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こと‐さえく【言さへく】‥サヘク🔗⭐🔉
こと‐さえく【言さへく】‥サヘク
〔枕〕
(サエクは囀る意、外国人のことばの聞き分けにくい意から)「から(韓)」「くだら(百済)」にかかる。「ことさやぐ」とも。万葉集2「―韓からの崎なる海石いくりにそ」「―百済の原ゆ」
こと‐さか【事解・事離・言離】🔗⭐🔉
こと‐さか【事解・事離・言離】
①絶縁。離縁。孝徳紀「妻めの為に嫌はれ離たれし者…強あながちに―の婢めのこやつことす」
②一言で解決すること。古事記下「われは悪事まがことも一言、善事よごとも一言、―の神」
こと‐さかい【異境】‥サカヒ🔗⭐🔉
こと‐さかい【異境】‥サカヒ
他国。他郷。
こと‐さき【琴軋】🔗⭐🔉
こと‐さき【琴軋】
和琴わごんを弾くための、牛の角でつくった義甲ぎこう。
こと‐さき‐く【事幸く・言幸く】🔗⭐🔉
こと‐さき‐く【事幸く・言幸く】
〔副〕
仕合せよく。平安に。一説に、言葉の霊力によって無事に。万葉集13「―真福まさきくませと」
こと‐さけ‐ば【こと放けば】🔗⭐🔉
こと‐さけ‐ば【こと放けば】
おなじ離すなら。おなじ遠ざけるなら。万葉集7「―沖ゆ放さけなむ湊より辺へつかふ時に放さくべきものか」→こと(副詞)
ことさけ‐を【琴酒を】🔗⭐🔉
ことさけ‐を【琴酒を】
〔枕〕
(琴は押し、酒は垂るからとも、琴は仮り字または誤字で、酒の醸造に関することからともいうが未詳)「押垂小野おしたりおの」にかかる。万葉集16「―押垂小野ゆ出づる水」
こと‐さと【異里】🔗⭐🔉
こと‐さと【異里】
異なる里。別の里。他郷。
こと‐さ・む【事醒む】🔗⭐🔉
こと‐さ・む【事醒む】
〔自下二〕
興がさめる。徒然草「酒宴―・めて」
こと‐さやぐ【言さやぐ】🔗⭐🔉
こと‐さやぐ【言さやぐ】
〔枕〕
(コトサエクの転)「唐から」にかかる。謡曲、白楽天「むつかしや―唐人なれば」
こと‐さら【殊更】🔗⭐🔉
こと‐さら【殊更】
[一]〔名〕
①わざわざすること。あらためてすること。源氏物語少女「許すとも、―なるやうにもてなしてこそあらめ」
②特にいちじるしいこと。特別であること。今昔物語集27「木幡の殿は―の事ありて、昨日立たせ給ひにき」
[二]〔副〕
①わざわざ。わざと。故意に。「―意地悪をする」
②とりわけ。別して。「今日は―上機嫌で」「―問題にするほどの事ではない」
⇒ことさら・ぶ【殊更ぶ】
⇒ことさら‐め・く【殊更めく】
ことさら・ぶ【殊更ぶ】🔗⭐🔉
ことさら・ぶ【殊更ぶ】
〔自上二〕
改まってする様子である。わざとらしい様子である。源氏物語帚木「さすがに忍びて笑ひなどするけはひ―・びたり」
⇒こと‐さら【殊更】
ことさら‐め・く【殊更めく】🔗⭐🔉
ことさら‐め・く【殊更めく】
〔自五〕
ことさららしく見える。わざとらしく思われる。源氏物語夕顔「このましう―・きたる」
⇒こと‐さら【殊更】
こと‐さ・る【事去る】🔗⭐🔉
こと‐さ・る【事去る】
〔自四〕
物事が過ぎ去る。物事が過去のこととなる。徒然草「時うつり―・り」
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