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いく【生】🔗⭐🔉
いく 【生】 (接頭)
名詞に付いて,いきいきとしている,久しく栄える,の意を表す。「―玉」「―柳/琴歌譜」「―大刀/古事記(上)」
うぶ【初・初心・産・生】🔗⭐🔉
うぶ [1] 【初・初心・産・生】 (名・形動)[文]ナリ
□一□
(1)年が若く世間ずれしていない・こと(さま)。純情なさま。《初・初心》「―な青年」「―で困るよ」
(2)男女の情に通じていないさま。《初・初心》「まだ―な娘」
□二□(「産」「生」と書く)
(1)生まれたときのままであること。「然らば汝(オノレ)―の匹夫下郎に違ひないな/浄瑠璃・奥州安達原」
(2)自然のままであること。また,できたときのままであること。「品が―で胡粉一つ剥げてないなんてものは/社会百面相(魯庵)」
(3)名詞の上に付いて複合語をつくり,生まれたときの,生まれたままの,などの意を表す。《産》「―着」「―毛」「―声」
き【生】🔗⭐🔉
き 【生】
■一■ [1] (名)
混ぜ物を加えていないこと。「ウイスキーを―で飲む」
■二■ (接頭)
名詞に付く。
(1)人手が加えられていない,もとのままである,精製してないなどの意を表す。「―醤油(ジヨウユ)」「―糸」
(2)(性質や状態が)純粋でまじりけのない,新鮮な,などの意を表す。「―娘」「―真面目」
しょう【生】🔗⭐🔉
しょう シヤウ [1] 【生】
〔呉音〕
(1)生きているもの。命あるもの。生きもの。いのち。せい。「この世に―をうける」「―を苦しめて目を喜ばしむるは桀・紂が心なり/徒然 121」
(2)生きること。生存。生活。「―の中におほくの事を成(ジヨウ)じて後,閑(シズカ)に道を修(シユ)せんと思ふほどに/徒然 241」
(3)本物。真実。「つれの名をふられたやつは―で言ひ/柳多留 3」
(4)〔「しょううつし(生写)」の略〕
よく似ていること。また,そのもの。「目つきや口もとがおとつさんに―だねえ/人情本・娘節用」
(5)なまのもの。現金をいう。「帯買うてやろぞ,帯ぢや名が立つ―でたもれ/浄瑠璃・持統天皇」
せい【生】🔗⭐🔉
せい [1] 【生】
■一■ (名)
(1)生きていること。「―の喜び」「―を営む」
(2)生命。いのち。「―を全うする」
(3)〔哲・宗〕
〔(ドイツ) Leben〕
個体が生命をもち活動すること。また,その体験としての生活。肉体から離れた霊魂そのものを生とする宗教的考え方は,今生・他生・永生などの観念のもととなり,生を自然とは異なった非合理なものと捉えることから,生気論や生の哲学が主張される。
⇔死
■二■ (代)
一人称。男子が自らをへりくだっていう語。小生。「―の愚考するところ」
■三■ (接尾)
男子が自分の名に付けて,へりくだる意を添える。多く手紙などで用いられる。「青木―」
なま【生】🔗⭐🔉
なま [1] 【生】
■一■ (名)
(1)火を通していないこと。煮たり焼いたりしていないこと。「―の野菜」「―で食べる」「―クリーム」「ねへさん―で一合/安愚楽鍋(魯文)」
(2)作為をほどこさず,自然のままであること。「民衆の―の声に接する」
(3)演奏や歌唱などについて,その場でじかに聞くこと。「―の演奏」
(4)録画・録音などによらず,直接放送すること。「―の放送」
(5)「生意気」の略。「―を言うな」「お―さん」
(6)現金。現なま。「お足とは―の事か/浄瑠璃・祇園女御九重錦」
(7)「生酔(ナマエ)い」の略。「お嶋は酒に酔くずれ,ひよろり
と―になり/浄瑠璃・二枚絵草紙(下)」
(8)「生ビール」の略。
■二■ (形動)
技術などが未熟なさま。「石鹸(シヤボン)なんぞを,つけて,剃るなあ,腕が―なんだが/草枕(漱石)」
■三■ (副)
中途半端に。なまじっか。「―に風雅めかす娼妓あれば/当世書生気質(逍遥)」「この男も―頭(カシラ)痛くなりて/今昔 27」
■四■ (接頭)
(1)名詞に付いて,十分でない,いいかげんなものであること,未熟なものであることを表す。「―返事」「―あくび」「―兵法(ビヨウホウ)」
(2)形容詞・形容動詞に付いて,なんとなく,すこしなどの意を表す。「―やさしい」「―ぬるい」「―白い」「―暖かだ」
〔古くは「なま隠す」などのように,動詞に付いても用いられた〕
(3)動詞の連用形から転じた名詞に付いて,それが中途半端である意を表す。「―煮え」「―乾き」「―かじり」「―殺し」「―焼け」

と―になり/浄瑠璃・二枚絵草紙(下)」
(8)「生ビール」の略。
■二■ (形動)
技術などが未熟なさま。「石鹸(シヤボン)なんぞを,つけて,剃るなあ,腕が―なんだが/草枕(漱石)」
■三■ (副)
中途半端に。なまじっか。「―に風雅めかす娼妓あれば/当世書生気質(逍遥)」「この男も―頭(カシラ)痛くなりて/今昔 27」
■四■ (接頭)
(1)名詞に付いて,十分でない,いいかげんなものであること,未熟なものであることを表す。「―返事」「―あくび」「―兵法(ビヨウホウ)」
(2)形容詞・形容動詞に付いて,なんとなく,すこしなどの意を表す。「―やさしい」「―ぬるい」「―白い」「―暖かだ」
〔古くは「なま隠す」などのように,動詞に付いても用いられた〕
(3)動詞の連用形から転じた名詞に付いて,それが中途半端である意を表す。「―煮え」「―乾き」「―かじり」「―殺し」「―焼け」
ふ【生】🔗⭐🔉
ふ 【生】
草木が生い茂っている所。「園生(ソノフ)」「芝生(シバフ)」など,名詞の下に付けて複合語として多く用いられる。「かしの―に横臼(ヨクス)をつくり/古事記(中)」「桜麻(サクラアサ)の麻(ヲ)―の下草/万葉 3049」
大辞林に「生」で完全一致するの検索結果 1-8。