ばん-とう [0] 【晩冬】 （１）冬の終わり頃。 （２）陰暦一二月の異名。

ばん-とう ―タウ [0] 【晩唐】 中国文学史上，唐代を四分した第四期。文宗以後，唐末までの約80年間（827-907）。唐の国威が失墜し，詩文ともに衰えたが杜牧・李商隠・温庭らがでた。 →初唐 →盛唐 →中唐

ばん-とう ―タウ [0] 【晩稲】 遅くみのる稲。おくて。

ばん-とう [0] 【番頭】 （１）商店などの使用人の頭(カシラ)。手代(テダイ)以下を統率し，主人に代わり店の一切のことを取りしきる者。「旅館の―」「大―」 （２）風呂屋で，番台にいる者。また，湯屋の三助や下男もいう。「此ながしの男は来年ごろ―にぬけやうといふ人物/滑稽本・浮世風呂 2」 （３）荘園・宮中・寺院などで，事務や警備をつかさどる役。また，その長。 （４）見張りをすること。「方々，きつと―仕れ/歌舞伎・勧進帳」 （５）「番頭新造」の略。「傾城に―の名は堅すぎる/柳多留 8」

ばんとう-しんぞう ―ザウ [5] 【番頭新造】 江戸の吉原で，遊女につきそって，客とのかけひきや身のまわりの世話などをする女性。番頭女郎。番新。番頭。

はんとう-まく [3] 【半透膜】 溶液あるいは気体混合物に対し，一部の成分は通し他の成分は通さない膜。例えば膀胱膜やセロファン膜は，水・無機塩類・低分子有機物質は通すが高分子物質・コロイド粒子は通さない。透析・浸透圧測定・限外濾過などに利用される。

はんとうめい-たい [0] 【半透明体】 半透明の物体。水あめ・すりガラスなど。

ばんとう【番頭】 a clerk.→英和