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さち【幸】🔗⭐🔉
さち【幸】
(一説に、朝鮮語のsal(矢)と同源。矢の霊力をサチといい、さらに矢の獲物、転じて幸福をもいうようになったとする)
①獲物を取る道具。古事記上「―を相易かへて用ゐむ」
②漁や猟に獲物の多いこと。また、その獲物。常陸風土記「同ともに―を争へり」。「山の―海の―」
③さいわい。幸福。「―多かれと祈る」
さ‐ち【蹉躓】🔗⭐🔉
さ‐ち【蹉躓】
(主として明治期に用いられた語)つまずくこと。失敗すること。蹉跌さてつ。夏目漱石、文学論「其―せるものに至つては世間より存在を認められざるが故に」
さちお【左千夫】‥ヲ🔗⭐🔉
さちお【左千夫】‥ヲ
⇒いとうさちお(伊藤左千夫)
さち‐がえ【幸替え】‥ガヘ🔗⭐🔉
さち‐がえ【幸替え】‥ガヘ
獲物を取る道具または獲物を互いに交換すること。神代紀下「試みに―せむ」
さち‐ち【幸鉤】🔗⭐🔉
さち‐ち【幸鉤】
魚のよく釣れる釣針。神代紀下「兄の―を持ちたまひて海に入りて魚を釣る」
さち‐な・し【幸無し】🔗⭐🔉
さち‐な・し【幸無し】
〔形ク〕
運が悪い。不幸である。類聚名義抄「数奇、サチナシ」
さち‐は・う【幸はふ】サチハフ🔗⭐🔉
さち‐は・う【幸はふ】サチハフ
〔自四・他下二〕
「さきはう」に同じ。
さち‐びと【幸人】🔗⭐🔉
さち‐びと【幸人】
しあわせな人。
さち‐みたま【幸魂】🔗⭐🔉
さち‐みたま【幸魂】
⇒さきみたま
さち‐や【幸矢】🔗⭐🔉
さち‐や【幸矢】
猟に用いる矢。さつや。
さ‐ちゅう【左注・左註】🔗⭐🔉
さ‐ちゅう【左注・左註】
本文の左側に記す注。
さちゅう‐ぐうご【沙中偶語】🔗⭐🔉
さちゅう‐ぐうご【沙中偶語】
[史記留侯世家](漢の建国直後、処遇を不満とした諸将が砂上で謀反を相談したという故事から)臣下が陰謀の相談をすること。
さ‐ちゅうじょう【左中将】‥ジヤウ🔗⭐🔉
さ‐ちゅうじょう【左中将】‥ジヤウ
左近衛さこんえ中将の略。左近衛府の次官。
さ‐ちゅうべん【左中弁】🔗⭐🔉
さ‐ちゅうべん【左中弁】
「弁官べんかん」参照。
さち‐ゆみ【幸弓】🔗⭐🔉
さち‐ゆみ【幸弓】
猟に用いる弓。さつゆみ。神代紀下「弟の―を持ちて山に入りて獣覓まぐ」
広辞苑に「さち」で始まるの検索結果 1-17。