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かぶと【兜】🔗⭐🔉
かぶと [1] 【兜】
(1)頭部を守る武具。頭にかぶる鉢と,鉢から垂らす錏(シコロ)を主要部とする。形式は攻撃用武器の変化に伴い様々の変遷をみた。「鎧―に身を固める」
(2)舞楽で用いる鳥兜(トリカブト)のこと。
兜(1)
[図]
[図]
かぶと-あらため【兜改め】🔗⭐🔉
かぶと-あらため [4] 【兜改め】
討ち取った者の兜を検査して,持ち主の身分などを調べること。
かぶと-うお【兜魚】🔗⭐🔉
かぶと-うお ―ウヲ [3] 【兜魚】
(1)キンメダイ目の海魚。全長12センチメートルほどで,頭部が約三分の一を占める。
(2)「甲冑魚(カツチユウギヨ)」に同じ。
かぶと-えび【兜海老】🔗⭐🔉
かぶと-えび [3] 【兜海老】
背甲目の甲殻類。体表は暗緑色で,体長2センチメートル内外。体の前半の背面は楕円形の背甲に覆われ,後方は多数の体節からなり,四〇対以上の脚がある。初夏,本州中部以南の水田に出現し,一か月くらいで死滅する。草取り虫。
かぶと-かけ【兜掛】🔗⭐🔉
かぶと-かけ [3] 【兜掛】
「兜立(カブトタテ)」に同じ。
かぶと-がに【兜蟹・
魚】🔗⭐🔉
かぶと-がに [3] 【兜蟹・
魚】
剣尾目の節足動物。成体は全長60センチメートル内外。半円形の頭胸甲と,五角形に近い腹甲,剣状の尾から成り,腹甲の縁には長く鋭いとげがある。脚は胸部に六対,うち第二対以下は先端がはさみ状。腹部には付属肢が六対ある。世界で四種現存,日本には瀬戸内海・博多湾に一種が分布。系統的にはカニよりもクモ類・サソリ類に近く,中生代に栄えた種属の生き残りで「生きている化石」といわれる。
兜蟹
[図]
魚】
剣尾目の節足動物。成体は全長60センチメートル内外。半円形の頭胸甲と,五角形に近い腹甲,剣状の尾から成り,腹甲の縁には長く鋭いとげがある。脚は胸部に六対,うち第二対以下は先端がはさみ状。腹部には付属肢が六対ある。世界で四種現存,日本には瀬戸内海・博多湾に一種が分布。系統的にはカニよりもクモ類・サソリ類に近く,中生代に栄えた種属の生き残りで「生きている化石」といわれる。
兜蟹
[図]
かぶと-がね【兜金】🔗⭐🔉
かぶと-がね [3] 【兜金】
太刀の柄頭(ツカガシラ)を覆う金具。
→太刀
かぶと-ぎく【兜菊】🔗⭐🔉
かぶと-ぎく [3] 【兜菊】
トリカブトの異名。
かぶと-くび【兜首】🔗⭐🔉
かぶと-くび [3] 【兜首】
兜をつけた身分ある武将の首。
かぶと-ごけ【兜苔】🔗⭐🔉
かぶと-ごけ [3] 【兜苔】
地衣類ヨロイゴケ科の一種。主に樹皮上に生ずる。葉状の地衣で,縁は鹿の角状に切れこむ。
かぶと-ずきん【兜頭巾】🔗⭐🔉
かぶと-ずきん ―ヅ― [4][5] 【兜頭巾】
江戸時代,武士が火事装束の時にかぶった頭巾。兜に似て,羅紗(ラシヤ)の錏(シコロ)を付けたもの。
兜頭巾
[図]
[図]
かぶと-たて【兜立】🔗⭐🔉
かぶと-たて [3] 【兜立】
兜を掛けておく台。饅頭(マンジユウ)形の鉢受(ハチウケ)に兜をのせ,その下に支柱と直交する緒搦(オガラミ)が設けてある。下端は,土に突き立てる石突きを入れた屋外用と,土居(ツチイ)をつけた屋内用とがある。兜掛(カブトカケ)。
かぶと-づくり【兜造り】🔗⭐🔉
かぶと-づくり [4] 【兜造り】
民家の形式の一。寄せ棟屋根の妻側の下半部を切り取って開口部を設けたもの。屋根の形が兜に似るところからいう。山梨・長野・新潟・山形などの各県に分布。
兜造り
[図]
[図]
かぶと-に【兜煮】🔗⭐🔉
かぶと-に [0] 【兜煮】
粗(アラ)煮の一。魚の頭を煮たもので,鯛の兜煮が代表的。
かぶと-にんぎょう【兜人形】🔗⭐🔉
かぶと-にんぎょう ―ギヤウ [4] 【兜人形】
端午の節句に飾る,兜をつけた人形。武者人形。[季]夏。
かぶと-の-お【兜の緒】🔗⭐🔉
かぶと-の-お ―ヲ 【兜の緒】
「忍びの緒」に同じ。
かぶと-の-てさき【兜の手先】🔗⭐🔉
かぶと-の-てさき 【兜の手先】
兜の吹き返しの前の部分。
かぶと-の-ほし【兜の星】🔗⭐🔉
かぶと-の-ほし [1] 【兜の星】
兜の鉢を形成する鉄片を継ぎ合わせるために打った鋲(ビヨウ)の頭を星に見立てていう語。
かぶと-ばち【兜鉢】🔗⭐🔉
かぶと-ばち [3] 【兜鉢】
(1)兜の頭部を覆う部分。
(2)兜の鉢に似たどんぶり鉢。
かぶと-ばな【兜花】🔗⭐🔉
かぶと-ばな [3] 【兜花】
トリカブトの異名。
かぶと-むし【兜虫・甲虫】🔗⭐🔉
かぶと-むし [3] 【兜虫・甲虫】
コガネムシ科の甲虫。体長約45ミリメートル。体は卵形で,光沢がある黒褐色。雄の頭部には,先端がふたまたに分かれた長い角がある。雌はやや小形で,角はない。夜間,樹液に集まる。幼虫は腐った植物質を食う。日本各地と東アジアに分布。サイカチムシ。[季]夏。《ひつぱれる糸まつすぐや―/高野素十》
かぶと-やき【兜焼(き)】🔗⭐🔉
かぶと-やき [0] 【兜焼(き)】
鯛(タイ)など,魚の頭を焼いた料理。
かぶと-ちょう【兜町】🔗⭐🔉
かぶと-ちょう ―チヤウ 【兜町】
(1)東京都中央区にある町名。東京証券取引所を中心に証券会社が集中している。
(2)東京証券取引所の通称。
→北浜
かぶと【兜】(和英)🔗⭐🔉
かぶと【兜】
a helmet.→英和
〜を脱ぐ[降参する]give in;admit[acknowledge]defeat.
かぶとがに【兜蟹】(和英)🔗⭐🔉
かぶとがに【兜蟹】
a horseshoe crab.
かぶとむし【甲虫】(和英)🔗⭐🔉
かぶとむし【甲虫】
a beetle.→英和
大辞林に「かぶと」で始まるの検索結果 1-26。