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他意 タイ🔗🔉

【他意】 タイ『他心タシン・他念タネン・他志タシ』別の考え。そむこうとする考え。ふたごころ。〈同義語〉它意。

台下 タイカ🔗🔉

【台下】 ダイカ・タイカ =臺下。高殿の下。うてなの下。目上の人を敬っていうことば。

台位 タイイ🔗🔉

【台槐】 タイカイ 天子を助けて、百官を統率する大臣。三公。宰相。▽「槐」は、三槐で、周代、三本の槐(えんじゅ)を朝廷に植え、三公がそれに面してすわったことによる。『台輔タイホ・台宰タイサイ・台臣タイシン・台座タイザ・台位タイイ・台階タイカイ・台席タイセキ・台傅タイフ・台鼎タイテイ・台衡タイコウ』

大一 タイイツ🔗🔉

【大一】 タイイツ 非常に広大なこと。=太一。天地がまだわかれていない混とんとした状態のときの、天地・万物の根源のこと。〔→礼記

大尹 タイイン🔗🔉

【大尹】 タイイン 天子の側近の気に入りの臣。新シンの王莽オウモウのときの郡の太守。

大化 タイカ🔗🔉

【大化】 タイカ 四季の変化。人間がうまれてから死ぬまでの大きな変化。幼年・青壮年・老年・死亡。〔→列子すぐれた人徳による感化。

大火 タイカ🔗🔉

【大火】 タイカ 大きな火事。夏のきびしい暑さ。星の名。夏の夜、南の空に見えるさそり座の大きな赤い星。アンタレス。「時当大火流=時ハ大火ノ流ルルニ当タル」〔→李白

大安 タイアン🔗🔉

【大安】 タイアン・ダイアン 大いに安らかなこと。「万民大安」〔国〕陰陽オンミョウ道で、すべてのことによい、適しているとされている吉日。『大安日タイアンニチ・ダイアンニチ』

大宇 タイウ🔗🔉

【大宇】 タイウ 大宇宙。天下のこと。〔→荀子

大位 タイイ🔗🔉

【大位】 タイイ 高い位。天子の位。〈類義語〉帝位。

大医 タイイ🔗🔉

【大医】 タイイ すぐれた医者。名医。=太医。宮中に仕える医者。

大役 タイエキ🔗🔉

【大役】 タイエキ 国家で行う大工事。タイヤク〔国〕重大な役目。

大食 タージ🔗🔉

【大食】 タイショク たくさん物を食べる。タージ 唐・宋ソウ代、サラセン帝国のこと。▽タージは唐宋音。はじめは、アラビア人をさした。

大家 タイカ🔗🔉

【大家】 タイカ それぞれの専門の分野ですぐれた人。大きな家。身分の高い家がら。金持ちの家。『大戸タイコ』▽タイケとも読む。〔俗〕みんなの人。タイコ 女の尊称。オオヤ〔国〕貸家の持ち主。家主。おもや。

大夏 タイカ🔗🔉

【大夏】 タイカ 禹ウの王朝、夏カの美称。舞楽の名。禹王の作といわれる。国名。(イ)秦シン・漢代の西域の国。今のアフガニスタン北部(当時のバクトリア)にあった。(ロ)五胡ゴコ十六国の一つ。今の陝西センセイ省の西北部を中心とした国の自称。「夏」ともいう。→「夏」夏の盛りのこと。

大哥 タイカ🔗🔉

【大哥】 タイカ 長兄。仲間のうちで、年長者・先輩などを親しんで呼ぶことば。

大尉 タイイ🔗🔉

【大尉】 タイイ =太尉。→「太尉」〔国〕もと、軍人の階級の一つ。少佐の下、中尉の上。

大陰 タイイン🔗🔉

【大陰】 タイイン 地のこと。〔→荘子北の果て。

大過 タイカ🔗🔉

【大過】 タイカ 大きな失敗。大きな過失。「五十以学易、可以無大過矣=五十ニシテモッテ易ヲ学ベバ、モッテ大過無カルベシ」〔→論語=大禍。大きな災い。〔→荀子他より大いにまさっている。周易の六十四卦カの一つ。巽下兌上ソンカダショウの形。

大意 タイイ🔗🔉

【大意】 タイイ 文章や物事の、だいたいの意味。『大旨タイシ』大きな望み。大望タイモウ・タイボウ。「大意苦未就=大意イマダ就ラザルニ苦シム」〔→王安石

大隠隠朝市 タイインハチョウシニカクル🔗🔉

【大隠隠朝市】 タイインハチョウシニカクル〈故事〉真の隠者は、人のいない山林などに住まず、人の多く集まる都会や市場にまぎれて住んでいる。

大圜 タイエン🔗🔉

【大圜】 タイエン 天のこと。『大円ダイエン』

大瀛 タイエイ🔗🔉

【大瀛】 タイエイ 大きな海。

太一 タイイツ🔗🔉

【太一】 タイイツ =大一。「太初」と同じ。「太初」と同じ。天神の名。また、天帝のこと。「上元太一虚祈祷=上元太一虚シク祈祷ス」〔→白居易星の名。太一星。山名。終南山の別名。

太一 タイイツ🔗🔉

【太初】 タイショ =大初。天地がまだわかれていない混とんとした状態のときの、万物の根源のこと。『太一タイイツ・太乙タイイツ・太極タイキョク』物事のいちばんはじめ。

太尉 タイイ🔗🔉

【太尉】 タイイ =大尉。官名。軍事をつかさどる官の長官。秦シン代から元ゲン代まであった。漢代から宋ソウ代にかけての三公の一つ。大司馬と称することもあった。

太陰 タイイン🔗🔉

【太陰】 タイイン 陰気ばかりで陽気のないこと。方角の北のこと。月のこと。冬のこと。〈対語〉太陽。

太陰暦 タイインレキ🔗🔉

【太陰暦】 タイインレキ 太陽暦に対して、月の満ち欠けを基礎にしてつくった暦。陰暦。

太液 タイエキ🔗🔉

【太液】 タイエキ 池の名。唐の太液池が有名。長安県の東にあった。その他に漢・明ミン・清シンそれぞれの御苑ギョエンにあった。

太一 タイイツ🔗🔉

【太一】 タイイツ〈人名〉天の神の名。泰一、泰壱とも。

対応 タイオウ🔗🔉

【対応】 タイオウ 互いにむきあう。二つの事がらがつりあうこと。相手の出方・状態によって事を行うこと。

対飲 タイイン🔗🔉

【対酌】 タイシャク 差しむかいで酒をくみかわす。『対飲タイイン』「両人対酌山花開=両人対酌シテ山花開ク」〔→李白

度 たい🔗🔉

【度】 9画 广部 [三年] 区点=3757 16進=4559 シフトJIS=9378 《常用音訓》タク/ト/ド/たび 《音読み》 /ト〈d〉/タク/ダク〈du〉 《訓読み》 ものさし/めもり/のり/わたる/わたす/たび/はかる/たい(たし) 《名付け》 ただ・なが・のぶ・のり・みち・もろ・わたる 《意味》 {名}ものさし。長さをはかる規準。尺度。また、ものさし。〈類義語〉→尺。「度量衡」「度然後知長短=度アリテ然ル後長短ヲ知ル」〔→孟子{名・単位}めもり。角の開きや、計算をはかる単位をあらわすことば。また、程度をあらわすめもりの数値。「三六〇度」 {名}ほどあい。「程度」 {名}のり。物事の標準。また、ちょうどよい程度。「中度=度ニ中タル」「一遊一予為諸侯度=一遊一予、諸侯ノ度トナル」〔→孟子{名}心・人がら・身持ちのぐあい。「態度」「風度」「大度(大きい心)」 「失度=度ヲ失フ」とは、驚いて平素の落ち着きを失うこと。 {動}わたる。一歩一歩進む。また、一日一日と過ごす。▽渡に当てた用法。「秋月春風等閑度=秋月春風、等閑ニ度ル」〔→白居易ドス{動}わたす。〔仏〕仏の教えによって彼岸にわたす。悟りを得させること。▽波羅蜜多(梵語の音訳)の意訳で到彼岸とも訳す。「済度サイド」「剃度テイド(頭をそって仏門にはいる)」「得度(仏門にはいる)」 {単位}たび。回数をあらわすことば。「初度ショド」「崔九堂前幾度聞=崔九ノ堂前幾度カ聞ク」〔→杜甫{動}はかる。長さをはかる。転じて、心の中で推しはかる。また、見当をつける。〈類義語〉→図ト。「忖度ソンタク(人の心を推しはかる)」「項王自度不得脱=項王ミヅカラ度ルニ脱スルヲ得ズ」〔→史記〕 〔国〕たい(タシ)。…したい。願望をあらわす助動詞。 《解字》 形声。「又(て)+音符庶の略体」。尺(手尺で長さをはかる)と同系で、尺とは、しゃくとり虫のように手尺で一つ二つとわたって長さをはかること。また、企図の図とは、最も近く、長さをはかる意から転じて、推しはかる意となる。 《単語家族》 渡(一歩一歩と水をわたる)と同系。 《類義》 →測→計 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

手 た🔗🔉

【手】 4画 手部 [一年] 区点=2874 16進=3C6A シフトJIS=8EE8 《常用音訓》シュ/た/て 《音読み》 シュ/ス/シュウ(シウ)〈shu〉 《訓読み》 た/て/てにする(てにす)/てずから(てづから)/てもて 《名付け》 た・て・で 《意味》 {名}て。手首。転じて、上肢ジョウシ全体。〈対語〉→足。「握手=手ヲ握ル」 {動}てにする(テニス)。手にとる。手でうつ。「手剣而従之=剣ヲ手ニシテコレニ従フ」〔→公羊{副}てずから(テヅカラ)。てもて。手でもって。自分の手で。「手写」「手植」「子欲手援天下乎=子、手ヅカラ天下ヲ援ケント欲スルカ」〔→孟子〕「手以棉覆之=手ヅカラ棉ヲモッテコレヲ覆フ」 {名}仕事。「着手」「下手=手ヲ下ス」 {名}技芸や細工のうまい人。「名手」「能手(うまい技術家)」「国手(国いちばんの名医)」 {名}ある種の技芸や仕事を習得した人。「技手」「画手」 〔国〕て。字の書き方、駒コマのさし方、舞の手さばき、武道の術など。「さし手」「舞の手」て。方法。手段。「奥の手」方向。「行く手」「搦手カラメテ」て。部下の働く者。「手の者」傷。「深手フカデを負う」(6)て。つきあいや関係。「手を切る」(7)代金。「酒手サカテ」 《解字》 象形。五本の指のある手首を描いたもの。 《単語家族》 シュという音は、守(とられぬよう持つ)受(しっかり持つ)と同系で、外まわりを囲んでその中に物を持つ意を含む。 《類義》 腕は、もと、手のくるぶし。肘チュウは、ひじ。臂ヒは、肩からひじまで。掌ショウは、手のひら。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

泰一 タイイツ🔗🔉

【泰一】 タイイツ 天の神の名。〈同義語〉太一。『泰壱タイイツ』

滞淹 タイエン🔗🔉

【滞淹】 タイエン とどこおる。賢才が世にうもれていること。「出滞淹=滞淹ヲ出ダス」〔→左伝

玳筵 タイエン🔗🔉

【玳筵】 タイエン 玳瑁タイマイのこうら(鼈甲ベッコウ)で飾ったむしろ。豪華な宴席で用いられた。「玳筵急管曲復終=玳筵急管曲復タ終ハル」〔→杜甫

田 た🔗🔉

【田】 5画 田部 [一年] 区点=3736 16進=4544 シフトJIS=9363 《常用音訓》デン/た 《音読み》 デン/テン〈tin〉 《訓読み》 た/かりする(かりす) 《名付け》 た・だ・ただ・みち 《意味》 {名}た。平らに耕した土地。平地。▽日本では水田を田といい、水をはらないのを畑ハタという。「負郭之田フカクノデン(城郭ジョウカクの北郊にある田畑)」 デンス{動}かりする(カリス)。かりをする。〈同義語〉→畋。「田猟」「斉景公田=斉ノ景公田ス」〔→孟子{名}田畑のように、何かをうむ所。「炭田」「油田」 〔国〕た。水田。 《解字》 四角に区切った耕地を描いたもの。平らに伸びる意を含む。また、田猟の田は、平地に人手を配して平らに押していくかりのこと。 《単語家族》 陳チン(平らに押し伸ばす)と同系。 《類義》 →狩 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

胎衣 タイイ🔗🔉

【胎衣】 タイイ 胎児を包んでいる胎盤タイバン・卵膜・臍帯セイタイなどの総称。えな。〈類義語〉胞衣。

胎育 タイイク🔗🔉

【胎教】 タイキョウ 妊婦が行いを正すことによって、胎児によい感化を与えること。『胎育タイイク』〔→大戴礼

苔衣 タイイ🔗🔉

【苔衣】 タイイ こけ。「苔衣草路無人跡=苔衣草路人跡無シ」〔→黄庭堅コケノコロモ・コケゴロモ〔国〕僧や世捨て人の着るころも。

苔茵 タイイン🔗🔉

【苔茵】 タイイン こけのしとね。こけが一面に生えている所のこと。

退位 タイイ🔗🔉

【退位】 タイイ・クライヲシリゾク 皇帝の位を去る。官職をやめる。

退役 タイエキ🔗🔉

【退役】 タイエキ 退職する。▽日本では、特に軍隊で満期あるいは病気のために、その任務からはなれる場合をいう。

退院 タイイン🔗🔉

【退院】 タイイン 僧侶ソウリョが寺を出て、一般人としての生活にもどる。還俗ゲンゾク。〔国〕入院していた患者が病気がなおって病院から出ること。

退隠 タイイン🔗🔉

【退隠】 タイイン 職務をやめ、世間づきあいもさけて隠居する。隠退。

退嬰 タイエイ🔗🔉

【退嬰】 タイエイ あとへひきさがって、進んで物事をしようとしないこと。消極的であること。▽「嬰」は、一定のわくで囲んで、その外に出ないこと。〈対語〉進取。「退嬰的」

頽垣 タイエン🔗🔉

【頽垣】 タイエン くずれたかきね。「呼児挿棘補頽垣=児ヲ呼ビテ棘ヲ挿シ頽垣ヲ補フ」〔→陸游

鯛 たい🔗🔉

【鯛】 19画 魚部 [人名漢字] 区点=3468 16進=4264 シフトJIS=91E2 《音読み》 チョウ(テウ)〈dio〉 《訓読み》 たい(たひ) 《名付け》 たい 《意味》 {名}たい(タヒ)。海にすむ魚の一種。色は薄紅色のものが多い。▽日本では、めでたい魚とされる。 《解字》 会意兼形声。「魚+音符周(まんべんなく調和がとれている)」。

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