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さちゅうのぐうご【沙中の偶語】▽中国🔗🔉

さちゅうのぐうご【沙中の偶語】▽中国 臣下がひそかに謀反(ムホン)の相談をすること。 《参考》 (イ)「偶語」は、向かい合って語ること。 (ロ)漢の高祖(コウソ)は長い戦争に勝って、賞として20人ほどの功臣を諸侯に取り立てたが、その他の者にはまだ賞を与えていなかった。ある日、高祖は、遠くの砂地で諸将がかたまって何事か語り合っているのを望見し、不思議に思って臣下の留侯(リュウコウ)(張良(チョウリョウ))に尋ねると、「陛下はご存じないのですか。彼らは謀反の相談をしているのです。」と答えた。憂慮した高祖は、自分の嫌っていた人間を侯にとりたて、諸将の心を落ち着かせたという。 《出典》 〔史記(シキ)・留侯世家〕

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