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おら【己】🔗⭐🔉
おら 【己】 (代)
一人称。おれ。おいら。「―が所のかかさんときちやあ/滑稽本・浮世風呂 2」
〔男性が用いるぞんざいな言い方の語であるが,近世江戸語では町人の女性も用いた〕
おらがはる【おらが春】🔗⭐🔉
おらがはる 【おらが春】
俳文俳句集。一巻一冊。小林一茶作。1852年刊。1819年一茶五七歳の元旦から同年12月29日までの,一年間の感想・見聞・発句などを収めた一茶晩年の代表作。
オラクル
oracle
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オラクル [1]
oracle
神のおつげ。神託。
oracle
神のおつげ。神託。
オラショ
(ポルトガル) oratio
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オラショ
(ポルトガル) oratio
〔キリシタン用語〕
祈祷。祈り。「善事と―に怠る事なかれ/こんてむつすむん地」
(ポルトガル) oratio
〔キリシタン用語〕
祈祷。祈り。「善事と―に怠る事なかれ/こんてむつすむん地」
おらっち【俺達】🔗⭐🔉
おらっち 【俺達】 (代)
〔「おらたち」の転〕
一人称。卑俗な男性語。おいらっち。「風が悪いと思つて,―には隠すの
/歌舞伎・四谷怪談」

/歌舞伎・四谷怪談」
おらてがま【遠羅天釜】🔗⭐🔉
おらてがま ヲラテガマ 【遠羅天釜】
江戸中期の仮名法語集。1749年刊。白隠慧鶴(エカク)著。三巻。白隠禅の中心思想を平易に述べたもの。
オラトリオ
(イタリア) oratorio
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オラトリオ [3]
(イタリア) oratorio
〔祈祷所の意〕
一般に宗教的内容をもつ長い物語を,独唱・合唱・管弦楽のために劇風に構成した作品。普通は舞台装置や衣装,演技などを伴わずに演奏する。一七世紀イタリアに発生し,一八世紀イギリス・ドイツで芸術的頂点に達した。ヘンデルの「メサイア」,ハイドンの「天地創造」などが有名。聖譚曲(セイタンキヨク)。
(イタリア) oratorio
〔祈祷所の意〕
一般に宗教的内容をもつ長い物語を,独唱・合唱・管弦楽のために劇風に構成した作品。普通は舞台装置や衣装,演技などを伴わずに演奏する。一七世紀イタリアに発生し,一八世紀イギリス・ドイツで芸術的頂点に達した。ヘンデルの「メサイア」,ハイドンの「天地創造」などが有名。聖譚曲(セイタンキヨク)。
オラニエ-ナッサウ-け【―家】🔗⭐🔉
オラニエ-ナッサウ-け 【―家】
〔Oranje-Nassau〕
オランダの王家。一六世紀にドイツのナッサウ家が,南フランスのオランジュ(オラニエ)領を継いでよりの家名。オランダ総督をしばしば輩出し,1815年の王国成立により王家となる。オレンジ家。
→ウィリアム(三世)
おら・ぶ【叫ぶ・哭ぶ】🔗⭐🔉
おら・ぶ 【叫ぶ・哭ぶ】 (動バ四)
大声でさけぶ。わめく。「後れたる菟原壮士(ウナイオトコ)い天仰ぎ叫び―・び/万葉 1809」
お-らん【雄蘭】🔗⭐🔉
お-らん ヲ― [1] 【雄蘭】
スルガランの別名。
オラン-ウータン
orang utan
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オラン-ウータン [4]
orang utan
〔マレー語で,森の人の意〕
ショウジョウ科の哺乳類。大形の類人猿で,雄は背の高さ1.4メートルほどになる。上肢は長く,直立しても地に届く。全身赤褐色の長い毛で覆われるが顔は無毛。小さな群れで樹上生活をし,果実・芽などを食べる。ボルネオ・スマトラの熱帯雨林にすむ。ショウジョウ。
orang utan
〔マレー語で,森の人の意〕
ショウジョウ科の哺乳類。大形の類人猿で,雄は背の高さ1.4メートルほどになる。上肢は長く,直立しても地に届く。全身赤褐色の長い毛で覆われるが顔は無毛。小さな群れで樹上生活をし,果実・芽などを食べる。ボルネオ・スマトラの熱帯雨林にすむ。ショウジョウ。
オランダ
Olanda
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オランダ
Olanda
ヨーロッパ西部にある立憲君主国。ライン川河口部に当たる北海沿岸の低地を占め,国土の四分の一は海面下にある。1609年スペイン領から独立。一七世紀前半から海外に発展。鎖国時代の日本と交通のあったヨーロッパ唯一の国。産業は酪農・園芸農業が主で,造船・機械・石油精製などの工業も発達。海外領にオランダ領アンティルがある。首都アムステルダム。住民はゲルマン系。面積4万1千平方キロメートル。人口一五一八万(1992)。ネーデルランド。正称,オランダ王国。
〔「和蘭」「阿蘭陀」「和蘭陀」などとも書く〕
Olanda
ヨーロッパ西部にある立憲君主国。ライン川河口部に当たる北海沿岸の低地を占め,国土の四分の一は海面下にある。1609年スペイン領から独立。一七世紀前半から海外に発展。鎖国時代の日本と交通のあったヨーロッパ唯一の国。産業は酪農・園芸農業が主で,造船・機械・石油精製などの工業も発達。海外領にオランダ領アンティルがある。首都アムステルダム。住民はゲルマン系。面積4万1千平方キロメートル。人口一五一八万(1992)。ネーデルランド。正称,オランダ王国。
〔「和蘭」「阿蘭陀」「和蘭陀」などとも書く〕
オランダ-あやめ【―菖蒲】🔗⭐🔉
オランダ-あやめ [5] 【―菖蒲】
(1)グラジオラスの別名。
(2)ダッチ-アイリスの別名。
オランダ-いちご【―苺】🔗⭐🔉
オランダ-いちご [5] 【―苺】
バラ科の多年草。普通,イチゴと呼ばれるもの。野生種を交配した栽培種で,江戸末期にオランダを経て渡来。つるのような茎をのばし,節から根を出して広がり,長い葉柄の先に三小葉をつける。春,白色五弁の花を開き,卵形の赤い実がなる。実は花托の発達したもので,生食のほかジャムなどにする。福羽・ダナーなど改良種が多い。ストロベリー。
オランダ-かいう【―海芋】🔗⭐🔉
オランダ-かいう [5] 【―海芋】
サトイモ科の多年草,カラーの一品種。江戸末期に渡来。夏に花茎を出し漏斗状に巻いた白い仏炎苞(ホウ)の中央に白い肉穂花序を立てる。
オランダ-がらし【―芥子】🔗⭐🔉
オランダ-がらし [5] 【―芥子】
クレソンの別名。
オランダ-きじかくし【―雉隠】🔗⭐🔉
オランダ-きじかくし [7] 【―雉隠】
アスパラガスの別名。
オランダ-きょうばいほう【―競売法】🔗⭐🔉
オランダ-きょうばいほう ―キヤウバイハフ [0] 【―競売法】
最高値から,次第に呼び値を下げていき,最初に買い手がついた値段で売買が成立するせり売り法。ダッチ-オークション。
→コンベンショナル方式
オランダ-くだり【和蘭下り】🔗⭐🔉
オランダ-くだり 【和蘭下り】
江戸時代,長崎在住のオランダ商館長が将軍に拝謁するため毎年3月頃江戸に参府したこと。オランダわたり。
オランダ-げんげ【―紫雲英】🔗⭐🔉
オランダ-げんげ [5] 【―紫雲英】
シロツメクサの別名。
オランダ-ご【―語】🔗⭐🔉
オランダ-ご [0] 【―語】
インド-ヨーロッパ語族のゲルマン語派西ゲルマン諸語の一。オランダとベルギーの北半分(フラマン語),南アフリカ共和国(アフリカーンス語)で話される。
→オランダ語[音声]
オランダ-ざか【―坂】🔗⭐🔉
オランダ-ざか 【―坂】
長崎市南部にある石畳の坂道。幕末以後の外国人居留地跡に残るもの。付近に大浦天主堂・グラバー邸がある。
オランダ-じい【和蘭字彙】🔗⭐🔉
オランダ-じい ―
【和蘭字彙】
蘭和辞典。写本で伝わっていた「ズーフ-ハルマ」を桂川甫周(ホシユウ)らが校訂して刊行したもの。1855〜58年刊。
→ズーフ-ハルマ
【和蘭字彙】
蘭和辞典。写本で伝わっていた「ズーフ-ハルマ」を桂川甫周(ホシユウ)らが校訂して刊行したもの。1855〜58年刊。
→ズーフ-ハルマ
オランダ-ししがしら【―獅子頭】🔗⭐🔉
オランダ-ししがしら [7] 【―獅子頭】
金魚の品種の一。全長15センチメートル前後。リュウキンの色彩と長いひれ,ランチュウの丸い体と頭部の肉瘤とをあわせもつ。江戸時代に作られた。
オランダ-しょうがつ【―正月】🔗⭐🔉
オランダ-しょうがつ ―シヤウグワツ [5] 【―正月】
太陽暦の正月。
〔蘭学者大槻玄沢が寛政六年閏一一月一一日が太陽暦の元日にあたったので,「新元会」と称して祝賀の宴を行なったことに始まる〕
オランダ-しょうかん【―商館】🔗⭐🔉
オランダ-しょうかん ―シヤウクワン 【―商館】
江戸時代,平戸・長崎にあったオランダ東インド会社の日本支店。1609年平戸に設立,41年長崎の出島に移った。鎖国下の日本にとって西欧文化伝来の唯一の窓口であった。幕末開国後,領事館となる。
オランダ-ずいせん【―水仙】🔗⭐🔉
オランダ-ずいせん [5] 【―水仙】
月下香(ゲツカコウ)の別名。
オランダ-ずみ【―墨】🔗⭐🔉
オランダ-ずみ [4] 【―墨】
インクのこと。
オランダ-せきちく【―石竹】🔗⭐🔉
オランダ-せきちく [5] 【―石竹】
カーネーションの和名。
オランダ-ぜり【―芹】🔗⭐🔉
オランダ-ぜり [4] 【―芹】
パセリの別名。
オランダ-つうじ【和蘭通詞】🔗⭐🔉
オランダ-つうじ [5] 【和蘭通詞】
江戸時代,長崎の出島に役所を置き,オランダとの貿易交渉で通訳および税関吏の役を兼ねた者。大通詞(オオツウジ)・小通詞などの階級に分かれ,職業は世襲で西・志筑(シヅキ)・本木(モトキ)・馬場の諸家があり,天文学・医学・本草学などの自然科学を学んで日本における蘭学の源流となった。蘭通詞。
オランダ-づみ【―積み】🔗⭐🔉
オランダ-づみ [0] 【―積み】
煉瓦の積み方の一。段ごとに小口面と長手面が交互に現れるように積むもの。
→煉瓦積み
オランダ-どくりつせんそう【―独立戦争】🔗⭐🔉
オランダ-どくりつせんそう ―センサウ 【―独立戦争】
スペイン支配下のネーデルランドが行なった独立戦争。フェリペ二世の新教徒迫害と重税政策に抗し,1568年に開戦。北部七州がユトレヒト同盟を結成,81年に独立を宣言し,1648年ウェストファリア条約により承認された。八十年戦争。
オランダ-ひがしインドがいしゃ【―東―会社】🔗⭐🔉
オランダ-ひがしインドがいしゃ ―グワイシヤ 【―東―会社】
1602年,オランダが東南アジアの香料貿易を目的に設立した東インド貿易の独占会社。ジャワ島のバタビア(ジャカルタ)に政庁を置き,貿易ばかりでなくインドネシアの植民地化の重要機関でもあった。1799年解散。
オランダ-ふうせつがき【和蘭風説書】🔗⭐🔉
オランダ-ふうせつがき [0] 【和蘭風説書】
江戸時代,オランダ船がもたらした海外情報をオランダ商館長がまとめ,通詞が和訳して幕府に提出したもの。世界情勢を知る数少ない手掛かりとなった。
オランダ-みつば【―三葉】🔗⭐🔉
オランダ-みつば [5] 【―三葉】
セロリの別名。
オランダ-やき【―焼き】🔗⭐🔉
オランダ-やき [0] 【―焼き】
(1)魚料理の一。白身の魚を三枚におろし,塩をふりかけ,しばらく日光で乾かし,味つけをした鶏卵の薄焼きをはりつけてあぶったもの。紅毛焼き。
(2)江戸時代,オランダをはじめとしたヨーロッパからもたらされた陶磁器の総称。日本の古陶に影響されたものの逆輸入という。
オランダ-やしき【―屋敷】🔗⭐🔉
オランダ-やしき [5] 【―屋敷】
江戸時代,長崎の出島にあったオランダ人の商館。
オランダ-りゅう【阿蘭陀流】🔗⭐🔉
オランダ-りゅう ―リウ [0] 【阿蘭陀流】
(1)松永貞徳を祖とする貞門俳諧を排して,西山宗因や西鶴らが興した速吟軽口の俳風を,貞門俳人が非難して呼んだ名称。
(2)オランダから伝来した流儀。オランダ式。「―の外科/浮世草子・好色万金丹」
オランダ-りょう-アンティル【―領―】🔗⭐🔉
オランダ-りょう-アンティル ―リヤウ― 【―領―】
〔Netherlands Antilles〕
カリブ海,小アンティル諸島の西部にあるキュラソー島・アルバ島・ボネール島などから成るオランダの自治領。1634年オランダが占領。中心都市はキュラソー島のウィルムスタット。
オランダ-わたり【―渡り】🔗⭐🔉
オランダ-わたり [5] 【―渡り】
(1)オランダから日本へ渡来した物。舶来品。
(2)「オランダ下り」に同じ。
オランウータン(和英)🔗⭐🔉
オランウータン
an orangutan.→英和
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