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しろ【代】🔗⭐🔉
しろ [2] 【代】
(1)かわりとするもの。代用。「借金の―」「御霊(ミタマ)―」「たな霧らひ雪も降らぬか梅の花咲かぬが―にそへてだに見む/万葉 1642」
(2)材料。「壁―」
(3)代価。代金。「飲み―」「翻訳の―に,旅費さへ添へて賜はりしを/舞姫(鴎外)」
(4)あることのために必要な部分。「糊(ノリ)―」「とじ―」「縫い―」
(5)田地。田。「―かき」「早乙女の山田の―に下り立ちて/栄花(根合)」
(6)古代・中世の田地の面積の単位。稲一束を得る田の面積。律令制では段(タン)の五〇分の一。
だい【代】🔗⭐🔉
だい 【代】
■一■ [1] (名)
(1)家や位などを継いで,その地位にいる間。「祖父の―からこの地に住んでいる」「―が替わる」
(2) [0]
物・サービスなどの対価として払う金。料金。「お―はいかほどでしょう」
(3)〔Era〕
地質時代の最も大きな区分の単位。生物界の変化に基づいて設定した時代区分で,時間の長さは一定でない。古生代・中生代・新生代に分ける。
(4) [0]
代わって仕事をする人。代理。代人。「おめへさんの―に通次さんをよこさつせへ/西洋道中膝栗毛(魯文)」
(5) [0]
代わりとなるもの。代用。「刀の―に秤を腰にさして商ひはやるべし/浮世草子・武道伝来記 4」
(6)人名や役職名の下に付けて,その人の代理であることを示す。「中村一郎―,鈴木太郎」「師範―」
■二■ (接尾)
(1)助数詞。家やその地位を継いだ順位を示すのに用いる。「第三〇―天皇」「第四九―横綱」
(2)年齢や年代のおおよその範囲を示すのに用いる。「一九五〇年―」「三〇―の半ば」
だい【代】🔗⭐🔉
だい 【代】
(1)中国,今の河北省北西部から山西省北東部にかけての地域に対する古称。
(2)中国,五胡十六国時代に鮮卑の拓跋(タクバツ)部が建てた王朝(315-376)。北魏(ホクギ)の前身。
よ【世・代】🔗⭐🔉
よ [1][0] 【世・代】
〔「よ(節)」と同源。区切られた期間の意〕
(1)人間が集まり生活の場としている所。世間。また,そこに生活している人々。《世》「―の荒波にもまれる」「―に出る」「―をはかなむ」
(2)俗世間。凡俗の住む,わずらわしい現実社会。《世》「―をいとう」
(3)ある支配者が治めている期間。また,同一系統の者が政体を維持している期間。時代。「公家の―」「徳川の―」
(4)人が生まれてから死ぬまでの期間。一生。「わが―の春」
(5)仏教で説く,過去(前世)・現在(現世)・未来(来世)など,ある人の生きている世界。《世》「あの―に行く」
(6)寿命。生きていられる年齢。「君が―も我が―も知るや岩代の岡の草根をいざ結びてな/万葉 10」
(7)時節。時期。折。「をとこ,思ひかけたる女の,え得まじうなりての―に/伊勢 55」
(8)男女の仲。「わがごとく我を思はむ人もがなさてもや憂きと―を試みむ/古今(恋五)」
(9)ある人が家長として統率している期間。「竹筍斎も隠居して,―を岩次郎にゆづりけり/黄表紙・敵討義女英」
〔「―に」などの場合,アクセントは [1]〕
→世に
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