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バルHugo Ball🔗🔉

バル Hugo Ball (1886-1927) ドイツの作家。第一次大戦時チューリヒへ亡命。キャバレー-ボルテールを開店し,ツァラらとダダイスムをおこす。音声詩を創始。著「時代からの逃走」など。

ば・る🔗🔉

ば・る (接尾) 〔動詞五[四]段型活用。動詞「はる(張)」が接尾語化したもの〕 (1)その様子が普通以上に顕著であるさまの意を表す。「四角―・る」「格式―・る」 (2)その事を強く押し通すさまの意を表す。「欲―・る」「気―・る」

はる-あかね【春茜】🔗🔉

はる-あかね [3] 【春茜】 春の夕暮れどきのあかね色の空。

はる-あき【春秋】🔗🔉

はる-あき [1] 【春秋】 (1)春と秋。しゅんじゅう。 (2)年月。歳月。しゅんじゅう。「四十あまりの―をおくれるあひだに/方丈記」

はる-あらし【春嵐】🔗🔉

はる-あらし [3] 【春嵐】 春先に吹く強い南風。雨を伴うこともある。春疾風(ハヤテ)。春荒れ。

はる-あれ【春荒れ】🔗🔉

はる-あれ [0] 【春荒れ】 「春嵐(ハルアラシ)」に同じ。

バルール(フランス) valeur🔗🔉

バルール [2] (フランス) valeur 美術で,画面におけるある部分と他の部分との色彩の色相・明度・彩度の相関関係。色価。

バルーンballoon🔗🔉

バルーン [2] balloon 気球。風船。「アド-―」

バルーン-カテーテルballoon catheter🔗🔉

バルーン-カテーテル [6] balloon catheter 先端が風船状になったカテーテル。動脈硬化の治療で,狭くなった動脈を押し広げるために用いられる。

バルーン-こうほう【―構法】🔗🔉

バルーン-こうほう ―ハフ [5] 【―構法】 一九世紀のアメリカで生まれた,薄い間柱に外装材を張り付けた構造。のちに,枠組壁構法に発展した。「バルーン(風船)のような構造」の意。

はるえ【春江】🔗🔉

はるえ 【春江】 福井県北部,坂井郡の町。福井機業地帯の一部。福井市の北に接し,福井空港がある。

はる-おみなえし【春女郎花】🔗🔉

はる-おみなえし ―ヲミナヘシ [5] 【春女郎花】 カノコソウの別名。

バルガEvgenii Samoilovich Varga🔗🔉

バルガ Evgenii Samoilovich Varga (1879-1964) ソ連の経済学者。ハンガリー生まれ。資本主義経済の現状分析と恐慌について多数の優れた業績がある。

バルガスGetlio Dornelles Vargas🔗🔉

バルガス Getlio Dornelles Vargas (1883-1954) ブラジルの政治家。1930年の革命を経て大統領に就任,独裁的権限を掌握して労働者の保護と民族主義を基盤とした政策を展開。政策的に行き詰まり自殺。

バルガス-リョサMario Vargas Llosa🔗🔉

バルガス-リョサ Mario Vargas Llosa (1936- ) ペルーの小説家。1960年代に発表した長篇「都会と犬ども」「緑の家」でラテン-アメリカ文学ブームの立役者となる。社会の現実すべてを映す全体小説に挑む。90年大統領選に出馬,フジモリに破れる。

バルカロール(フランス) barcarolle🔗🔉

バルカロール [4] (フランス) barcarolle ベニスのゴンドラの舟歌に由来する器楽曲や声楽曲。性格小品の舟歌。

バルカンBalkan🔗🔉

バルカン Balkan ヨーロッパ南東部,バルカン半島一帯をいう。 〔「巴爾幹」とも書く〕

バルカン-さんみゃく【―山脈】🔗🔉

バルカン-さんみゃく 【―山脈】 ブルガリアの中央部を東西に走る新期褶曲山脈。長さ600キロメートル。最高峰はボテフ山,海抜2375メートル。別名,スタラ-プラニナ。

バルカン-せんそう【―戦争】🔗🔉

バルカン-せんそう ―サウ 【―戦争】 1912年と13年の二回バルカン半島で起こった戦争。第一次では,オスマン帝国がバルカン同盟に敗れ,半島部の領土を割譲。第二次では,この割譲で過大な領土を得たブルガリアが他の同盟三国とルーマニア・トルコに大敗し,領土の大半を失った。二度の戦いはバルカン諸国の対立を激化し,第一次大戦をひき起こす一因となった。

バルカン-どうめい【―同盟】🔗🔉

バルカン-どうめい 【―同盟】 1912年ロシアの指導下に結成された,ブルガリア・セルビア・ギリシャ・モンテネグロによる対オスマン帝国同盟。第二次バルカン戦争により崩壊。

バルカン-はんとう【―半島】🔗🔉

バルカン-はんとう ―タウ 【―半島】 ヨーロッパ南東部,地中海と黒海との間に突き出た半島。一般にドナウ川下流域と,その支流のサバ川以南の地域をさす。この半島にあるギリシャ・ブルガリア・アルバニア・ユーゴスラビア・ルーマニア・スロベニア・クロアチア・ボスニア-ヘルツェゴビナ・マケドニア-旧ユーゴスラビアなどをバルカン諸国という。

バルカンVulcan🔗🔉

バルカン Vulcan ⇒ウルカヌス

バルカン-ほう【―砲】🔗🔉

バルカン-ほう ―ハウ [0] 【―砲】 アメリカの六連装回転式機関砲。口径20ミリメートル。航空機に搭載されるほか,対空防御システムと連動させて水上艦艇に装備される。

バルカン-ファイバー🔗🔉

バルカン-ファイバー [5] 〔vulcanized fiber〕 代用皮革の一種。木綿や化学パルプを塩化亜鉛の濃い溶液にひたして膠(ニカワ)状にしたものを圧縮してつくる。ファイバー。

バルキーbulky🔗🔉

バルキー [1] bulky (名・形動) 〔かさばった,分厚い,の意〕 衣服が,太い糸でざっくりと編まれてかさばった感じである・こと(さま)。「―-セーター」

バルクbulk🔗🔉

バルク [1] bulk (1)ばら積みの貨物。ばら荷。「―-キャリアー」 (2)医薬品原料を小分けしていない状態。

バルク-カーゴbulk cargo🔗🔉

バルク-カーゴ [4] bulk cargo 穀物・塩・石炭・鉱石などのように,粉粒体のまま包装しないで積み込まれる貨物。

バルク-ワインbulk wine🔗🔉

バルク-ワイン [4] bulk wine びん詰めされていない葡萄(ブドウ)酒。原料として輸入され,びん詰めされた製品と区別される。

はる-くさ【春草】🔗🔉

はる-くさ [2] 【春草】 春になって萌え出る草。若草。

はるくさ-の【春草の】🔗🔉

はるくさ-の 【春草の】 (枕詞) (1)春草の繁茂することから,恋の思いのしきりである意の「繁し」にかかる。「―繁き我(ア)が恋/万葉 1920」 (2)春草のやわらかく愛らしいことから,「いやめづらし」にかかる。「―いやめづらしき我が大君かも/万葉 239」

バルクハウゼンHeinrich Georg Barkhausen🔗🔉

バルクハウゼン Heinrich Georg Barkhausen (1881-1956) ドイツの物理学者・電気工学者。バルクハウゼン効果・バルクハウゼン-クルツ振動を発見し,超短波用電子管発展の基礎を築いた。

バルクハウゼン-クルツ-しんどう【―振動】🔗🔉

バルクハウゼン-クルツ-しんどう [11] 【―振動】 三極管のグリッド(格子)を正の電圧,陽極をゼロまたは負の電圧にしたときに発生する電気振動。BK 振動。

バルクハウゼン-こうか【―効果】🔗🔉

バルクハウゼン-こうか ―カウクワ [8] 【―効果】 強磁性体を磁化する時,磁壁の不連続な移動によって磁化が変化するため,まわりに巻いたコイルに雑音が生じる現象。強磁性体に磁区が存在することの最初の実験的証明で,1919年に発見。

はるけ-さ【遥けさ】🔗🔉

はるけ-さ [3] 【遥けさ】 〔「はるけし」の語幹に,接尾語「さ」が付いたもの〕 遠くへだたっていること。はるかなこと。「道の―を感ずる」

はる-け・し【遥けし】🔗🔉

はる-け・し 【遥けし】 (形ク) (1)空間的・時間的に遠くへだたっている。はるかである。「人めゆゑ後に逢ふ日の―・くはわがつらきにや思ひなされむ/古今(物名)」 (2)心が遠く離れている。「もろこしも夢に見しかば近かりき思はぬ仲ぞ―・かりける/古今(恋五)」

バルコニーbalcony🔗🔉

バルコニー [3] balcony (1)「露台{(2)}」に同じ。バルコン。[季]夏。 (2)劇場の二階席。

バルコン(フランス) balcon🔗🔉

バルコン [1] (フランス) balcon バルコニーに同じ。

バルサbalsa🔗🔉

バルサ [1] balsa パンヤ科の常緑高木。熱帯アメリカ原産。材は白色で軽く,よく水に浮き,筏(イカダ)・浮標・救命具・模型飛行機などに用いる。

はる-さく【春作】🔗🔉

はる-さく [0] 【春作】 春に栽培,あるいは,とり入れる農作物。「―の野菜」

バルザックHonor de Balzac🔗🔉

バルザック Honor de Balzac (1799-1850) フランスの小説家。一九世紀前半のフランス社会を活写し,リアリズム文学の頂点を示した。また,自分の作品群に,「人間喜劇」という題名をつけ,全集の形にまとめた。小説「ゴリオ爺さん」「谷間の百合」「幻滅」「従兄ポンス」など。

バルサムbalsam🔗🔉

バルサム [1] balsam 樹木の幹から出る,樹脂と精油との混じり合った分泌物。テレビンチナ(生松脂)の類。テレビン油・ワニス・ペンキ溶剤などの原料や香油とする。

はるさめ-の【春雨の】🔗🔉

はるさめ-の 【春雨の】 (枕詞) 「春雨の降る」意から,「経る」「振る」「古」などにかかる。「―古人なれば袖ぞぬれぬる/古今(恋四)」

バルジbulge🔗🔉

バルジ [1] bulge (1)軍艦の舷側水線部の防御,あるいは復原力保持のために設けた膨れ出た構造物。 (2)渦巻銀河などの中央部で膨らんだ楕円体状の部分。これらの銀河はディスク(薄い円盤状の部分)・バルジ・ハローの三部分に分割される。バルジとハロー内の星は種族IIの古い天体。 →ハロー(4)

バルセロナBarcelona🔗🔉

バルセロナ Barcelona スペイン北東部,地中海に面する港湾都市。機械・自動車工業が発達。古代カルタゴ以来の都市で歴史的な建築物が多い。 バルセロナ(サグラダファミリア教会) [カラー図版] バルセロナ(カタルーニャ美術館) [カラー図版] バルセロナ(モンジュイックの丘) [カラー図版] バルセロナ(ピカソ美術館) [カラー図版]

バルダイ-きゅうりょう【―丘陵】🔗🔉

バルダイ-きゅうりょう ―キウリヨウ 【―丘陵】 〔Valdai〕 ロシア連邦,モスクワの北西方約300キロメートルにある丘陵。最高峰はカメクニ山(海抜347メートル)。ボルガ川・ドニエプル川・西ドビナ川の水源地。

はる-たうち【春田打ち】🔗🔉

はる-たうち [3] 【春田打ち】 年の初めに稲作の過程を模擬的に演じ,その年の豊作を期す予祝行事。現在では子供が家々を回って餅をもらい歩いたり,遊芸の徒が祝言を唱えながら物もらいに歩くことをさすようになっている。

はる-たま【春玉】🔗🔉

はる-たま [0] 【春玉】 スイゼンジナの別名。

バルダマーナVardhamna🔗🔉

バルダマーナ Vardhamna ⇒マハービーラ

バルチスタンBaluchistan🔗🔉

バルチスタン Baluchistan パキスタン南西部からイラン南東部にまたがる乾燥地帯。イラン系遊牧民の居住地。中心都市はパキスタンのクエッタ。

バルチック-かんたい【―艦隊】🔗🔉

バルチック-かんたい 【―艦隊】 帝政ロシアのバルト海配備の主要艦隊。日露戦争中,旅順港に派遣され,1905年5月の日本海海戦で日本の連合艦隊に潰滅された。

バルディーズ-げんそく【―原則】🔗🔉

バルディーズ-げんそく [6] 【―原則】 〔Valdez〕 環境に対する企業倫理の原則。(1)生物圏の保護,(2)天然資源の持続可能な利用,(3)廃棄物処理と減量,(4)エネルギーの賢明な使用,(5)リスクの削減,(6)安全な製品・サービスの販売,(7)損害賠償,(8)情報公開,(9)環境問題の専門家の任命,(10)環境監査。 〔1989年にアラスカで原油流出事故を起こしたタンカーの名に由来〕

バルテュスBalthus🔗🔉

バルテュス Balthus 〔本名 Balthazar Klossowski de Rola〕 (1908- ) フランスの画家。作家クロソフスキーの弟。白昼夢のような官能的少女像や室内画,独特なイメージの風景画で知られる。作「アリス」「通り」「山」など。

バルデルBalder🔗🔉

バルデル Balder 北欧神話の夏の太陽の神。オーディンの子。

バルトKarl Barth🔗🔉

バルト Karl Barth (1886-1968) スイスの神学者。ドイツに学び,1919年「ローマ人への手紙」の講解を発表,人間中心の神学から神の啓示を重視する神学への転回を主張,弁証法神学を創始。ナチスに抵抗して告白教会の闘争を指導するが,ドイツを追われた。著「教会教義学」など。

バルトRoland Barthes🔗🔉

バルト Roland Barthes (1915-1980) フランスの評論家。構造言語学の概念を援用して,幅広く文学作品や社会現象を分析。主著「零度のエクリチュール」「モードの体系」

バルトークBartk Bla🔗🔉

バルトーク Bartk Bla (1881-1945) ハンガリーの作曲家。コダーイらと民謡を採譜録音し,これを音楽創造の基礎に据え,印象派的技法や十二音技法を取り入れて民族性と融合した独自の作風を築いた。ナチズムを逃れてアメリカに亡命中死去。作品「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」「弦楽四重奏曲」など。

バルカン(和英)🔗🔉

バルカン Balkan.→英和 バルカン半島(諸国) the Balkan Peninsula (States).

バルコニー(和英)🔗🔉

バルコニー a balcony.→英和

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