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バル【Hugo Ball】🔗🔉

バル【Hugo Ball】 (1886-1927) ドイツの作家。第一次大戦時チューリヒへ亡命。キャバレー-ボルテールを開店し,ツァラらとダダイスムをおこす。音声詩を創始。著「時代からの逃走」など。

バルール【(フ) valeur】🔗🔉

バルール【(フ) valeur】 美術で,画面におけるある部分と他の部分との色彩の色相・明度・彩度の相関関係。色価。

バルーン【balloon】🔗🔉

バルーン【balloon】 気球。風船。

バルーンカテーテル【balloon catheter】🔗🔉

バルーンカテーテル【balloon catheter】 先端が風船状になったカテーテル。動脈硬化の治療で,狭くなった動脈を押し広げるために用いられる。

バルーンこうほう【バルーン構法】🔗🔉

バルーンこうほう【バルーン構法】 19 世紀のアメリカで生まれた,薄い間柱に外装材を張り付けた構造。のちに,枠組壁構法に発展した。「バルーン(風船)のような構造」の意。

はるえ【春江】🔗🔉

はるえ【春江】 福井県北部,坂井郡の町。福井機業地帯の一部。福井市の北に接し,福井空港がある。

バルガ【Evgenii Samoilovich Varga】🔗🔉

バルガ【Evgenii Samoilovich Varga】 (1879-1964) ソ連の経済学者。ハンガリー生まれ。資本主義経済の現状分析と恐慌について多数の優れた業績がある。

バルガス【Getlio Dornelles Vargas】🔗🔉

バルガス【Getlio Dornelles Vargas】 (1883-1954) ブラジルの政治家。1930 年の革命を経て大統領に就任,独裁的権限を掌握して労働者の保護と民族主義を基盤とした政策を展開。政策的に行き詰まり自殺。

バルガスリョサ【Mario Vargas Llosa】🔗🔉

バルガスリョサ【Mario Vargas Llosa】 (1936- ) ペルーの小説家。1960 年代に発表した長篇「都会と犬ども」「緑の家」でラテン-アメリカ文学ブームの立役者となる。社会の現実すべてを映す全体小説に挑む。90 年大統領選に出馬,フジモリに敗れる。

バルカロール【(フ) barcarolle】🔗🔉

バルカロール【(フ) barcarolle】 ベニスのゴンドラ舟歌に由来する器楽曲や声楽曲。

バルカン【Balkan】🔗🔉

バルカン【Balkan】 ヨーロッパ南東部,バルカン半島一帯をいう。

バルカン【Vulcan】🔗🔉

バルカン【Vulcan】 ⇒ウルカヌス

バルカンさんみゃく【バルカン山脈】🔗🔉

バルカンさんみゃく【バルカン山脈】 ブルガリアの中央部を東西に走る新期褶曲山脈。長さ 600km。最高峰はボテフ山,海抜 2375m。スタラ-プラニナ。

バルカンせんそう【バルカン戦争】🔗🔉

バルカンせんそう【バルカン戦争】 1912 年と 13 年の 2 回バルカン半島で起こった戦争。第一次では,オスマン帝国がバルカン同盟に敗れ,半島部の領土を割譲。第二次では,この割譲で過大な領土を得たブルガリアが他の同盟 3 国とルーマニア・トルコに大敗し,領土の大半を失った。2 回の戦いはバルカン諸国の対立を激化し,第一次大戦をひき起こす一因となった。

バルカンどうめい【バルカン同盟】🔗🔉

バルカンどうめい【バルカン同盟】 1912 年ロシアの指導下に結成された,ブルガリア・セルビア・ギリシャ・モンテネグロによる対オスマン帝国同盟。第二次バルカン戦争により崩壊。

バルカンはんとう【バルカン半島】🔗🔉

バルカンはんとう【バルカン半島】 ヨーロッパ南東部,地中海と黒海の間に突き出た半島。この半島にあるギリシャ・ブルガリア・アルバニア・ユーゴスラビア・ルーマニア・スロベニア・クロアチア・ボスニア-ヘルツェゴビナ・マケドニア-旧ユーゴスラビアなどの国をバルカン諸国という。

バルカンほう【バルカン砲】🔗🔉

バルカンほう【バルカン砲】 アメリカで開発された六連装回転式機関砲。口径 20mm。

バルキー【bulky】🔗🔉

バルキー【bulky】 〔かさばった,分厚い,の意〕 衣服が太い糸で編まれてかさばった感じであること。「―-セーター」

バルク【bulk】🔗🔉

バルク【bulk】 (1)ばら積みの貨物。ばら荷。「―-キャリアー」 (2)医薬品原料を小分けしていない状態。

バルクカーゴ【bulk cargo】🔗🔉

バルクカーゴ【bulk cargo】 穀物・塩・石炭・鉱石などのように,粉粒体のまま包装しないで積み込まれる貨物。

バルクキャリアー【bulk carrier】🔗🔉

バルクキャリアー【bulk carrier】 ばら積み貨物船。バルク-カーゴを専門に運ぶ。

バルクハウゼン【Heinrich Georg Barkhausen】🔗🔉

バルクハウゼン【Heinrich Georg Barkhausen】 (1881-1956) ドイツの物理学者・電気工学者。バルクハウゼン効果・バルクハウゼン-クルツ振動を発見し,超短波用電子管発展の基礎を築いた。

バルクハウゼンクルツしんどう【バルクハウゼンクルツ振動】🔗🔉

バルクハウゼンクルツしんどう【バルクハウゼンクルツ振動】 三極管のグリッド(格子)を正の電圧,陽極をゼロまたは負の電圧にしたときに発生する電気振動。BK 振動。

バルクハウゼンこうか【バルクハウゼン効果】🔗🔉

バルクハウゼンこうか【バルクハウゼン効果】 強磁性体を磁化する時,磁壁の不連続な移動によって磁化が変化するため,まわりに巻いたコイルに雑音が生じる現象。強磁性体に磁区が存在することの最初の実験的証明で,1919 年に発見。

バルクワイン【bulk wine】🔗🔉

バルクワイン【bulk wine】 原料用に輸入される,びん詰めされていない葡萄(ぶどう)酒。

バルコニー【balcony】🔗🔉

バルコニー【balcony】 (1)⇒露台 (2)劇場の 2 階席。

バルコン【(フ) balcon】🔗🔉

バルコン【(フ) balcon】 バルコニー。

バルサ【balsa】🔗🔉

バルサ【balsa】 パンヤ科の常緑高木。材は白色で軽く,よく水に浮き,筏(いかだ)・浮標・救命具・模型飛行機などに用いる。

はるさき【春先】🔗🔉

はるさき【春先】 春のはじめ頃。早春。

はるさく【春作】🔗🔉

はるさく【春作】 春に栽培,あるいは,とり入れる農作物。「―の野菜」

バルザック【Honor de Balzac】🔗🔉

バルザック【Honor de Balzac】 (1799-1850) フランスの小説家。19 世紀前半のフランス社会を活写し,リアリズム文学の頂点を示した。また,自分の作品群に,「人間喜劇」という題名をつけ,全集の形にまとめた。小説「ゴリオ爺さん」「谷間の百合」「幻滅」「従兄ポンス」など。

バルサミコす【バルサミコ酢】🔗🔉

バルサミコす【バルサミコ酢】 〔(イ) balsamico は芳香性の意〕 白ブドウの液を発酵・熟成させて作る,イタリアの伝統的な酢。

バルサム【balsam】🔗🔉

バルサム【balsam】 樹木の幹から出る,樹脂と精油との混じり合った分泌物。テレビンチナ(生松脂)の類。テレビン油・ワニス・ペンキ溶剤などの原料や香油として用途が広い。

はるさめ【春雨】🔗🔉

はるさめ【春雨】 (1)春,静かに降るこまかな雨。 (2)ジャガイモ・緑豆などのデンプンを原料とする,透き通った麺状の食品。

バルジ【bulge】🔗🔉

バルジ【bulge】 (1)軍艦の舷側水線部の防御,あるいは復原力保持のために設けた膨れ出た構造物。 (2)渦巻銀河などの中央部で膨らんだ楕円体状の部分。これらの銀河はディスク(薄い円盤状の部分)・バルジ・ハローの 3 部分に分割される。バルジとハロー内の星は種族 II の古い天体。→ハロー

バルセロナ【Barcelona】🔗🔉

バルセロナ【Barcelona】 スペイン北東部,地中海に面する港湾都市。機械・自動車工業が発達。古代カルタゴ以来の都市で歴史的な建築物が多い。

バルダイきゅうりょう【バルダイ丘陵】🔗🔉

バルダイきゅうりょう【バルダイ丘陵】 〔Valdai〕 ロシア連邦,モスクワの北西方約 300km にある丘陵。最高峰はカメクニ山(海抜 347m)。ボルガ川・ドニエプル川・西ドビナ川の水源地。

バルダマーナ【Vardhamna】🔗🔉

バルダマーナ【Vardhamna】 ⇒マハービーラ

バルチスタン【Baluchistan】🔗🔉

バルチスタン【Baluchistan】 パキスタン南西部からイラン南東部にまたがる乾燥地帯。イラン系遊牧民が居住するが,独立を志向し,中央政府と反目している。

バルチックかんたい【バルチック艦隊】🔗🔉

バルチックかんたい【バルチック艦隊】 帝政ロシアのバルト海配備の主要艦隊。日露戦争中,旅順港に派遣される途中,1905 年 5 月の日本海海戦で日本の連合艦隊に潰滅された。

バルディーズげんそく【バルディーズ原則】🔗🔉

バルディーズげんそく【バルディーズ原則】 〔Valdez〕 環境に対する企業倫理の原則。(1)生物圏の保護,(2)天然資源の維持可能な利用,(3)廃棄物処理と減量,(4)エネルギーの賢明な使用,(5)リスクの削減,(6)安全な製品・サービスの販売,(7)損害賠償,(8)情報公開,(9)環境問題の専門家の任命,(10)環境監査。〔1989 年にアラスカで原油流出事故を起こしたタンカーの名に由来〕

バルテュス【Balthus】🔗🔉

バルテュス【Balthus】 〔本名 Balthazar Klossowski de Rola〕 (1908- ) フランスの画家。作家クロソフスキーの弟。白昼夢のような官能的少女像や室内画,独特なイメージの風景画で知られる。作「アリス」「通り」「山」など。

バルデル【Balder】🔗🔉

バルデル【Balder】 北欧神話の夏の太陽の神。オーディンの子。

バルト【Karl Barth】🔗🔉

バルト【Karl Barth】 (1886-1968) スイスの神学者。ドイツに学び,1919 年「ローマ人への手紙」の講解を発表,人間中心の神学から神の啓示を重視する神学への転回を主張,弁証法神学を創始。ナチスに抵抗してドイツを追われた。著「教会教義学」など。

バルト【Roland Barthes】🔗🔉

バルト【Roland Barthes】 (1915-1980) フランスの評論家。構造言語学の概念を援用して,幅広く文学作品や社会現象を分析。主著「零度のエクリチュール」「モードの体系」

バルトーク【Bartk Bla】🔗🔉

バルトーク【Bartk Bla】 (1881-1945) ハンガリーの作曲家。コダーイらと民謡を採譜録音し,これを音楽創造の基礎に据え,民族性と融合した独自の作風を築いた。ナチズムを逃れてアメリカに亡命中死去。作品「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」「弦楽四重奏曲」など。

バルトかい【バルト海】🔗🔉

バルトかい【バルト海】 〔Baltic Sea〕 スカンディナビア半島とヨーロッパ大陸とに囲まれた北ヨーロッパの内海。カテガット海峡で大西洋に通じる公海。バルチック海。

バルトごは【バルト語派】🔗🔉

バルトごは【バルト語派】 〔Baltic〕 インド-ヨーロッパ語族の一語派。リトアニア語・ラトビア語などから成る。スラブ語派との親近性が強い。

バルトさんごく【バルト三国】🔗🔉

バルトさんごく【バルト三国】 〔Baltic States〕 バルト海東岸のエストニア・ラトビア・リトアニアの 3 共和国。1940 年ソ連に編入され,その構成国となっていたが,91 年にそれぞれ独立を回復。

ハルトマン【Hartmann】🔗🔉

ハルトマン【Hartmann】 (1)〔Eduard von H.〕 (1842-1906) ドイツの哲学者。ショーペンハウアーの生の意志とヘーゲルの理性を結びつけた「無意識者」を万有の根源とする立場を主張。他方では諸科学の知を援用し,新生気論を擁護した。著「無意識の哲学」 (2)〔Nicolai H.〕 (1882-1950) ドイツの哲学者。初め新カント学派に属したが,主観を超えた対象に主観が関係するところに認識が生じるという独自の批判的存在論の立場に到達,実在的世界の階層構造を分析した。著「認識形而上学綱要」「存在論の基礎付け」など。

バルトリド【Vasilii Vladimirovich Bartol'd】🔗🔉

バルトリド【Vasilii Vladimirovich Bartol'd】 (1869-1930) ソ連の東洋学者。中央アジア史・中東史に業績を残す。主著「モンゴル侵略期のトルキスタン」

バルトリンせん【バルトリン腺】🔗🔉

バルトリンせん【バルトリン腺】 〔デンマークの医者 C. T. Bartholin(1655-1738)にちなむ〕 女性性器にあるエンドウ豆大の粘液分泌腺。交接時に分泌液を出し潤滑油的役割を果たす。大前庭腺。

バルトルシャイティス【Jurgis Baltruaitis】🔗🔉

バルトルシャイティス【Jurgis Baltruaitis】 (1873-1944) リトアニアの詩人・外交官。モスクワに出てロシア語で詩を書き,ロシア象徴主義の一翼を担った。リトアニア語でも詩を書いた。詩集「百合と鎌」「涙の花冠」など。

バルナ【(梵) vara】🔗🔉

バルナ【(梵) vara】 インド社会の四大身分,バラモン・クシャトリヤ・バイシャ・シュードラの総称。種姓。→カースト

バルナ【Varna】🔗🔉

バルナ【Varna】 ブルガリア北東部,黒海に臨む港湾都市。海水浴場・保養地として有名。

はるなこ【榛名湖】🔗🔉

はるなこ【榛名湖】 榛名山の火口原湖。面積 1.2km2。湖面の海抜 1084m。湖水は北東部から流出し吾妻(あがつま)川に注ぐ。冬季は結氷する。

はるなさん【榛名山】🔗🔉

はるなさん【榛名山】 群馬県中央部にある二重式火山。赤城・妙義山とともに上毛三山の一。カルデラ内に榛名富士(海抜 1391m)と榛名湖がある。最高峰は掃部ヶ岳(かもんがだけ)(海抜 1449m)。

はるにれ【春楡】🔗🔉

はるにれ【春楡】 ニレ科の落葉高木。山地に生える。高さは 30m に達する。公園樹・街路樹などとする。ニレ。エルム。

バルネット【Boris Barnet】🔗🔉

バルネット【Boris Barnet】 (1902-1965) 旧ソ連の映画監督。巧みなストーリーテリングで様々なジャンルの映画を手がけるが,その反骨精神が元で晩年は不遇に終わる。代表作「帽子箱を持った少女」「国境の町」「青い青い海」「諜報員」など。

バルネラビリティー【vulnerability】🔗🔉

バルネラビリティー【vulnerability】 (1)傷つけられやすいこと。脆弱(ぜいじやく)性。 (2)コンピューター利用の高度化に伴って生じるコンピューター社会のもつ脆弱性。 (3)〔心〕攻撃を受けやすいこと。攻撃誘発性。

はるの【春野】🔗🔉

はるの【春野】 (1)高知県中部,吾川(あがわ)郡の町。仁淀(によど)川河口東岸を占め,高知市と土佐市の間。 (2)静岡県西部,周智(しゆうち)郡の町。南西部の秋葉山には,防火の神として信仰を集める秋葉神社がある。

はるのうみ【春の海】🔗🔉

はるのうみ【春の海】 箏曲(そうきよく)家宮城道雄が 1929 年(昭和 4)に作曲した箏と尺八の二重奏曲。翌年の勅題「海辺の巌」にちなむ。のどかな春の海の様子が描写される標題音楽。

はるのさいてん【春の祭典】🔗🔉

はるのさいてん【春の祭典】 〔(フ) Le Sacre du printemps〕 ストラビンスキーのバレエ音楽。全 2 部。1913 年初演。ロシアの大地と太陽神崇拝を題材とし,斬新な和声と錯綜(さくそう)するリズムを多用した,20 世紀音楽の革新的作品。

はるのななくさ【春の七草】🔗🔉

はるのななくさ【春の七草】 1 月 7 日の七草粥(がゆ)に入れる若菜。セリ・ナズナ・ゴギョウ(ハハコグサ)・ハコベラ(ハコベ)・ホトケノザ(タビラコ)・スズナ(カブ)・スズシロ(ダイコン)の 7 種。→秋の七草

ハルハ【Khalkha】🔗🔉

ハルハ【Khalkha】 モンゴルの部族名。現在のモンゴル国の主要構成民族。カルカ。

バルハシこ【バルハシ湖】🔗🔉

バルハシこ【バルハシ湖】 〔Balkhash〕 中央アジアのカザフスタンにある湖。東西に細長い。

バルバドス【Barbados】🔗🔉

バルバドス【Barbados】 カリブ海,小アンティル諸島の南東端,バルバドス島を領土とする共和国。砂糖を産する。1966 年イギリスから独立。住民は黒人。主要言語は英語。首都ブリッジタウン。面積 430km2。人口 26 万(1995)。正称,バルバドス。

バルパライソ【Valparaso】🔗🔉

バルパライソ【Valparaso】 チリ中部の太平洋に臨む港湾都市。首都サンティアゴの外港。ブエノスアイレスと結ぶアンデス横断鉄道の起点。

バルビー【Klaus Barbie】🔗🔉

バルビー【Klaus Barbie】 (1913-1991) ナチス-ドイツの軍人。フランスのリヨンでレジスタンスを弾圧。戦後ボリビアに逃亡,1983 年に逮捕。87 年,人道に対する罪を問われ終身禁固刑を受ける。

バルビゾンは【バルビゾン派】🔗🔉

バルビゾンは【バルビゾン派】 19 世紀中頃のフランス風景画家のグループ。テオドール=ルソー,コロー,ミレーなど。パリ近郊のバルビゾン(Barbizon)に住んでいたのでいう。

バルビタール【barbital】🔗🔉

バルビタール【barbital】 1903 年に合成された代表的な催眠薬。無臭の白色結晶粉末。この誘導体として多数の催眠薬が製造された。ベロナール。

バルビツールさん【バルビツール酸】🔗🔉

バルビツールさん【バルビツール酸】 〔barbituric acid〕 マロン酸と尿素が結合した無色の結晶。化学式 C4H4N2O3 5 位の炭素に適当な 2 個の置換基が入った化合物は催眠作用を示すものが多い。→バルビタール

バルビュス【Henri Barbusse】🔗🔉

バルビュス【Henri Barbusse】 (1873-1935) フランスの小説家。他者を凝視した「地獄」で人間の赤裸々な姿を描き,「砲火」で戦争の悲惨・恐怖を活写し,「クラルテ(光明)」では階級意識を明確に打ち出した。

バルブ【bulb】🔗🔉

バルブ【bulb】 (1)球根。 (2)電球。特に,閃光電球。 (3)カメラのシャッター目盛りの一。記号 B シャッター-ボタンを押している間中,シャッターは開き続ける。

バルブ【valve】🔗🔉

バルブ【valve】 (1)⇒べん(弁・瓣) (2)真空管。

バルフォア【Arthur James Balfour】🔗🔉

バルフォア【Arthur James Balfour】 (1848-1930) イギリスの政治家。首相(1902-1905)として英仏協商の締結,日英同盟の更新などを行なった。第一次大戦中の 1917 年,外相としてパレスチナにおけるユダヤ民族国家建設を支持する「バルフォア宣言」を発表。

バルボア【Vasco Nez de Balboa】🔗🔉

バルボア【Vasco Nez de Balboa】 (1475 頃-1519) スペインの探検家・植民地統治者。パナマ地峡を横断し,アメリカが大陸であることを確認した。

バルマー【Johann Jakob Balmer】🔗🔉

バルマー【Johann Jakob Balmer】 (1825-1898) スイスの物理学者。水素原子のスペクトルに系列的関係(バルマー系列)があることを発見。

バルマカーンコート🔗🔉

バルマカーンコート 〔(和) balmacaan(イギリスの地名にちなむ語)+coat〕 ラグラン袖・ステンカラーのゆったりしたコート。

はるみ【晴海】🔗🔉

はるみ【晴海】 東京都中央区南部の埋立地。1931 年(昭和 6)に完成。公団住宅・国際貿易センターや倉庫が立地。晴海埠頭(ふとう)は東京港の重要岸壁。

はるみちのつらき【春道列樹】🔗🔉

はるみちのつらき【春道列樹】 (?-920) 平安前期の歌人。新名の子。文章生。古今和歌集以下の勅撰集に 5 首入集。

ハルムス【Daniil Ivanovich Kharms】🔗🔉

ハルムス【Daniil Ivanovich Kharms】 (1905-1942) ソ連の詩人・小説家。1920 年代末にレニングラードで活動した前衛文学グループ「オベリウ」の代表者。不条理な詩や短編,戯曲を書いた。逮捕され,獄中で餓死。

はるめ・く【春めく】🔗🔉

はるめ・く【春めく】 (動五) 春らしくなる。「日ましに―・く」

ハルモニウム【harmonium】🔗🔉

ハルモニウム【harmonium】 ふいごで送風してフリー-リードを振動させ発音する小形オルガンの総称。ハーモニウム。

バルモラル【Balmoral】🔗🔉

バルモラル【Balmoral】 〔スコットランドのバルモラル城で履かれたことから〕 靴の紐止め部分の開きが足首側(内側)に向かって開いている形式。内羽根式。

バルラ【Giacomo Balla】🔗🔉

バルラ【Giacomo Balla】 (1871-1958) イタリアの画家。パリで新印象主義の影響を受けた後,未来派の主要メンバーとして活躍した。

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