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ごたくをならべる【御託を並べる】🔗🔉

ごたくをならべる【御託を並べる】 くどくどと勝手なことを言うことのたとえ。 《例文》 「酒を飲むと、いい気になって御託を並べるので閉口だ。」 《参考》 相手の話を軽蔑(ケイヘ゛ツ)して言うときに用いる。

ごたぶんにもれず【御多分に洩れず】🔗🔉

ごたぶんにもれず【御多分に洩れず】 他の同類の例と同じであるようす。例にもれず。 《例文》 「役人からの天下りだから、御多分にもれず腰が高い。」

みこしをあげる【御輿を上げる】🔗🔉

みこしをあげる【御輿を上げる】 座っていた人が立ち上がることのたとえ。また、そうして立ち去ることのたとえ。 《例文》 「真夜中になってようやく御輿を上げて帰って行った。」 決心して仕事などにとりかかることのたとえ。 《例文》 「実力者のあの人がやっと御輿を上げてくれたので、仕事がやりやすくなった。」 《参考》 「輿」を「腰」にかけた表現。 《対句》御輿を据(ス)える。

みこしをかつぐ【御輿を担ぐ】🔗🔉

みこしをかつぐ【御輿を担ぐ】 他の人をおだてて、まつり上げる。持ち上げる。

みこしをすえる【御輿を据える】🔗🔉

みこしをすえる【御輿を据える】 座り込んで動かないことのたとえ。 《例文》 「今は農家の忙しい時季(トキ)で、長く御輿を据えるものも無い。」《島崎藤村(シマサ゛キトウソン)・破戒》 《対句》御輿を上げる。

みすをへだててこうざをのぞく【御簾を隔てて高座を覗く】🔗🔉

みすをへだててこうざをのぞく【御簾を隔てて高座を覗く】 《すだれごしに御座所をのぞくようであるの意》ぼんやりとしていてはっきりと見分けのつかないことのたとえ。また、思いどおりにならず、じれったいことのたとえ。 《参考》 「高座」は、天皇などが謁見のときに座る御座所のこと。 《類句》靴(クツ)を隔てて痒(カユ)きを掻(カ)く。

おみきあがらぬかみはない【御神酒上がらぬ神はない】🔗🔉

おみきあがらぬかみはない【御神酒上がらぬ神はない】 酒飲みが酒を飲むことの自己弁護に言うことば。 ◎「御神酒」は神前に供える酒のこと。どんな神様にだって酒を供えるのだから神様はみんな酒を飲む。だから自分も飲むのだということから。

ごいけんごりょう かんにんじゅうりょう【御意見五両 堪忍十両】🔗🔉

ごいけんごりょう かんにんじゅうりょう【御意見五両 堪忍十両】 人の忠告は五両のねうちがあり、つらいことをじっとこらえることは十両のねうちがある。人の忠告をよく聞いて、なにごとも忍耐すること、これがだいじだということ。 〔類〕堪忍の忍の字が百貫する/堪忍五両思案十両

ごたくをならべる【御託を並べる】🔗🔉

ごたくをならべる【御託を並べる】 自分勝手なことをもったいぶって、しきりに言うこと。 ◎「御託」は「御託宣(ごたくせん)」の略で、神のお告げのこと。転じて、偉そうなことをもったいぶって述べること。

ごへいかつぎ【御幣担ぎ】🔗🔉

ごへいかつぎ【御幣担ぎ】 縁起をひどく気にする人のこと。 ◎「御幣」は神事に使う幣束(へいそく)のことで、それを担いで不吉なことを払うのを好む人のことから。

みこしをあげる【御輿を上げる】🔗🔉

みこしをあげる【御輿を上げる】 すわっていた人が腰を上げること。立ち上がること。また、なかなか始めなかった人が、ようやく事に取りかかること。 ◎祭礼の御輿を担ぎ上げるの意で、「輿」と「腰」をかけたことば。反対に、どっかとすわり込んで動かないことを「御輿を据える」と言う。 〔例〕「みこしをすえて白鳥を取りにやり」(古川柳―「白鳥」は燗(かん)徳利のこと)

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