザールkālā-āzār ヒンディー】 インド・中国・中央アジア・地中海沿岸・中央アフリカ・南アメリカなどの地方病。リーシュマニアという鞭毛虫類が病原体でサシチョウバエの媒介により感染し、間欠性の高熱に続き、貧血・肝脾腫・腹水などを呈し、皮膚に黒褐色の色素沈着を来す。黒熱病。

カラパ【Kalapa オランダ・咬吧】🔗🔉

カラパKalapa オランダ・咬】 ジャカルタの古称。スンダカラパ。

カラハリ【Kalahari】🔗🔉

カラハリKalahari】 アフリカ南部の大砂漠。ボツワナ南半部を占め、南アフリカ・ナミビアの一部に及ぶ。

カランコエ【Kalanchoe ラテン】🔗🔉

カランコエKalanchoe ラテン】 ベンケイソウ科セイロンベンケイ属植物(その学名)。熱帯アジアの原産。特にマダガスカル原産の数種の、園芸上の通称。多肉で小形の多年草で、鐘形4弁の赤・橙・黄などの小花を群がってつける。ベニベンケイなど。 カランコエ 提供:OPO

カリ【kali オランダ・加里】🔗🔉

カリkali オランダ・加里】 ①カリウムの称。 ②炭酸カリウムの、また一般に、カリウム塩類の俗称。

カリーニングラード【Kaliningrad】🔗🔉

カリーニングラードKaliningrad】 ロシア西端、バルト海沿岸の貿易港で、商工業都市。中世ハンザ同盟の有力な都市。ポーランド・リトアニアと国境を接するロシアの飛び地。1946年ドイツ領東プロイセンからソ連に編入。カントの生地。ドイツ語の旧名ケーニヒスベルク。人口42万6千(2004)。

カリーラとディムナ【Kalīla wa Dimna アラビア】🔗🔉

カリーラとディムナKalīla wa Dimna アラビア】 アラビア語の動物寓話集。パンチャタントラの中世ペルシア語訳に基づく。8世紀の文人イブン=アル=ムカッファア作。標題は主人公の2匹の豺やまいぬの名。

カリウム【Kalium ドイツ】🔗🔉

カリウムKalium ドイツ】 (アルカリに因む名)アルカリ金属元素の一種。元素記号K 原子番号19。原子量39.10。銀白色で軟らかい金属。水と激しく反応し、水素を発生して水酸化カリウムとなる。炎色反応は淡紫色。化学的に極めて活性。酸化を防ぐため石油や揮発油中に貯える。天然にはケイ酸塩として、また海水や岩塩中にカリウム塩として存在。生体では細胞内の電解質の主成分。英語名ポタシウム。加里。 ⇒カリウム‐アルゴン‐ほう【カリウムアルゴン法】

カリスト【Kallistō】🔗🔉

カリストKallistō】 ①ギリシア神話で、アルカディアのニンフ。ゼウスの愛を得てアルカスの母となるが、アルテミスによって熊に変えられた。 ②〔天〕木星の第4衛星。1610年ガリレイが第1(イオ)・第2(エウロパ)・第3(ガニメデ)各衛星とともに発見。 カリスト 撮影:NASA

カリマコス【Kallimachos】🔗🔉

カリマコスKallimachos】 ヘレニズム期ギリシアの学者詩人。前4世紀末〜前3世紀半ばの人。アレクサンドリア図書館の文献目録を完成。叙事詩・抒情詩・讃歌・縁起譚などの作品を遺す。

カリマンタン【Kalimantan】🔗🔉

カリマンタンKalimantan】 ボルネオのインドネシア語名。

カリュプソ【Kalypsō】🔗🔉

カリュプソKalypsō】 ギリシア神話で海のニンフ。トロイアから帰国するオデュッセウスを引き止め同棲した。

かりょうびんが【迦陵頻伽】🔗🔉

かりょうびんが迦陵頻伽】 (梵語kalaviṅka 妙音鳥・好声鳥などと意訳)仏教で、雪山または極楽にいるという想像上の鳥。美妙な鳴き声を持つとされることから、仏の音声の形容ともする。その像は、人頭・鳥身の姿で表すことが多い。歌羅頻伽。迦鳥。頻伽鳥。 迦陵頻伽

カリンガ【迦陵伽・Kaliṅga】🔗🔉

カリンガ迦陵伽・Kaliṅga】 古代インドの国名。今のインド東部オリッサ州海岸部に当たる。前261年頃、アショーカ王が征服。羯伽国かつりょうがこく

カルキ【kalk オランダ】🔗🔉

カルキkalk オランダ】 ①石灰。 ②(→)クロルカルキ。さらし粉。「―臭い」 ⇒カルキ‐ながし【カルキ流し】

かるだい【伽留陀夷・迦留陀夷】🔗🔉

かるだい伽留陀夷・迦留陀夷】 (梵語Kālodāyin 黒光と訳す)仏弟子の一人。悪行が多く、それによって仏が種々の戒律を定めたという。

カルビ🔗🔉

カルビ (朝鮮語kalbi)ばら肉のこと。焼肉・煮込みなどに用いる。

カルミア【Kalmia ラテン】🔗🔉

カルミアKalmia ラテン】 広義にはツツジ科の一属(その学名)。北アメリカ原産。また、同属の観賞用常緑低木。シャクナゲに似た葉を枝先に輪生。初夏に枝端に多数の白花を束状につける。花冠は盃状で赤紫の斑点がめだつ。アメリカシャクナゲ。 カルミア(花) 撮影:関戸 勇

カレードスコープ【kaleidoscope】🔗🔉

カレードスコープkaleidoscope】 万華鏡まんげきょう。百色めがね。

カレワラ【Kalevala】🔗🔉

カレワラKalevala】 フィンランドの民族叙事詩。医師レンルート(Elias Lönnrot1802〜1884)が主に東フィンランドに伝わる歌謡を採録、再構築したもの。1835〜49年刊。物語は天地創造に始まりキリスト誕生に対応する男子誕生で終わる。 ○彼を知り己を知れば百戦殆からずかれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず [孫子謀攻]敵と味方との実力をはっきり知ったうえで戦えば、何度戦っても敗れることはない。 ⇒かれ【彼】

ケール【kale】🔗🔉

ケールkale】 キャベツの一種。結球せず、茎が立つものと立たないものがあり、葉が縮れる。縮れないものはコラードという。若葉はサラダなどに用いるほか、薬用の青汁の原料。中国や東南アジアで花茎を食べる芥藍かいらん(チャイニーズ‐ケール)もこの仲間。

こう【劫】コフ🔗🔉

こうコフ (呉音。慣用音はゴウ) ①〔仏〕(梵語kalpa 劫波・劫簸とも)きわめて長い時間の単位。多く宇宙の生滅などについていう。「永劫えいごう→四劫。 ②囲碁で、1目を双方で交互に取り返せる形ができたとき、取られたあと、すぐ取り返してはならないルール。他の急所に打って(「劫立て」という)、相手がそれに応ずれば、そのあとで1目を取り返す。劫争い。 ⇒劫を経る

はんそく‐おう【斑足王】‥ワウ🔗🔉

はんそく‐おう斑足王‥ワウ (梵語Kalmāṣapāda)ジャータカに出てくるマガダ国の王。その父が牝獅子めじしと交わって生まれたという。足に斑紋があり、性格は獰猛どうもうで王位に即いた後も好んで小児を食い、遂に羅刹らせつの国に入って鬼王となったと伝える。

ほう‐びょう【宝瓶】‥ビヤウ🔗🔉

ほう‐びょう宝瓶‥ビヤウ 〔仏〕 ①(梵語kuṇḍikā 軍持と音写)華瓶けびょう・水瓶すいびょうなど瓶器の尊称。 ②(梵語kalaśa 迦羅奢と音写)密教で、灌頂かんじょうの誓水を入れる器。

大辞林の検索結果 (26)

カーリダーサKlidsa🔗🔉

カーリダーサ Klidsa 四世紀後半から五世紀にかけて活躍したインドのサンスクリット語の詩人・劇作家。戯曲「シャクンタラー」が有名。

カラ-アザール(ヒンデイー) kl-zr🔗🔉

カラ-アザール [4] (ヒンデイー) kl-zr 〔黒い病気の意〕 中国・インド・地中海沿岸・南アメリカ・中央アフリカなどに地方病的に存在する原虫感染症。発熱・肝脾腫・貧血をきたし,末期には皮膚が黒褐色になる。黒熱病。アッサム熱。

カラパKalapa🔗🔉

カラパ Kalapa ジャカルタの古名。

カランコエ(ラテン) Kalanchoe🔗🔉

カランコエ [2] (ラテン) Kalanchoe ベンケイソウ科カランコエ属の植物の総称。マダガスカル島・アフリカなどに分布。多肉質の多年草または低木。日本では,冬,高さ約30センチメートルの花茎の頂に緋紅色の小花を集散状につけるベニベンケイがこの名で栽培され,園芸品種も多い。

カリ(オランダ) kali🔗🔉

カリ [1] (オランダ) kali (1)カリウムの略。 (2)炭酸カリウム,または水酸化カリウム。 (3)化合物の名に用いて,カリウム塩の意を表す。「塩素酸―」 〔「加里」とも書く〕

カリーニングラードKaliningrad🔗🔉

カリーニングラード Kaliningrad ロシア連邦の最西端,バルト海東岸の港湾都市。不凍港で,造船・機械・車両などの工業が盛ん。哲学者カントの出生地。もとドイツ領。ケーニヒスベルク。

カリウム(ドイツ) Kalium🔗🔉

カリウム [2][1] (ドイツ) Kalium 〔potassium〕 アルカリ金属の一。元素記号 K 原子番号一九。原子量三九・一〇。ケイ酸塩として長石・雲母など岩石の成分となって地殻中に広く分布。また,イオンとして動植物の生理に重要な役割をもち,植物灰中に炭酸塩として存在する。単体は銀白色の軟らかい金属。化学的性質はナトリウムに似るが,より活性である。炎色反応は赤紫色。水と激しく反応し,水酸化カリウムを生成する。ポタシウム。

カリオペKalliop🔗🔉

カリオペ Kalliop ギリシャ神話で,叙事詩の女神。学問・芸術など,あらゆる知的活動をつかさどる九人のミューズの一人。オルフェウスの母とされる。

カリストKallist🔗🔉

カリスト Kallist (1)ギリシャ神話で,アルカディアのニンフ。ゼウスに愛されてアルカスを生むがヘラの怒りを買い,熊にされた。 →大熊座 (2) [2] 木星の第四番目の衛星。1610年ガリレイが発見。半径は2410キロメートル。

カリマコスKallimakhos🔗🔉

カリマコス Kallimakhos 古代ギリシャの詩人・学者。前三世紀に活躍。アレクサンドリアの図書館に職を得,それまでのギリシャ語文献を整理した「大目録」を完成。ヘレニズム文学を代表する詩論家として知られ,多数の著作中「アイティア(縁起詩集)」の断片,「賛歌」などが伝わる。

カリマンタンKalimantan🔗🔉

カリマンタン Kalimantan (1)マレー諸島の中央にある世界第三の大島。大部分はインドネシア領。北部はブルネイとマレーシア領のサバとサラワク。赤道直下にあり,ほとんどが熱帯雨林におおわれる。面積75万平方キロメートル。旧称,ボルネオ。 (2)カリマンタン島の四分の三を占めるインドネシア領の呼称。中心都市パンジェルマシン。

カリュプソーKalyps🔗🔉

カリュプソー Kalyps ギリシャ神話の海のニンフ。オギュギア島に漂着したオデュッセウスを歓待し七年間引き留めた。

カリンガKali.nga🔗🔉

カリンガ Kali.nga インド,ベンガル湾一帯の古地名。紀元前四世紀頃強大な国家があったと伝える。 〔「迦陵伽」とも書く〕

カルキ(オランダ) kalk🔗🔉

カルキ [1] (オランダ) kalk 〔石灰の意〕 クロルカルキの略。さらし粉の俗称。 〔「加爾基」とも書く〕

カルミア(ラテン) Kalmia🔗🔉

カルミア [2][0] (ラテン) Kalmia ツツジ科の常緑低木。北アメリカ東部原産。観賞用に栽培。葉は長楕円形。初夏,枝先に径約2センチメートルの淡紅色,広鐘形の花が多数かたまってつく。

カレイドスコープkaleidoscope🔗🔉

カレイドスコープ [6] kaleidoscope 万華鏡(マンゲキヨウ)。

カレビポエクKalevipoeg🔗🔉

カレビポエク Kalevipoeg エストニアの国民叙事詩,またその主人公である神話的英雄の名前。エストニア各地で収集された資料をもとに,一九世紀半ばにクロイツワルトが詩の形式にまとめたもの。

カレワラKalevala🔗🔉

カレワラ Kalevala 〔巨人カレワの国の意〕 フィンランドの民族叙事詩。E =リョンロート(E. Lnnrot 1802-1884)が各地の口承文芸を採集,体系化して,一編の叙事詩として再構築したもの。五〇章,二万二七九五行からなる。1835〜49年刊。カレバラ。

ケールkale🔗🔉

ケール [1] kale アブラナ科の一,二年草。キャベツの類だが結球せず茎が立ち,葉は長楕円形・円形で茎の上部に密生する。料理の飾りに用い,また,しぼった青汁を飲用する。飼料にも用いる。

kale[keil](英和)🔗🔉

kale[keil] n.キャベツの一種<玉にならない>;ケールキャベツのスープ;<米俗>現金.

ka・lei・do・scope[klidskoup](英和)🔗🔉

ka・lei・do・scope[klidskoup] n.万華鏡;変幻極まりないもの.

kal・ends[klndz](英和)🔗🔉

kal・ends[klndz] n.pl.=calends.

Ka・le・va・la[k:liv:l](英和)🔗🔉

Ka・le・va・la[k:liv:l] n.カレワラ<フィンランドの民族叙事詩>.

kal・mi・a[klmi](英和)🔗🔉

kal・mi・a[klmi] n.《植》カルミア.

Kal・muck[klmk](英和)🔗🔉

Kal・muck[klmk] n.カルムイク人<モンゴル人種の一>,その方言.

kal・so・mine[klsmain,‐min](英和)🔗🔉

kal・so・mine[klsmain,-min] n.=calcimine.

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