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【錦】 16画 金部 [人名漢字] 区点=2251 16進=3653 シフトJIS=8BD1 《音読み》 キン(キム)/コン(コム)〈jn〉 《訓読み》 にしき 《名付け》 かね・にしき 《意味》 {名}にしき。金糸や色糸を織りこんだ美しい模様の織物。あや織りの生地。「文錦」 {形}錦ニシキのように美しい。転じて、美しくほめたたえるときのことば。「錦雲」「錦心」「錦地」 《解字》 会意兼形声。「帛(絹織り)+音符金」。金糸を織りこんだ絹織物。のち、布帛フハクの最高のものを錦といった。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

錦上添花 キンジョウニハナヲソウ🔗🔉

【錦上添花】 キンジョウニハナヲソウ〈故事〉美しい上にさらに美しさを加えて、よりいっそう美しくする。〔→王安石よりいっそう完全なものにする。

錦心繍口 キンシンシュウコウ🔗🔉

【錦心繍口】 キンシンシュウコウ〈故事〉美しい思いと美しいことば。文才がすぐれていて、詩歌が巧みなこと。『錦心繍腸キンシンシュウチョウ』〔→柳宗元

錦衣 キンイ🔗🔉

【錦衣】 キンイ にしきでつくったりっぱな着物。「君子至止、錦衣狐裘=君子至リヌ、錦衣狐裘」〔→詩経すぐれた仕事をしてほこらしげに故郷に帰ることのたとえ。故郷ににしきを飾る。

錦衣玉食 キンイギョクショク🔗🔉

【錦衣玉食】 キンイギョクショク〈故事〉りっぱなきものを着、おいしい食べ物を食べる。ぜいたくな生活をすること。〔→小学

錦江 キンコウ🔗🔉

【錦江】 キンコウ 川名。江西省を流れる。

錦字 キンジ🔗🔉

【錦字】 キンジ〈故事〉にしきに織りこんだ文字。前秦ゼンシンの竇滔トウトウの妻が、遠方の任地にいる夫を慕って、詩をにしきに織りこんで送った故事。妻が夫を慕って送る手紙。美しい詩句。

錦地 キンチ🔗🔉

【錦地】 キンチ 美しい土地。他人の居住地の敬称。貴地。

錦帆 キンパン🔗🔉

【錦帆】 キンパン にしきの帆。美しい船のこと。「錦帆応是到天涯=錦帆マサニコレ天涯ニ到ルベシ」〔→李商隠

錦官城 キンカンジョウ🔗🔉

【錦官城】 キンカンジョウ 四川シセン省の成都の別名。この地の産物であるにしきを管理する役所があったことから。『錦城キンジョウ・錦里キンリ』

錦茵 キンイン🔗🔉

【錦茵】 キンイン にしきでつくった敷物。「当軒下馬入錦茵=軒ニ当タリテ馬ヨリ下リ錦茵ニ入リヌ」〔→杜甫

錦被 キンピ🔗🔉

【錦衾】 キンキン にしきでつくったりっぱな夜着。『錦被キンピ』「錦衾知暁寒=錦衾ニ暁ノ寒キヲ知ル」

錦袍 キンポウ🔗🔉

【錦袍】 キンポウ にしきでつくったりっぱな上着。「手持錦袍覆我身=手ニ錦袍ヲ持シテ我ガ身ヲ覆フ」〔→李白

錦帳 キンチョウ🔗🔉

【錦帳】 キンチョウ にしきでつくったりっぱなとばり。「蘭省花時錦帳下=蘭省ノ花時錦帳ノ下」〔→白居易美しい垂れ幕をおろした寝台。

錦瑟 キンシツ🔗🔉

【錦瑟】 キンシツ 桐キリの胴に美しい模様のある大きな琴。「錦瑟無端五十絃=錦瑟端無クモ五十絃」〔→李商隠

錦楓 キンプウ🔗🔉

【錦楓】 キンプウ にしきのように美しく紅葉したかえで。

錦旗 キンキ🔗🔉

【錦旗】 キンキ にしきでつくった旗。〔国〕赤地のにしきに太陽と月をかたどった旗。天皇の旗じるしとした。にしきのみはた。

錦綺 キンキ🔗🔉

【錦綺】 キンキ にしきと、あやおりの絹。美しい絹織物のこと。

錦鶏 キンケイ🔗🔉

【錦鶏】 キンケイ にしきどり(きじに似た美しい鳥)のこと。

錦繍 キンシュウ🔗🔉

【錦繍】 キンシュウ にしきのぬいとりのある絹織物。『錦綉キンシュウ』「駕前六軍錯錦繍=駕前ノ六軍錦繍錯ル」〔→陸游にしきと、ししゅう。美しくてりっぱな着物のこと。▽美しくて豪華なものを形容するときにも用いる。

錦嚢 キンノウ🔗🔉

【錦嚢】 キンノウ にしきでつくった袋。〈故事〉つくった詩の原稿を入れておく袋。▽唐の李賀リガが、よい詩ができるとにしきでつくった袋に入れておいた故事から。よい詩のたとえ。

錦鱗 キンリン🔗🔉

【錦鱗】 キンリン こしきのような魚のうろこ。美しい魚のこと。

錦纜 キンラン🔗🔉

【錦纜】 キンラン にしきでつくったともづな。「錦纜牙檣起白鴎=錦纜牙檣白鴎ヲ起タシム」〔→杜甫

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