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きんいこきょうにかえる【錦衣故郷に帰る】🔗⭐🔉
きんいこきょうにかえる【錦衣故郷に帰る】
出世をし、名誉を得て故郷に帰ることのたとえ。「錦衣を着て故郷に帰る」「錦(ニシキ)を着て故郷に帰る」「故郷へ錦を着て帰る」とも。
《参考》
「錦衣」は、美しい絹の着物。
《類句》故郷へ錦を飾る。衣錦(イキン)の栄。
きんじょうはなをそう【錦上花を添う】▽中国🔗⭐🔉
きんじょうはなをそう【錦上花を添う】▽中国
《美しい錦(ニシキ)の上に美しい花を置くの意》美しいものやりっぱなものを更に美しくりっぱにすることのたとえ。「錦上に花を添える」とも。
《参考》
「錦」は、五色の糸で模様を織り出した美しい絹織物。美しいもののたとえとして用いられる。
《出典》
麗唱(レイショウ)仍(ナオ)錦上ニ花ヲ添ウ。〔王安石(オウアンセキ)・即事詩〕
にしきのみはた【錦の御旗】🔗⭐🔉
にしきのみはた【錦の御旗】
赤地の錦に金銀で日月を刺繍(シシュウ)した旗。錦旗(キンキ)。
《参考》
鎌倉時代ごろから、朝敵討伐のさい、天皇から官軍の標章として賜った。特に、戊辰(ホ゛シン)戦争のとき明治天皇から官軍に賜ったものは有名で、現存する。
他に対して自己の主張などを権威づけるものとして立派な名分のたとえ。
《例文》
「国際平和に貢献するためという錦の御旗がある。」
にしきをかざる【錦を飾る】🔗⭐🔉
にしきをかざる【錦を飾る】
《美しい錦で身を飾るの意》立身出世して故郷に帰る。「故郷に錦を飾る。」
にしきをきてよるゆくがごとし【錦を衣て夜行くが如し】▽中国🔗⭐🔉
にしきをきてよるゆくがごとし【錦を衣て夜行くが如し】▽中国
《美しい錦の着物を着て何も見えない暗い夜に歩くようなものであるの意》いくら立身出世しても、故郷に帰ってその栄誉を知人に知られなくてはそのかいがないことのたとえ。
《出典》
富貴ニシテ故郷ニ帰ラザルハ、繍(ニシキ)ヲ衣テ夜行クガ如シ。〔史記(シキ)・項羽本紀〕
きんしんしゅうこう【錦心繍口】🔗⭐🔉
きんしんしゅうこう【錦心繍口】
詩や文章のきわめてすぐれていることを称賛することば。
◎「錦心」は錦(にしき)のように美しい心、「繍口」は刺繍のようにあでやかなことばの意。
〔出〕柳宗元(りゅうそうげん)
〔類〕咳唾珠を成す
きんじょう はなをそえる【錦上 花を添える】🔗⭐🔉
きんじょう はなをそえる【錦上 花を添える】
美しくりっぱなものに、さらに美しくりっぱなものを加えることの形容。
◎美しい錦(にしき)の上に、加えてさらに美しい花を添えるの意から。
〔出〕王安石
にしきをかざる【錦を飾る】🔗⭐🔉
にしきをかざる【錦を飾る】
→故郷へ錦を飾る
にしきをきてよるゆくがごとし【錦を衣て夜行くが如し】🔗⭐🔉
にしきをきてよるゆくがごとし【錦を衣て夜行くが如し】
せっかく出世しても、故郷に帰って人々にそのりっぱな姿を見てもらえなければ、出世したかいがないということ。
◎美しい錦の着物を着て、暗い夜道を歩くのでは、だれにも認めてもらえずなんにもならないの意から。
〔出〕漢書(かんじょ)
〔例〕「錦を着(ちゃく)し夜行くが息子好き」(古川柳)
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