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広辞苑の検索結果 (26)
かぶと【兜・冑】🔗⭐🔉
かぶと【兜・冑】
①頭部を保護するためのかぶりもの。平安中期以降、鎧よろいの発達とともに盛行した星兜がその代表。頭を入れる所を鉢はちといい、その背面に垂れて頸部をおおう所を
しころという。誤って甲よろいの字をあてることも多い。首甲。首鎧。大唐西域記長寛点「象は鞍を解おろさず、人は甲カブトを釈ぬがず」。倭名類聚鈔5「冑、首鎧也」。平治物語「―引よせ打着て」
兜
②舞楽の鳥兜とりかぶと。
③兜人形の略。
⇒かぶと‐あらため【兜改め】
⇒かぶと‐いわ【兜岩】
⇒かぶと‐えび【兜蝦】
⇒かぶと‐がい【兜貝】
⇒かぶと‐かけ【兜掛】
⇒かぶと‐がに【兜蟹・鱟魚】
⇒かぶと‐がね【兜金・甲金】
⇒かぶと‐ぎく【兜菊】
⇒かぶと‐くび【兜首】
⇒かぶと‐ごけ【兜苔】
⇒かぶと‐ずきん【兜頭巾】
⇒かぶと‐たて【兜立】
⇒かぶと‐に【兜煮】
⇒かぶと‐にんぎょう【兜人形】
⇒かぶと‐の‐お【兜の緒】
⇒かぶと‐の‐ざ【兜の座】
⇒かぶと‐の‐てさき【兜の手先】
⇒かぶと‐の‐ほし【兜の星】
⇒かぶと‐ばち【兜鉢】
⇒かぶと‐ばな【兜花】
⇒かぶと‐むし【兜虫・甲虫】
⇒かぶと‐やき【兜焼】
⇒兜の緒を締める
⇒兜を脱ぐ
しころという。誤って甲よろいの字をあてることも多い。首甲。首鎧。大唐西域記長寛点「象は鞍を解おろさず、人は甲カブトを釈ぬがず」。倭名類聚鈔5「冑、首鎧也」。平治物語「―引よせ打着て」
兜
②舞楽の鳥兜とりかぶと。
③兜人形の略。
⇒かぶと‐あらため【兜改め】
⇒かぶと‐いわ【兜岩】
⇒かぶと‐えび【兜蝦】
⇒かぶと‐がい【兜貝】
⇒かぶと‐かけ【兜掛】
⇒かぶと‐がに【兜蟹・鱟魚】
⇒かぶと‐がね【兜金・甲金】
⇒かぶと‐ぎく【兜菊】
⇒かぶと‐くび【兜首】
⇒かぶと‐ごけ【兜苔】
⇒かぶと‐ずきん【兜頭巾】
⇒かぶと‐たて【兜立】
⇒かぶと‐に【兜煮】
⇒かぶと‐にんぎょう【兜人形】
⇒かぶと‐の‐お【兜の緒】
⇒かぶと‐の‐ざ【兜の座】
⇒かぶと‐の‐てさき【兜の手先】
⇒かぶと‐の‐ほし【兜の星】
⇒かぶと‐ばち【兜鉢】
⇒かぶと‐ばな【兜花】
⇒かぶと‐むし【兜虫・甲虫】
⇒かぶと‐やき【兜焼】
⇒兜の緒を締める
⇒兜を脱ぐ
かぶと‐あらため【兜改め】🔗⭐🔉
かぶと‐あらため【兜改め】
①兜首の兜を検査して、その主の身分などを査定すること。
②浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」の大序の俗称。また、歌舞伎での同場面の通称。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐いわ【兜岩】‥イハ🔗⭐🔉
かぶと‐いわ【兜岩】‥イハ
段々刻みになった、兜に似た形の岩。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐えび【兜蝦】🔗⭐🔉
かぶと‐えび【兜蝦】
カブトエビ目の甲殻類の総称で世界で4種のみ。体の前部は扁平で兜形の背甲に覆われ、円筒形の体は多数の体節から成り、40対以上の脚をもつ。後端に1対の長い尾鞭がある。体長約3センチメートル、全体が暗緑褐色。初夏に水田に繁殖し、1カ月ほどで死ぬ。卵は乾燥した後に孵化する。本州中部以南と北米に分布。日本には近縁のヨーロッパカブトエビ・アジアカブトエビも分布する。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐がい【兜貝】‥ガヒ🔗⭐🔉
かぶと‐がい【兜貝】‥ガヒ
ウニの別称。〈日葡辞書〉
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐かけ【兜掛】🔗⭐🔉
かぶと‐かけ【兜掛】
(→)「かぶとたて」に同じ。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐がに【兜蟹・鱟魚】🔗⭐🔉
かぶと‐がに【兜蟹・鱟魚】
カブトガニ目(剣尾類)に属す節足動物。体は緑褐色で、前縁が丸い兜を伏せたような頭胸甲と、側縁に棘をもった腹甲から成り、後端に細長い尾剣がある。5対の胸脚はすべて鋏脚で腹肢は板状。中生代に栄えたが、現存しているのはカブトガニ・アジアカブトガニ・ミナミカブトガニ・アメリカカブトガニのみで生きた化石と呼ばれる。瀬戸内海・九州北西の浅海底にすむ。岡山県笠岡市の生江浜は繁殖地として天然記念物。ドンガメ。
かぶとがに
カブトガニ
提供:東京動物園協会
⇒かぶと【兜・冑】
カブトガニ
提供:東京動物園協会
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐ぎく【兜菊】🔗⭐🔉
かぶと‐くび【兜首】🔗⭐🔉
かぶと‐くび【兜首】
討ち取った首のうち、兜をつけた大将分の首。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐ごけ【兜苔】🔗⭐🔉
かぶと‐ごけ【兜苔】
カブトゴケ属地衣類の総称。山地に生じ、裂片は不規則な葉状で地上・岩面・樹皮に付着、表面は帯黄緑褐色で凹凸がある。裸子器は皿状、下面に仮根塊を密生する。日本に約15種。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐ずきん【兜頭巾】‥ヅ‥🔗⭐🔉
かぶと‐ずきん【兜頭巾】‥ヅ‥
火事装束。江戸時代に、火事などの時、騎馬の士がかぶった兜状の頭巾で、錏しころには羅紗ラシャを用いる。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐たて【兜立】🔗⭐🔉
かぶと‐たて【兜立】
兜を掛けておく具。戸外随従用の棹さお仕立てと室内安置用の土居つちい付きとがある。柱の中ほどに緒搦おがらみの横手よこてをつけ、頂上に鉢受はちうけがあり、これに兜をかける。兜掛。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐ちょう【兜町】‥チヤウ🔗⭐🔉
かぶと‐ちょう【兜町】‥チヤウ
①東京都中央区日本橋の町名。東京証券取引所の所在地。通称、株屋町。
②転じて、東京証券取引所の俗称。
かぶと‐にんぎょう【兜人形】‥ギヤウ🔗⭐🔉
かぶと‐にんぎょう【兜人形】‥ギヤウ
端午たんごの節句に飾る、兜をつけた武者人形。〈[季]夏〉
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐の‐お【兜の緒】‥ヲ🔗⭐🔉
かぶと‐の‐お【兜の緒】‥ヲ
(→)「忍しのびの緒」に同じ。→兜(図)。
⇒かぶと【兜・冑】
○兜の緒を締めるかぶとのおをしめる
油断しないよう、更に気をひき締める。「勝って兜の緒を締める」とも。
⇒かぶと【兜・冑】
○兜の緒を締めるかぶとのおをしめる🔗⭐🔉
○兜の緒を締めるかぶとのおをしめる
油断しないよう、更に気をひき締める。「勝って兜の緒を締める」とも。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐の‐ざ【兜の座】
最上席。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐の‐てさき【兜の手先】
兜の吹返しの前方の部分。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐の‐ほし【兜の星】
兜の鉢の表面に多くついているいぼ状のもの。義経記4「―もきらきらとして」→兜(図)。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐ばち【兜鉢】
①兜の頭部をおおう部分。兜の鉢。
②兜の鉢に似た広く深いどんぶり鉢。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐ばな【兜花】
(→)トリカブト2の別称。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐むし【兜虫・甲虫】
(角の形が兜の前立てに似るからいう)コガネムシ科の大形甲虫。体は黒褐色。脚は強大で脛節に歯状突起を有し、雄は頭上に先の割れた長い角状突起をもつ。幼虫は堆肥や枯葉を食い、成虫は夏に現れ、樹液を吸う。サイカチムシ。〈[季]夏〉
カブトムシ
撮影:海野和男
ケンタウルスカブトムシ
撮影:海野和男
コーカサスオオカブトムシ
撮影:海野和男
ゾウカブトムシ
撮影:海野和男
ヘラクレスオオカブトムシ
撮影:海野和男
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐やき【兜焼】
鯛などの頭を兜に見立てて焼いた料理。
⇒かぶと【兜・冑】
ケンタウルスカブトムシ
撮影:海野和男
コーカサスオオカブトムシ
撮影:海野和男
ゾウカブトムシ
撮影:海野和男
ヘラクレスオオカブトムシ
撮影:海野和男
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐やき【兜焼】
鯛などの頭を兜に見立てて焼いた料理。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐の‐ざ【兜の座】🔗⭐🔉
かぶと‐の‐ざ【兜の座】
最上席。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐の‐てさき【兜の手先】🔗⭐🔉
かぶと‐の‐てさき【兜の手先】
兜の吹返しの前方の部分。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐ばち【兜鉢】🔗⭐🔉
かぶと‐ばち【兜鉢】
①兜の頭部をおおう部分。兜の鉢。
②兜の鉢に似た広く深いどんぶり鉢。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐ばな【兜花】🔗⭐🔉
かぶと‐むし【兜虫・甲虫】🔗⭐🔉
かぶと‐むし【兜虫・甲虫】
(角の形が兜の前立てに似るからいう)コガネムシ科の大形甲虫。体は黒褐色。脚は強大で脛節に歯状突起を有し、雄は頭上に先の割れた長い角状突起をもつ。幼虫は堆肥や枯葉を食い、成虫は夏に現れ、樹液を吸う。サイカチムシ。〈[季]夏〉
カブトムシ
撮影:海野和男
ケンタウルスカブトムシ
撮影:海野和男
コーカサスオオカブトムシ
撮影:海野和男
ゾウカブトムシ
撮影:海野和男
ヘラクレスオオカブトムシ
撮影:海野和男
⇒かぶと【兜・冑】
ケンタウルスカブトムシ
撮影:海野和男
コーカサスオオカブトムシ
撮影:海野和男
ゾウカブトムシ
撮影:海野和男
ヘラクレスオオカブトムシ
撮影:海野和男
⇒かぶと【兜・冑】
かぶと‐やき【兜焼】🔗⭐🔉
○兜を脱ぐかぶとをぬぐ🔗⭐🔉
○兜を脱ぐかぶとをぬぐ
(降伏の意思表示であるところから)降参する。
⇒かぶと【兜・冑】
かぶ‐な【蕪菜・蕪】
(→)「かぶ」に同じ。
かぶ‐なおし【株直し】‥ナホシ
木本もくほん作物の枝を地面に近く刈り取った場合に、次に発生する枝を斉一にするため、後日その切断面を整理する作業。桑の根刈の後などに行う。
かぶ‐なかま【株仲間】
江戸時代、幕府・藩の認可を得て結成された商工業者の独占的同業組合。
⇒かぶなかま‐かいさんれい【株仲間解散令】
かぶなかま‐かいさんれい【株仲間解散令】
天保の改革の法令の一つ。株仲間による諸品の独占を物価騰貴の原因とみなし、1841年(天保12)江戸の十組とくみ問屋の解散を命じたもの。市場の混乱を招き、51年(嘉永4)幕府は問屋仲間再興令を発した。
⇒かぶ‐なかま【株仲間】
かぶ‐ぬし【株主】
株式会社の株式の所有者。会社に対し、剰余金配当請求権・議決権などを有する。
⇒かぶぬし‐けん【株主権】
⇒かぶぬし‐しほん【株主資本】
⇒かぶぬし‐しほん‐りえきりつ【株主資本利益率】
⇒かぶぬし‐そうかい【株主総会】
⇒かぶぬし‐そうごきんゆう‐がいしゃ【株主相互金融会社】
⇒かぶぬし‐だいひょう‐そしょう【株主代表訴訟】
⇒かぶぬし‐わりあて【株主割当】
かぶぬし‐けん【株主権】
株主が株式所有者として株式会社に対して有する権利義務の総体。剰余金配当請求権・議決権などの類。義務は株式の払込みのみであり、権利の面が主。株式。
⇒かぶ‐ぬし【株主】
かぶぬし‐しほん【株主資本】
自己資本のこと。貸借対照表の自己資本は株主に帰属すべき財産であるとみなす立場からこう呼ぶ。
⇒かぶ‐ぬし【株主】
かぶぬし‐しほん‐りえきりつ【株主資本利益率】
(→)アール‐オー‐イー(ROE)に同じ。
⇒かぶ‐ぬし【株主】
かぶぬし‐そうかい【株主総会】‥クワイ
株式会社の意思を決定する最高機関。株主をもって構成され、定時または臨時に開催されるもので常置の機関ではない。各株主は1個の株式につき1個の議決権を有するのを原則とし、多数決制をとる。
⇒かぶ‐ぬし【株主】
かぶぬし‐そうごきんゆう‐がいしゃ【株主相互金融会社】‥サウ‥グワイ‥
株式組織で金融業を営む会社。無尽むじんと金貸業とを結びつけたもので、借りる人は株主となる。
⇒かぶ‐ぬし【株主】
かぶぬし‐だいひょう‐そしょう【株主代表訴訟】‥ヘウ‥
株主が株式会社のために提起する取締役等の責任追及訴訟。
⇒かぶ‐ぬし【株主】
かぶぬし‐わりあて【株主割当】
増資の際、既存株主に一定比率で新株引受権を与えること。
⇒かぶ‐ぬし【株主】
かぶ‐の‐ち【歌舞の地】
遊里。いろざと。くるわ。
かぶ‐の‐ぼさつ【歌舞の菩薩】
①天楽を奏し舞って如来を讃嘆し、極楽浄土で往生者を賞揚する菩薩。
②金剛界三十七尊中の金剛歌菩薩と金剛舞菩薩。
③艶麗な舞姫・遊女などにいう。
がぶ‐のみ【がぶ飲み】
酒・水などをがぶがぶ飲むこと。がのみ。
かふばん‐しゅうごう【可付番集合】‥シフガフ
〔数〕(→)可算集合に同じ。
かぶ‐ふだ【株札】
江戸時代、株仲間の一員であることを証明する木札。
かぶ‐ま【株間】
作物の株と株とのあいだ。
かぶ‐や【株屋】
株式の売買を仕事とする人。また、その職業。夏目漱石、それから「此頃東京に出来る立派な家はみんな―が拵こしらへるんだつて云ふぢやないか」
かぶ‐ら【蕪・蕪菁】
①かぶ。〈[季]冬〉。〈倭名類聚鈔17〉。日葡辞書「カブ、…よりよくはカブラ」
②(遊里語)初心者。
⇒かぶら‐じる【蕪汁】
⇒かぶら‐ずし【蕪鮨・蕪鮓】
⇒かぶら‐な【蕪菜】
⇒かぶら‐なし【蕪無し】
⇒かぶら‐ばち【蕪菁蜂】
⇒かぶら‐はばち【蕪菁葉蜂】
⇒かぶら‐ぼね【蕪骨】
⇒かぶら‐むし【蕪蒸し】
かぶ‐ら【鏑】
①木・竹の根または角つので蕪かぶらの形に作り、中を空にし、数個の孔を穿って矢の先に付けるもの。保元物語「―より上、十五束有りけるを取つてつがひ」
②鏑矢の略。平家物語11「与一―をとつてつがひ」
⇒かぶら‐えり【鏑鐫】
⇒かぶら‐や【鏑矢】
かぶ‐ら【根茎】
植物の茎の下部のふくれた所の称。株。
かぶら‐えり【鏑鐫】‥ヱリ
頭の曲がった鑿のみ。もと鏑矢の中を彫るのに用いたもので、主に彫刻の仕上げに用いる。
⇒かぶ‐ら【鏑】
かぶらか・す
〔他四〕
揺り動かす。狂言、船渡聟「舟を流しつ―・しつして酒を飲うだれば」
かぶらき【鏑木】
(カブラギとも)姓氏の一つ。
⇒かぶらき‐きよかた【鏑木清方】
かぶらき‐きよかた【鏑木清方】
日本画家。本名、健一。東京神田生れ。美人画や庶民生活に取材した作品には江戸・明治の情緒が漂う。作「築地明石町」など。文化勲章。(1878〜1972)
鏑木清方
撮影:田村 茂
⇒かぶらき【鏑木】
かぶら‐じる【蕪汁】
蕪の根や葉を実に入れた味噌汁。かぶじる。〈[季]冬〉
⇒かぶ‐ら【蕪・蕪菁】
かぶら‐ずし【蕪鮨・蕪鮓】
ブリなどを塩漬けの蕪の間に挟み、麹に漬けて発酵させたもの。北陸地方、特に石川県の郷土料理。〈[季]冬〉
⇒かぶ‐ら【蕪・蕪菁】
かぶら‐な【蕪菜】
(→)「かぶ」に同じ。
⇒かぶ‐ら【蕪・蕪菁】
かぶら‐なし【蕪無し】
青磁または古銅の花入れの名。蕪状のふくらみのないもの。
⇒かぶ‐ら【蕪・蕪菁】
かぶら‐ばち【蕪菁蜂】
カブラハバチの俗称。
⇒かぶ‐ら【蕪・蕪菁】
かぶら‐はばち【蕪菁葉蜂】
ハバチ科のハチ。体長約1センチメートル。体は黄褐色で、頭部は黒い。幼虫は大根・カブなどの葉を食害。カブラバチ。ナノクロムシ。
⇒かぶ‐ら【蕪・蕪菁】
かぶら‐ぼね【蕪骨】
鯨の上顎うわあごの軟骨を細く削って乾燥したもの。刺身のつまや、三杯酢などで酢の物にする。粕漬にした松浦漬は北九州の名産。氷頭ひず。
⇒かぶ‐ら【蕪・蕪菁】
かぶら‐むし【蕪蒸し】
魚におろした蕪をのせて蒸した料理。つなぎに卵白を加え、葛あんをかけて供する。また、蕪をくり抜いて中に具を詰めて蒸すものをもいう。〈[季]冬〉
⇒かぶ‐ら【蕪・蕪菁】
かぶら‐や【鏑矢】
先に鏑をつけた矢。多く雁股かりまたを用いる。空中を飛ぶ時、鏑の孔に風が入って響きを発する。矢合せの時などに用いた。古墳時代中期以降現れる。かぶら。なりかぶら。なりや。鳴箭めいせん。嚆矢こうし。今昔物語集16「―を以て射たれば」
鏑矢
⇒かぶ‐ら【鏑】
カブラル【Pedro Alvares Cabral】
ポルトガルの航海者。1500年、国王の命によりインドに航海中ブラジルに漂着、同地をポルトガル領とした。(1460?〜1526)
カプラン‐すいしゃ【カプラン水車】
流量の変化に応じて羽根の角度を自動的に変え、高い効率を維持するようにしたプロペラ水車。1912年、オーストリア人カプラン(V. Kaplan1876〜1934)の発明。
かぶり【冠・被り】
①かぶること。かぶるもの。「頬―」
②(→)「こうぶり」に同じ。舒明紀(図書寮本)永治点「冠位カブリ一級ひとしな」
③芝居の大入り。
④芝居の打出し。終演。
⑤写真感光材料を現像した際、画像とは関係なく、全面または部分的に生じた曇り。光線漏れ、不適当な保管・現像処理、古い材料の使用などにより生ずる。
⇒かぶり‐おけ【冠桶】
⇒かぶり‐がさ【被り笠】
⇒かぶり‐きもの【被り着物】
⇒かぶり‐の‐いた【冠の板】
⇒かぶり‐もの【被り物】
⇒かぶり‐もの【被り者】
かぶり【頭】
①あたま。かしら。狂言、花子「ものをば仰しやれいで、―ばかり振らつしやる」
②「かぶりかぶり」の略。
⇒かぶり‐かぶり【頭頭】
⇒頭する間
⇒頭を振る
か‐ぶり【過振り】クワ‥
銀行の当座預金の残高あるいは当座貸越契約の限度以上に小切手を振り出すこと。
カプリ【Capri】
イタリア南部、ナポリの南、ソレント半島の西にある小島。面積10平方キロメートル。観光地。
⇒カプリ‐パンツ【Capri pants】
がぶり
口を大きく開いて噛みついたり飲みこんだりするさま。「西瓜に―と食いつく」
ガブリエル【Gabriel】
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教で、神意を伝える天使。マリアにキリストの受胎を告知したという。→大天使
かぶり‐おけ【冠桶】‥ヲケ
かんむりを入れる箱。冠箱かぶりばこ。
⇒かぶり【冠・被り】
かぶり‐がさ【被り笠】
頭にかぶる笠。
⇒かぶり【冠・被り】
かぶり‐かぶり【頭頭】
幼児などが頭を左右に振ること。いやいや。
⇒かぶり【頭】
かぶり‐きもの【被り着物】
(→)「逆さ着物」に同じ。
⇒かぶり【冠・被り】
⇒かぶらき【鏑木】
かぶら‐じる【蕪汁】
蕪の根や葉を実に入れた味噌汁。かぶじる。〈[季]冬〉
⇒かぶ‐ら【蕪・蕪菁】
かぶら‐ずし【蕪鮨・蕪鮓】
ブリなどを塩漬けの蕪の間に挟み、麹に漬けて発酵させたもの。北陸地方、特に石川県の郷土料理。〈[季]冬〉
⇒かぶ‐ら【蕪・蕪菁】
かぶら‐な【蕪菜】
(→)「かぶ」に同じ。
⇒かぶ‐ら【蕪・蕪菁】
かぶら‐なし【蕪無し】
青磁または古銅の花入れの名。蕪状のふくらみのないもの。
⇒かぶ‐ら【蕪・蕪菁】
かぶら‐ばち【蕪菁蜂】
カブラハバチの俗称。
⇒かぶ‐ら【蕪・蕪菁】
かぶら‐はばち【蕪菁葉蜂】
ハバチ科のハチ。体長約1センチメートル。体は黄褐色で、頭部は黒い。幼虫は大根・カブなどの葉を食害。カブラバチ。ナノクロムシ。
⇒かぶ‐ら【蕪・蕪菁】
かぶら‐ぼね【蕪骨】
鯨の上顎うわあごの軟骨を細く削って乾燥したもの。刺身のつまや、三杯酢などで酢の物にする。粕漬にした松浦漬は北九州の名産。氷頭ひず。
⇒かぶ‐ら【蕪・蕪菁】
かぶら‐むし【蕪蒸し】
魚におろした蕪をのせて蒸した料理。つなぎに卵白を加え、葛あんをかけて供する。また、蕪をくり抜いて中に具を詰めて蒸すものをもいう。〈[季]冬〉
⇒かぶ‐ら【蕪・蕪菁】
かぶら‐や【鏑矢】
先に鏑をつけた矢。多く雁股かりまたを用いる。空中を飛ぶ時、鏑の孔に風が入って響きを発する。矢合せの時などに用いた。古墳時代中期以降現れる。かぶら。なりかぶら。なりや。鳴箭めいせん。嚆矢こうし。今昔物語集16「―を以て射たれば」
鏑矢
⇒かぶ‐ら【鏑】
カブラル【Pedro Alvares Cabral】
ポルトガルの航海者。1500年、国王の命によりインドに航海中ブラジルに漂着、同地をポルトガル領とした。(1460?〜1526)
カプラン‐すいしゃ【カプラン水車】
流量の変化に応じて羽根の角度を自動的に変え、高い効率を維持するようにしたプロペラ水車。1912年、オーストリア人カプラン(V. Kaplan1876〜1934)の発明。
かぶり【冠・被り】
①かぶること。かぶるもの。「頬―」
②(→)「こうぶり」に同じ。舒明紀(図書寮本)永治点「冠位カブリ一級ひとしな」
③芝居の大入り。
④芝居の打出し。終演。
⑤写真感光材料を現像した際、画像とは関係なく、全面または部分的に生じた曇り。光線漏れ、不適当な保管・現像処理、古い材料の使用などにより生ずる。
⇒かぶり‐おけ【冠桶】
⇒かぶり‐がさ【被り笠】
⇒かぶり‐きもの【被り着物】
⇒かぶり‐の‐いた【冠の板】
⇒かぶり‐もの【被り物】
⇒かぶり‐もの【被り者】
かぶり【頭】
①あたま。かしら。狂言、花子「ものをば仰しやれいで、―ばかり振らつしやる」
②「かぶりかぶり」の略。
⇒かぶり‐かぶり【頭頭】
⇒頭する間
⇒頭を振る
か‐ぶり【過振り】クワ‥
銀行の当座預金の残高あるいは当座貸越契約の限度以上に小切手を振り出すこと。
カプリ【Capri】
イタリア南部、ナポリの南、ソレント半島の西にある小島。面積10平方キロメートル。観光地。
⇒カプリ‐パンツ【Capri pants】
がぶり
口を大きく開いて噛みついたり飲みこんだりするさま。「西瓜に―と食いつく」
ガブリエル【Gabriel】
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教で、神意を伝える天使。マリアにキリストの受胎を告知したという。→大天使
かぶり‐おけ【冠桶】‥ヲケ
かんむりを入れる箱。冠箱かぶりばこ。
⇒かぶり【冠・被り】
かぶり‐がさ【被り笠】
頭にかぶる笠。
⇒かぶり【冠・被り】
かぶり‐かぶり【頭頭】
幼児などが頭を左右に振ること。いやいや。
⇒かぶり【頭】
かぶり‐きもの【被り着物】
(→)「逆さ着物」に同じ。
⇒かぶり【冠・被り】
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かぶと【兜】🔗⭐🔉
かぶと [1] 【兜】
(1)頭部を守る武具。頭にかぶる鉢と,鉢から垂らす錏(シコロ)を主要部とする。形式は攻撃用武器の変化に伴い様々の変遷をみた。「鎧―に身を固める」
(2)舞楽で用いる鳥兜(トリカブト)のこと。
兜(1)
[図]
[図]
かぶと-あらため【兜改め】🔗⭐🔉
かぶと-あらため [4] 【兜改め】
討ち取った者の兜を検査して,持ち主の身分などを調べること。
かぶと-うお【兜魚】🔗⭐🔉
かぶと-うお ―ウヲ [3] 【兜魚】
(1)キンメダイ目の海魚。全長12センチメートルほどで,頭部が約三分の一を占める。
(2)「甲冑魚(カツチユウギヨ)」に同じ。
かぶと-えび【兜海老】🔗⭐🔉
かぶと-えび [3] 【兜海老】
背甲目の甲殻類。体表は暗緑色で,体長2センチメートル内外。体の前半の背面は楕円形の背甲に覆われ,後方は多数の体節からなり,四〇対以上の脚がある。初夏,本州中部以南の水田に出現し,一か月くらいで死滅する。草取り虫。
かぶと-かけ【兜掛】🔗⭐🔉
かぶと-かけ [3] 【兜掛】
「兜立(カブトタテ)」に同じ。
かぶと-がに【兜蟹・
魚】🔗⭐🔉
かぶと-がに [3] 【兜蟹・
魚】
剣尾目の節足動物。成体は全長60センチメートル内外。半円形の頭胸甲と,五角形に近い腹甲,剣状の尾から成り,腹甲の縁には長く鋭いとげがある。脚は胸部に六対,うち第二対以下は先端がはさみ状。腹部には付属肢が六対ある。世界で四種現存,日本には瀬戸内海・博多湾に一種が分布。系統的にはカニよりもクモ類・サソリ類に近く,中生代に栄えた種属の生き残りで「生きている化石」といわれる。
兜蟹
[図]
魚】
剣尾目の節足動物。成体は全長60センチメートル内外。半円形の頭胸甲と,五角形に近い腹甲,剣状の尾から成り,腹甲の縁には長く鋭いとげがある。脚は胸部に六対,うち第二対以下は先端がはさみ状。腹部には付属肢が六対ある。世界で四種現存,日本には瀬戸内海・博多湾に一種が分布。系統的にはカニよりもクモ類・サソリ類に近く,中生代に栄えた種属の生き残りで「生きている化石」といわれる。
兜蟹
[図]
かぶと-がね【兜金】🔗⭐🔉
かぶと-がね [3] 【兜金】
太刀の柄頭(ツカガシラ)を覆う金具。
→太刀
かぶと-ぎく【兜菊】🔗⭐🔉
かぶと-ぎく [3] 【兜菊】
トリカブトの異名。
かぶと-くび【兜首】🔗⭐🔉
かぶと-くび [3] 【兜首】
兜をつけた身分ある武将の首。
かぶと-ごけ【兜苔】🔗⭐🔉
かぶと-ごけ [3] 【兜苔】
地衣類ヨロイゴケ科の一種。主に樹皮上に生ずる。葉状の地衣で,縁は鹿の角状に切れこむ。
かぶと-ずきん【兜頭巾】🔗⭐🔉
かぶと-ずきん ―ヅ― [4][5] 【兜頭巾】
江戸時代,武士が火事装束の時にかぶった頭巾。兜に似て,羅紗(ラシヤ)の錏(シコロ)を付けたもの。
兜頭巾
[図]
[図]
かぶと-たて【兜立】🔗⭐🔉
かぶと-たて [3] 【兜立】
兜を掛けておく台。饅頭(マンジユウ)形の鉢受(ハチウケ)に兜をのせ,その下に支柱と直交する緒搦(オガラミ)が設けてある。下端は,土に突き立てる石突きを入れた屋外用と,土居(ツチイ)をつけた屋内用とがある。兜掛(カブトカケ)。
かぶと-づくり【兜造り】🔗⭐🔉
かぶと-づくり [4] 【兜造り】
民家の形式の一。寄せ棟屋根の妻側の下半部を切り取って開口部を設けたもの。屋根の形が兜に似るところからいう。山梨・長野・新潟・山形などの各県に分布。
兜造り
[図]
[図]
かぶと-に【兜煮】🔗⭐🔉
かぶと-に [0] 【兜煮】
粗(アラ)煮の一。魚の頭を煮たもので,鯛の兜煮が代表的。
かぶと-にんぎょう【兜人形】🔗⭐🔉
かぶと-にんぎょう ―ギヤウ [4] 【兜人形】
端午の節句に飾る,兜をつけた人形。武者人形。[季]夏。
かぶと-の-お【兜の緒】🔗⭐🔉
かぶと-の-お ―ヲ 【兜の緒】
「忍びの緒」に同じ。
かぶと-の-てさき【兜の手先】🔗⭐🔉
かぶと-の-てさき 【兜の手先】
兜の吹き返しの前の部分。
かぶと-の-ほし【兜の星】🔗⭐🔉
かぶと-の-ほし [1] 【兜の星】
兜の鉢を形成する鉄片を継ぎ合わせるために打った鋲(ビヨウ)の頭を星に見立てていう語。
かぶと-ばち【兜鉢】🔗⭐🔉
かぶと-ばち [3] 【兜鉢】
(1)兜の頭部を覆う部分。
(2)兜の鉢に似たどんぶり鉢。
かぶと-ばな【兜花】🔗⭐🔉
かぶと-ばな [3] 【兜花】
トリカブトの異名。
かぶと-むし【兜虫・甲虫】🔗⭐🔉
かぶと-むし [3] 【兜虫・甲虫】
コガネムシ科の甲虫。体長約45ミリメートル。体は卵形で,光沢がある黒褐色。雄の頭部には,先端がふたまたに分かれた長い角がある。雌はやや小形で,角はない。夜間,樹液に集まる。幼虫は腐った植物質を食う。日本各地と東アジアに分布。サイカチムシ。[季]夏。《ひつぱれる糸まつすぐや―/高野素十》
かぶと-やき【兜焼(き)】🔗⭐🔉
かぶと-やき [0] 【兜焼(き)】
鯛(タイ)など,魚の頭を焼いた料理。
かぶと-ちょう【兜町】🔗⭐🔉
かぶと-ちょう ―チヤウ 【兜町】
(1)東京都中央区にある町名。東京証券取引所を中心に証券会社が集中している。
(2)東京証券取引所の通称。
→北浜
かぶと【兜】(和英)🔗⭐🔉
かぶと【兜】
a helmet.→英和
〜を脱ぐ[降参する]give in;admit[acknowledge]defeat.
かぶとがに【兜蟹】(和英)🔗⭐🔉
かぶとがに【兜蟹】
a horseshoe crab.
かぶとむし【甲虫】(和英)🔗⭐🔉
かぶとむし【甲虫】
a beetle.→英和
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