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いく【生】🔗🔉

いく【生】 〔接頭〕名詞に付いて、生き生きとして生命力のある、という意を表す。「―井」「―太刀(たち)と―弓矢また其の天の沼琴(ぬごと)を取り持ちて」〈記・上〉

いけずき【生・生食】🔗🔉

いけずき【生・生食】 佐々木高綱(ささきたかつな)が源頼朝から賜った名馬の名。→宇治川の先陣争い

うぶ【△初・初=心・産・△生】🔗🔉

うぶ【初・初心・産・生】 [名・形動](初・初心)世間ずれがしていないこと。ういういしいこと。また、そのさま。「そのまま信じるほど―ではない」(初・初心)まだ男女の情を解しないさま。「―な娘」(産・生)生まれたときのままであるさま。「人間らしい崇高な生地を―の儘有(も)っているか解らないぜ」〈漱石・明暗〉自然のままであること。また、つくられたままであること。「品が―で、胡粉(ごふん)一つ剥げてないなんてものは」〈魯庵・社会百面相〉(名詞の上に付けて)生まれたときの。生まれたときのままの。「―声」「―毛」

き【生】🔗🔉

き【生】 [名]まじりけがないこと。「ウイスキーを―で飲む」〔接頭〕名詞に付く。純粋でまじりけがない、新鮮な、の意を表す。「―娘」「―まじめ」人工を加えていない、自然のままの、の意を表す。「―糸」「―ぶどう酒」「―醤油(じようゆ)

き‐もと【生×🔗🔉

き‐もと【生× 清酒醸造に用いる酒母(しゆぼ)の一。

しょう【生】シヤウ🔗🔉

しょう【生】シヤウ [名]いのち。生命。生きていること。「この世に―を受く」「―ある者は必ず死す」なまのもの。特に、現金をいう。「帯ぢゃ名が立つ、―でたもれ」〈浄・歌軍法〉生まれ。素姓。「―が入聟(いりむこ)だのに」〈滑・浮世風呂・三〉[名・形動ナリ]あるものとそっくりなこと。また、そういうさま。「目つきや口もとがおとっさんに―だねえ」〈人・娘節用・三〉

せい【生】🔗🔉

せい【生】 [名]生きていること。「―と死の分かれ目」死。生命。いのち。「この世に―をうける」「―なきもの」毎日の暮らし。生活。「充実した―を送る」[代]一人称の人代名詞。男性が自分をへりくだっていう語。わたくし。小生。「妻より君へあてたる手紙、ふとしたることより―の目に触れ」〈藤村・家〉〔接尾〕人名に付いて、へりくだった意を添える。手紙文などで、差し出し人の姓または姓名の下に付けて用いる。「山田―」

せい【生】🔗🔉

せい【生】 田山花袋の自然主義的な小説。明治四一年(一九〇八)発表。小市民家庭の老母の死の前後を中心に、その子供たちの生活と相克する感情を描いた自伝的小説。

なま【生】🔗🔉

なま【生】 [名・形動]食物などを煮たり焼いたりしていないこと。加熱・殺菌などの処理をしていないこと。また、そのさま。「魚を―で食う」「しぼりたての―の牛乳」作為がなく、ありのままであること。また、そのさま。「国民の―の声」「―な身をもってしたおのれの純粋体験から」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉演技・演奏などを直接その場で見たり聞いたりすること。「―の舞台」録音・録画などによらないで直接その場から放送すること。「―の番組」技術・経験などが未熟であること。また、そのさま。「石鹸(しやぼん)なんぞを、つけて、剃るなあ、腕が―なんだが」〈漱石・草枕〉「生意気」の略。「―を言う」「お―な子」「生ビール」の略。「ビールは―がうまい」[副]なんとなく。中途半端に。「この男も―頭(かしら)痛くなりて」〈今昔・二七・二〇〉〔接頭〕名詞に付いて、いいかげんな、中途半端な、などの意を表す。「―返事」「―あくび」「―煮え」形容詞・形容動詞に付いて、少しばかり、何となく、などの意を表す。「―ぬるい」「―暖かい」人を表す名詞に付いて、年功が足りない、世慣れていない、年が若いなどの意を表す。「―女房」「―侍」

ふ【△生】🔗🔉

ふ【生】 草木が茂る所。複合語として用いられることが多い。「浅茅(あさぢ)―」「芝―」「園(その)―」「蓬(よもぎ)―」「白檮(かし)の―に横臼(よくす)を作り」〈記・中・歌謡〉

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[音]セイ    ショウ    サン [訓]う‐む    う‐まれる    い‐きる    い‐かす    い‐ける    なま    は‐やす    は‐える    お‐う    な‐る    き    うぶ    いき [部首]生 [総画数]5 [コード]区点    3224      JIS   4038      S‐JIS 90B6 [分類]常用漢字 [難読語] →あい‐にく【生憎】あおう‐こうみょうじ【粟生光明寺】あさじ‐う【浅茅生】あそう【麻生】あのう【賀名生】あや‐にく【生憎】あわ‐ふ【粟生】いくくにたま‐じんじゃ【生国魂神社】いくた【生田】いくの【生野】いけずき【生・生食】いけま【生馬】いこま【生駒】いや‐おい【弥生】う‐しょう【有生】うぶすな【産土・生土・産神】うまず‐め【不生女・石女】うりゅう【瓜生】えどうまれうわきのかばやき【江戸生艶気樺焼】お‐う【麻生】おぎゅう‐そらい【荻生徂徠】おく‐て【奥手・晩生・晩稲】お‐ふ【麻生】かいけ‐おんせん【皆生温泉】がもう【蒲生】キーサン【妓生】き‐じ【生地・素地】き‐すぐ【生直】きっ‐すい【生粋】き‐なり【生成り・生形】きび‐そ【生皮苧】き‐びら【生平】き‐みつ【生蜜】き‐もと【生きゃくしょう‐そくもう【隔生即忘・隔生則忘】きり‐ふ【切斑・切生】きりゅう【桐生】くさ‐ふ【草生】け‐しょう【化生】さき‐しょう【前生】ささ‐う【笹生】ささ‐ふ【笹生】さ‐ば【生飯】さんげがくしょうしき【山家学生式】さん‐ば【生飯・散飯】さん‐ぱん【生飯・散飯】シーサン【先生】しゅ‐じょう【衆生】しょう‐が【生薑・生姜・薑】しょう‐きょう【生薑・生姜】すい‐さん【出生】すいてんぐうめぐみのふかがわ【水天宮利生深川】すぎ‐わい【生業】す‐じょう【衆生】すずし【生絹】せみ‐やどりが【蝉寄生蛾・蝉宿蛾】せりょう【芹生】そう‐せい【叢生・簇生】そう‐ぜん【生前】そ‐せい【蘇生・甦生】その‐う【園生】そも‐さん【作麼生・怎麼生・什麼生】たけふ【武生】たちはき‐せんじょう【帯刀先生】ちくぶ‐しま【竹生島】ち‐ふ【茅生】ちょ‐せんせい【先生・楮先生】なか‐て【中手・中生】なま‐め【生海布】なり‐わい【生業・家業】のり【生血・血】はにゅう【羽生】はにゅう【埴生】はぶ‐げんせき【土生玄碩】ひっ‐せい【畢生】ふっさ【福生】へん‐じょう【変成・変生】ほや【寄生】ほよ【寄生】み‐あれ【御生れ・御阿礼】みぶ【壬生】やぎゅう【柳生】やどり‐ぎ【宿木・寄生木】やどり‐ばえ【寄生蠅】やどり‐ばち【寄生蜂】やよい【弥生】よう‐しょう【永生】よもぎ‐う【蓬生】わせ【早稲・早生】

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