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(1)五十音図タ行第一段の仮名。歯茎破裂音の無声子音と後舌の広母音から成る音節。 (2)平仮名「た」は「太」の草体。片仮名「タ」は「多」の末三画。

た【手】🔗🔉

【手】 〔「て(手)」の交替形〕 て(手)。多く「手綱(タヅナ)」「手折る」「たなごころ(掌)」など複合した形でみられる。

た【田】🔗🔉

[1] 【田】 (1)稲を栽培する耕地。多くは灌漑(カンガイ)設備を有し水稲栽培する水田をさす。たんぼ。 (2)水で作物を栽培する土地。「わさび―」

た【咫】🔗🔉

【咫】 「あた(咫)」に同じ。「八(ヤ)―の鏡」

た【為】🔗🔉

【為】 〔上代語〕 ため。「竜の馬を我は求めむあをによし奈良の都に来む人の―に/万葉 808」

た【他】🔗🔉

[1] 【他】 (1)それ以外の物事。別のこと。ほか。「―に例がない」「―の問題にとりかかる」 (2)自分以外の人。ほかの人。他人。「自―ともに認める」「―の人」 (3)ほかの所。別の所。よそ。「―に移る」

た【多】🔗🔉

[1] 【多】 おおいこと。 ⇔少 →多とする

た【誰】🔗🔉

【誰】 (代) 不定称の人代名詞。だれ。「こは―そ,と問へば/枕草子 161」 〔格助詞「が」を伴って,「たが」の形で用いることが多い。→たが(連語)〕

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(助動)(たろ・○・た・た・たら・○) 〔古語の完了の助動詞「たり」の連体形「たる」からの転。中世以降の語〕 動詞・形容詞・形容動詞および助動詞「れる・られる」「せる・させる」「ない」「たい」「らしい」「そうだ(様態)」「ようだ」「だ」「ます」「です」などの連用形に接続する。ただし,サ行以外の五段活用の動詞には,その音便の形に付く。また,ガ・ナ・バ・マの各行の五段活用の動詞に付く時は「だ」となる。 (1)動作・作用が過去の事柄であることを表す。「大昔,この辺一帯は海だっ〈た〉」「去年,北海道に移っ〈た〉弟が,先月帰ってき〈た〉」 (2)動作・作用が完了したことを表す。「やっと手紙を書き終えまし〈た〉」「飛行機は無事着陸し〈た〉」「日はすっかり沈ん〈だ〉」 (3)物事が実現することを表す。「何年ぶりかで当地方にも雪が降っ〈た〉」「一番になっ〈た〉人には賞品をあげる」「シャボン玉が屋根までとん〈だ〉」 (4)物事や事態の確認を表す。「見ると,それは若いスマートな青年であっ〈た〉」「国境の長いトンネルを抜けると雪国であっ〈た〉/雪国(康成)」 (5)(連体形を用いて)動作・作用がすんで,その結果が状態として存在していることを表す。てある。ている。「壁にかけ〈た〉絵」「弟の写し〈た〉写真」「とがっ〈た〉鉛筆」「整っ〈た〉身なり」 (6)(終止形を用いて)(ア)強い決意・断言や軽い命令などを表す。「承知しまし〈た〉」「わかっ〈た〉,わかっ〈た〉」「邪魔になるから,そこをどい〈た〉」(イ)疑問・質問などをもちかけることを表す。「今度の会合は何日でし〈た〉」「上りの列車は何時だっ〈た〉」 (7)仮定形「たら」は,接続助詞「ば」を伴わないで,それだけでも用いられる。(ア)仮定条件を表す。仮にそうであるならば。もしそうなったらば。「雨が降っ〈たら〉,中止にする」「電話があっ〈たら〉メモしておいてくれ」「その本を読ん〈だら〉早く返してくれ」(イ)未来の確定条件を表す。「春になっ〈たら〉暖かくなる」(ウ)遠回しに命令する意を表す。主として女性が用いる。「早くお帰りになっ〈たら〉」「跡片付けだけはしとい〈たら〉」

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入声音(ニツシヨウオン)[t]で終わる字音語を係助詞「は」が受けて連声を起こしたもの。能狂言などに多くみられるが,普通,表記面には表れない。「夫ならば,求めませうが,代物は(=だいもっタ)いかほどで御座るぞ/狂言・粟田口(虎寛本)」「今日は(=こんにっタ)天気も能う御座るに依つて/狂言・雁礫(虎寛本)」

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(接頭) 動詞・形容詞などに付いて,語調を整える。「―ばかる」「―やすい」「―ゆら」

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(連語) 〔格助詞「と」に係助詞「は」の付いた「とは」の転。「たあ」と長音にもなる〕 とは。「そんな意地悪するなら,もうおまえ―遊ばないよ」「雨が降る―思わなかった」 →たあ(連語)

たあ【他阿】🔗🔉

たあ 【他阿】 「他阿弥陀仏」の略。

たあ🔗🔉

たあ (連語) 〔係助詞「は」が,その直前の語の末尾音と融合して成ったもの。近世江戸語〕 (1)格助詞「と」や「事」など,「と」の音で終わる語に係助詞「は」が続く場合。とは。「そんなら今度つからおめえ―遊(アス)ばねえ/滑稽本・浮世風呂(前)」「構ふ事あ(=こたあ)ねえ。たたきのめしてやらう/滑稽本・浮世風呂 4」 (2)助動詞「た」や「そなた」など,「た」の音で終わる語に係助詞「は」が続く場合。たは。「これ,見な。こんなに痣(アザ)が出来―/滑稽本・浮世風呂 2」「そん―わしがたにやあ命の親だ/滑稽本・膝栗毛 3」

た-あい【他愛】🔗🔉

た-あい [0][1] 【他愛】 自分の利益・幸福よりも,まず他人の利益・幸福を願うこと。愛他。利他。

たあい-しゅぎ【他愛主義】🔗🔉

たあい-しゅぎ [4] 【他愛主義】 他人の幸福・利益をはかるための奉仕・犠牲を道徳の第一義とする主義。愛他主義。利他主義。

たあい-な・い【他愛ない】🔗🔉

たあい-な・い [4] 【他愛ない】 (形) 〔「たわいない」の転。「他愛」は当て字〕 「たわいない」に同じ。

ターキーturkey🔗🔉

ターキー [1] turkey (1)七面鳥。 (2)ボーリングで,ストライクを三回続けて出すこと。

ターキッシュTurkish🔗🔉

ターキッシュ [1] Turkish トルコ(風)の,の意。

ターキッシュ-アンゴラTurkish Angora🔗🔉

ターキッシュ-アンゴラ [6] Turkish Angora ネコの一品種。トルコ原産。長毛種。最も古い品種の一つで,ペルシャはこの改良種。耳の先端が尖り,流線型の体をもつ。

ターキッシュ-バンTurkish van🔗🔉

ターキッシュ-バン [6] Turkish van ネコの一品種。トルコ原産。長毛種。ネコには珍しく水を怖がらない。体に独特の被毛パターンをもつ。

タークー【大沽】🔗🔉

タークー 【大沽】 中国,天津市の渤海に面する港湾地区。対岸の塘沽(タンクー)とともに漁業の基地。

ターゲットtarget🔗🔉

ターゲット [1] target (1)標的。まと。 (2)〔物〕 光線または粒子線を当てる物質や電極。

ターコイズturquoise🔗🔉

ターコイズ [3] turquoise トルコ石。

ターコイズ-ブルーturquoise blue🔗🔉

ターコイズ-ブルー [7] turquoise blue 明るい緑がかった青色。

ターザンTarzan🔗🔉

ターザン Tarzan アメリカのバローズ(Edgar Rice Burroughs 1875-1950)作の冒険物語の主人公。イギリス貴族の血をひく孤児で,ジャングルの王者となる。

タージー【大食】🔗🔉

タージー [1] 【大食】 〔(ペルシヤ) Tz を音訳したもの〕 中国で,唐・宋時代アラビア人をいう呼称。広義にはイスラム教徒をさす。

タージ-マハルTaj Mahal🔗🔉

タージ-マハル Taj Mahal インド,アグラにあるムガル帝国の第五代皇帝シャー=ジャハーンが愛妃のために建てた廟(ビヨウ)。1632年頃着工。のち皇帝自身も葬られた。インド-イスラム建築を代表する傑作。 タージマハル(廟) [カラー図版]

た-あそび【田遊び】🔗🔉

た-あそび [2] 【田遊び】 稲の豊作を祈願する神事芸能。多く正月に,一年の稲作の過程を模擬的に演ずる。おんだ。

タータン-チェック🔗🔉

タータン-チェック [5] 〔和 tartan+check〕 赤・緑・黄・黒などの格子縞の模様・織物。タータン。 〔本来は,スコットランドの各氏族が他と識別するために用いた格子〕

タータン-トラックTartan track🔗🔉

タータン-トラック [6] Tartan track 合成ゴムで固めて作った陸上競技用の全天候走路。タータン。商標名。

ターツァイ【菜】🔗🔉

ターツァイ [0] 【菜】 〔中国語〕 アブラナ科の野菜。中国原産。葉はさじ形で,光沢のある緑色。冬に美味で,油いため・汁の物などに向く。

タートtart🔗🔉

タート [1] tart ⇒タルト

タートリンピック🔗🔉

タートリンピック [6] 〔和 turtle+Olympic から〕 高齢者のスポーツ大会。亀(タートル)の長寿とスロー-モーションにちなんで命名。

タートルturtle🔗🔉

タートル [1] turtle 海亀。

タートル-ネックturtleneck🔗🔉

タートル-ネック [5] turtleneck 首に沿って筒状に伸びた襟。折り返して着る。とっくり襟。

タートル-マラソン🔗🔉

タートル-マラソン [5] 〔和 turtle+marathon〕 高齢者マラソン。健康や体力づくりを目的として,ゆっくり走る。

ターナーTurner🔗🔉

ターナー Turner (1)〔Frederick Jackson T.〕 (1861-1932) アメリカの歴史学者。未開の西部との遭遇体験がアメリカ的民主主義・個人主義の形成に寄与したとする,フロンティア学説を展開。著「西部の興隆」 (2)〔Joseph Mallord William T.〕 (1775-1851) イギリスの風景画家。光と大気のうちに対象が渾然一体となるロマン的な独自の画風を確立した。印象派先駆者の一人。代表作「雨・蒸気・速力」など。 (3)〔Victor Witter T.〕 (1920-1983) スコットランド生まれの人類学者。アメリカに帰化。儀礼の象徴論的研究を行い,コムニタス論を展開。ザンビアのンデンブ社会について詳細な民族誌を多数執筆。著「啓示と占い」「儀礼の過程」など。

ターナー-しょうこうぐん【―症候群】🔗🔉

ターナー-しょうこうぐん ―シヤウコウ― [7] 【―症候群】 女子の性染色体異常による先天性疾患の一。性染色体の欠損が主な原因で,性腺発生や発育障害・奇形が起きる。アメリカの内分泌学者ターナー(H. H. Turner)が報告。

ターニング-ポイントturning point🔗🔉

ターニング-ポイント [6] turning point 転換点。分岐点。

ターバンturban🔗🔉

ターバン [1] turban (1)インド人やイスラム教徒の男性が頭に巻く布。 (2){(1)}を巻いた形の婦人帽。

タービンturbine🔗🔉

タービン [1] turbine 流体を動翼に吹き付け,それによって軸を回転させて動力を得る原動機。「蒸気―」「ガス-―」

タービン-エンジンturbine engine🔗🔉

タービン-エンジン [5] turbine engine 高圧ガスなどで回転翼を回して推力をつくり出すエンジン。

ターフturf🔗🔉

ターフ [1] turf 芝。芝生。

ターフ-コースturf course🔗🔉

ターフ-コース [4] turf course 芝を敷いた競馬場の走路。 →ダート-コース

ターフル(オランダ) tafel🔗🔉

ターフル [1] (オランダ) tafel テーブル。「―に倚(ヨ)り/花間鶯(鉄腸)」

ターブル-ドート(フランス) table d'hte🔗🔉

ターブル-ドート [5] (フランス) table d'hte 西洋料理の定食。タブルドート。 ⇔ア-ラ-カルト

ターヘル-アナトミア🔗🔉

ターヘル-アナトミア 〔和 (オランダ) Tafel+(オランダ) Anatomie〕 ドイツ人クルムスが初心者向けに著した「解剖図譜」(Anatomische Tabellen)のオランダ語訳(Ontleedkundige Tafelen)の日本での通称。前野良沢・杉田玄白らによる「解体新書」の原著。

ターボturbo🔗🔉

ターボ [1] turbo ターボチャージャーなどの略。

ターボ-ジェットturbojet🔗🔉

ターボ-ジェット [4] turbojet 航空用ジェット-エンジンの一。機関の先端から空気を吸い込み,ターボチャージャーで高圧とし,燃料と混合して燃焼・噴出させ,ターボチャージャーを回転させる一方,その排出ガス流を利用して推進力を得る。

ターボ-チャージャーturbocharger🔗🔉

ターボ-チャージャー [4] turbocharger 排ガスを利用してタービンを回し,混合気を強制的にシリンダー内に送り込んで圧力を高める,エンジンの補助装置。出力・トルクを高め,併せて燃費向上に役立つ。

ターボ-プロップturboprop🔗🔉

ターボ-プロップ [5] turboprop ターボジェットでプロペラを回して飛行機を推進させる方式。プロップジェット。

ターポンtarpon🔗🔉

ターポン [1] tarpon (1)カライワシ目の海魚。体長2メートル以上に達する。形はハイレンに似る。大西洋の暖海に分布。釣りの対象魚として知られる。 (2)ハイレン類の英語名。

た【他の】(和英)🔗🔉

た【他の】 other;→英和 another;→英和 else.→英和 その他 and so on[forth];and the like.→英和 ⇒他(ほか).

た【多とする】(和英)🔗🔉

た【多とする】 appreciate;→英和 be grateful.

た【田】(和英)🔗🔉

た【田】 a rice[paddy]field.

タートルネック(和英)🔗🔉

タートルネック a turtleneck (sweater).→英和

ターバン(和英)🔗🔉

ターバン a turban.→英和

タービン(和英)🔗🔉

タービン aturbine.→英和

ターボ(和英)🔗🔉

ターボ 〜エンジン a turboengine.〜カー a turbocar.

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