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かわたけ-の カハ― 【川竹の】 (枕詞)🔗🔉

かわたけ-の カハ― 【川竹の】 (枕詞) (1)竹の「節(ヨ)」の意から,「世」にかかる。「―世世に流れて絶えせねば/新勅撰(雑五)」 (2)川辺の竹が流れることから,「流る」にかかる。「―流れてとこそ思ひそめしか/金葉(恋上)」

かわたけ-の-だい カハ― 【河竹の台】🔗🔉

かわたけ-の-だい カハ― 【河竹の台】 清涼殿の東庭の,河竹を植えた所。 →呉竹(クレタケ)の台

かわ-たけ カハ― [2][0] 【革茸・皮茸】🔗🔉

かわ-たけ カハ― [2][0] 【革茸・皮茸】 ⇒こうたけ(香茸)

かわたけ カハタケ 【河竹】🔗🔉

かわたけ カハタケ 【河竹】 姓氏の一。

かわたけ-しげとし カハタケ― 【河竹繁俊】🔗🔉

かわたけ-しげとし カハタケ― 【河竹繁俊】 (1889-1967) 演劇研究家。長野県生まれ。黙阿弥(モクアミ)の養子。演劇史の研究,歌舞伎の啓蒙に尽くす。早大教授。演劇博物館館長。著「河竹黙阿弥」「日本演劇全史」など。

かわたけ-しんしち カハタケ― 【河竹新七】🔗🔉

かわたけ-しんしち カハタケ― 【河竹新七】 歌舞伎脚本作者。 (1)(初世)(1746-1795) 江戸の人。中村仲蔵のために書いたものが多い。常磐津「荵売(シノブウリ)」が名高い。 (2)(二世)河竹黙阿弥(モクアミ)の前名。 (3)(三世)(1842-1901) 江戸の人。前名,竹柴金作。河竹黙阿弥の高弟。講談落語を脚色した作品が多い。「江戸育お祭佐七(エドソダチオマツリサシチ)」「籠釣瓶花街酔醒(カゴツルベサトノエイザメ)」など。

かわたけ-もくあみ カハタケ― 【河竹黙阿弥】🔗🔉

かわたけ-もくあみ カハタケ― 【河竹黙阿弥】 (1816-1893) 歌舞伎脚本作者。江戸の人。本姓,吉村。引退後,古河と称す。五世鶴屋(ツルヤ)南北に師事し,のち二世河竹新七を襲名。生世話(キゼワ)物に優れ,明治期には活歴物・散切(ザンギリ)物を作る。江戸歌舞伎の大成者とされる。作品数は三六〇編に及ぶ。「三人吉三廓初買(サンニンキチサクルワノハツガイ)」「天衣紛上野初花(クモニマゴウウエノノハツハナ)」「青砥稿花紅彩画(アオトゾウシハナノニシキエ)」など。

かわ-だち カハ― 【川立ち】🔗🔉

かわ-だち カハ― 【川立ち】 (1)川辺に生まれ育った人。 (2)水泳の名人。「―を五三人,向うへ越し候うて/謙信家記」

大辞林 ページ 141650