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こと-さえく【言喧く】🔗🔉

こと-さえく ―サヘク 【言喧く】 (枕詞) 言葉の分かりにくいことから,外国である「韓(カラ)」「百済(クダラ)」などを含む地名「百済の原」「韓の崎」などにかかる。「―辛(カラ)の崎なるいくりにそ/万葉 135」「―百済の原ゆ/万葉 199」

こと-さき【琴軋】🔗🔉

こと-さき [0] 【琴軋】 和琴(ワゴン)の撥(バチ)。

こと-さきく【事幸く】🔗🔉

こと-さきく 【事幸く】 (副) 平安に。幸福に。無事で。「―ま幸(サキ)くませと/万葉 3253」 〔「言(コト)幸く」で,言霊(コトダマ)の力によって平安にの意とする説もある。あるいは「殊(コト)幸く」で,格別平安にの意か〕

ことさけ-を【琴酒を】🔗🔉

ことさけ-を 【琴酒を】 (枕詞) 「押垂(オシタ)れ小野」にかかる。語義・かかり方未詳。「―押垂小野ゆ出づる水/万葉 3875」

こと-さ・む【事醒む】🔗🔉

こと-さ・む 【事醒む】 (動マ下二) 興ざめする。興をそがれる。「興宴の座も―・めてしめりかへりければ/著聞 11」

こと-さやぐ【言騒ぐ】🔗🔉

こと-さやぐ 【言騒ぐ】 (枕詞) 〔「ことさえく」の転〕 「唐(カラ)」にかかる。「―唐人(カラビト)なればお言葉をも/謡曲・白楽天」

こと-さら【殊更・故】🔗🔉

こと-さら [0] 【殊更・故】 ■一■ (副) (1)故意に。わざと。わざわざ。「―つらくあたる」 (2)とりたてて。とりわけ。特に。格別。「―難しそうな問題を選ぶ」 ■二■ (形動)[文]ナリ (1)故意にそうするさま。わざわざそうするさま。「―に明るく振る舞う」「―な準備は不要だ」 (2)特別であるさま。「仏,神力を以て―に棺の蓋を自然(オノズカラ)に開かしめて/今昔 3」

ことさら・ぶ【殊更ぶ】🔗🔉

ことさら・ぶ 【殊更ぶ】 (動バ上二) わざとらしい。ことさらめく。多くは悪い意味で使う。「今は思ふにはいと軽がるしく―・びたる事なり/源氏(帚木)」

ことさら-め・く【殊更めく】🔗🔉

ことさら-め・く [5] 【殊更めく】 (動カ五[四]) わざとらしく思われる。大げさに見える。「―・いてかえっておかしい」

ことさら【殊更(に)】(和英)🔗🔉

ことさら【殊更(に)】 especially (特に);→英和 [故意に]on purpose;deliberately.→英和

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