複数辞典一括検索+

つばめ🔗🔉

つばめ [0] 〔動詞「つばむ」の連用形から。「燕」とも書く〕 (1)とりまとめること。金銭などを合算すること。収支を合わせること。「毎月の胸算用せぬによつて―のあはぬ事ぞかし/浮世草子・胸算用 1」 (2)つじつま。「算盤の桁は合ひながらも兎角合ひかねるは人の身の―/浮雲(四迷)」

つばめ-ざんよう【燕算用】🔗🔉

つばめ-ざんよう 【燕算用】 合計すること。合算。つばめざん。「春はただ帰る雁がね追ひに本利そろゆる―/犬子集」

つばめ【燕】🔗🔉

つばめ [0] 【燕】 (1)スズメ目ツバメ科の小鳥の総称。長い翼と二またに分かれた尾をもつ。速く飛ぶことができ,飛びながら昆虫を捕食する。世界各地に分布。ツバクラ。ツバクロ。ツバクラメ。玄鳥。[季]春。 (2){(1)}の一種。全長約17センチメートル。翼と尾が細長い。背面は金属光沢を帯びた青黒色で,腹面は白色。額と喉(ノド)は赤褐色。春,全国に渡来し,人家などに泥やわらで椀(ワン)形の巣を作って繁殖する。秋にフィリピン・マレー半島などに帰る。[季]春。 →イワツバメ →コシアカツバメ (3)年上の女の愛人になっている男。「若い―」

つばめ-うお【燕魚】🔗🔉

つばめ-うお ―ウヲ [3] 【燕魚】 (1)スズキ目の海魚。全長約50センチメートル。体は円形に近く著しく側扁する。チョウチョウウオに似て背びれとしりびれが大きい。体色は褐色で体側に三条の暗褐色の横帯が走る。観賞魚。南日本から熱帯にかけて分布。ヒコウキウオ。ツバクロダイ。 (2)トビウオの異名。

つばめ-おもと【燕万年青】🔗🔉

つばめ-おもと [4] 【燕万年青】 ユリ科の多年草。深山の山林中に生える。葉は狭楕円形で根生。初夏,高さ20〜30センチメートルの花茎を立てて上半に白色の六弁花を十数個つける。秋,暗青色・球形の液果を結ぶ。

つばめ-がえし【燕返し】🔗🔉

つばめ-がえし ―ガヘシ [4] 【燕返し】 ある方向に振り出した刀のきっ先を,すばやく逆方向にひるがえして瞬時に斬る刀法。

つばめ-ぐち【燕口】🔗🔉

つばめ-ぐち [3] 【燕口】 漆塗りの椀や折敷(オシキ)などで,ツバメの口のように外側を黒く,内側を赤く塗りわけてあるもの。「振舞にけつりちらせる花鰹椀も折敷も―なり/犬子集」

つばめ-このしろ【燕🔗🔉

つばめ-このしろ [4] 【燕】 スズキ目の海魚。体長50センチメートル程度。体は紡錘形で側扁する。胸びれは上下二つの部分に分かれ,下部は五本の細長い遊離した鰭条(キジヨウ)からなる。体側の鱗(ウロコ)に沿って暗色の縦条がある。南日本・西太平洋・インド洋域に分布。

つばめ-さりづき【燕去り月】🔗🔉

つばめ-さりづき [5] 【燕去り月】 陰暦八月の異称。

つばめ-ずいせん【燕水仙】🔗🔉

つばめ-ずいせん [4] 【燕水仙】 植物スプレケリアのこと。

つばめ-の-す【燕の巣】🔗🔉

つばめ-の-す [5][0] 【燕の巣】 「燕窩(エンカ)」に同じ。

つばめ-もり【燕銛】🔗🔉

つばめ-もり [3] 【燕銛】 漁具の一。クジラ・イルカ・カジキなどを捕らえるのに用いる銛。

つばめ【燕】🔗🔉

つばめ 【燕】 新潟県中部,信濃川に臨む市。洋食器の生産で有名。近年,軽金属工業が発達。

つばめ【燕】(和英)🔗🔉

つばめ【燕】 a swallow.→英和

大辞林ツバメで始まるの検索結果 1-14