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幸 さち🔗⭐🔉
【幸】
8画 干部 [三年]
区点=2512 16進=392C シフトJIS=8D4B
《常用音訓》コウ/さいわ…い/さち/しあわ…せ
《音読み》 コウ(カウ)
/ギョウ(ギャウ)
〈x
ng〉
《訓読み》 しあわせ/さいわい(さいはひ)/さいわいにして(さいはひにして)/さいわいとする(さいはひとす)/ねがう(ねがふ)/みゆき/さち
《名付け》 さい・さき・さち・たか・たつ・とみ・とも・ひで・みゆき・むら・ゆき・よし
《意味》
{名}さいわい(サイハヒ)。しあわせ。ひどい目にあわないですむこと。〈同義語〉→倖。「徼幸=幸ヲ徼ム」「丘也幸=丘ヤ幸ヒナリ」〔→論語〕
{副}さいわいにして(サイハヒニシテ)。運よくやっと。「幸而得之=幸ヒニシテコレヲ得タリ」〔→孟子〕
{動}さいわいとする(サイハヒトス)。ねがう(ネガフ)。これはしめたと思う。うまくいったと考える。「幸災楽禍=災ヒヲ幸ヒトシ、禍ヲ楽シム」「幸災不仁=災ヒヲ幸ヒトスルハ不仁ナリ」〔→左伝〕
コウス{動・名}みゆき。天子が出かけることをいう敬語。▽思いがけないさいわいの意から。「行幸」「蜀主窺呉幸三峡=蜀主呉ヲ窺ヒテ三峡ニ幸ス」〔杜庸〕
コウス{動・名}君主にかわいがられる。君主のめぐみ。▽思いがけないさいわいの意から。「寵幸チョウコウ」「得幸=幸ヲ得・幸セラルルヲ得」
〔国〕さち。(イ)さいわい。(ロ)山や海からの収穫物。「海の幸、山の幸」
《解字》
象形。手にはめる手かせを描いたもので、もと手かせの意。手かせをはめられる危険を、危うくのがれたこと。幸とは、もと刑や型と同系のことばで、報(仕返しの罰)や執(つかまえる)の字に含まれる。幸福の幸は、その範囲がやや広がったもの。
《類義》
倖コウは、危うく難をまぬがれることから、思いがけない運に恵まれたこと。幸のものとの意味に近い。福は、豊かな恵み。祉は、神の恵みがそこにとどまること。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語










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