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つばめ🔗🔉

つばめ 《動詞「つばむ」の連用形から。「燕」の字を当てることが多い》とりまとめること。特に金銭を合算すること。また、収支の帳尻を合わせること。「毎月の胸算用せぬによって、―のあはぬ事ぞかし」〈浮・胸算用・一〉

つばめ【×燕】🔗🔉

つばめ【×燕】 スズメ目ツバメ科の鳥。全長一七センチくらい。上面が黒く下面は白、額・のどが赤い。翼が細長く、尾も長くて先が二またに分かれており、敏捷(びんしよう)に飛びながら昆虫を捕食。日本には夏鳥として渡来し、人家などに椀(わん)形の巣を作る。ツバメ科の鳥はほぼ全世界に約七五種が分布。日本では、ほかにショウドウツバメ・イワツバメ・コシアカツバメなども繁殖する。つばくら。つばくろ。つばくらめ。《季 春子=夏》「大津絵に糞落しゆく―かな/蕪村」年上の女性にかわいがられる若い男。「若い―」

つばめ【燕】🔗🔉

つばめ【燕】 新潟県中部、越後平野にある市。銅器・洋食器の製造で知られる。人口四・四万。

つばめ‐うお【×燕魚】‐うを🔗🔉

つばめ‐うお【×燕魚】‐うを スダレダイ科の海水魚。全長約五〇センチ。体はほぼ円形で側扁し、背びれ・しりびれが著しく大きい。体に暗褐色の横帯が三本ある。本州中部以南に分布。

つばめ‐おもと【×燕万=年=青】🔗🔉

つばめ‐おもと【×燕万青】 ユリ科の多年草。高山の木陰に生える。葉は長楕円形で、根際に数枚がつく。六月ごろ、花茎に白い小花を数個つけ、藍色の丸い実を結ぶ。

つばめ‐おんせん【燕温泉】‐ヲンセン🔗🔉

つばめ‐おんせん【燕温泉】‐ヲンセン 新潟県南西部、中頸城(なかくびき)郡妙高にある温泉。泉質は硫酸塩泉。

つばめ‐がえし【×燕返し】‐がへし🔗🔉

つばめ‐がえし【×燕返し】‐がへし 身を急に反転させること。また、急にもとの状態に戻ること。「その瞬間―に、…冷刻な驕満な光をその眸から射出したので」〈有島・或る女〉ある方向に振った刀のきっ先を、急に反転させて相手を斬る刀法。柔道の足技の一。相手の足払いを瞬間的に足払いで返す早技。

つばめ‐ぐち【×燕口】🔗🔉

つばめ‐ぐち【×燕口】 漆器の椀(わん)・折敷(おしき)などで、ツバメの口のように、外側が黒く内側が赤く塗ってあるもの。ツバメの口に似た鏃(やじり)

つばめ‐このしろ【×燕×🔗🔉

つばめ‐このしろ【×× スズキ目ツバメコノシロ科の海水魚。全長約五〇センチ。体は側扁し、銀白色。胸びれ下方の軟条が分かれていて、海底に接触させてえさを探す。

つばめ‐ざんよう【×燕算用】🔗🔉

つばめ‐ざんよう【×燕算用】 合わせかぞえること。合算。つばめざん。「本利そろゆる―/一正」〈犬子集〉

つばめ‐しじみ【×燕小=灰=蝶】🔗🔉

つばめ‐しじみ【×燕小蝶】 シジミチョウ科のチョウ。翅(はね)は瑠璃(るり)色で黒く縁どられ、後ろ翅には尾状突起がある。

つばめ‐の‐す【×燕の巣】🔗🔉

つばめ‐の‐す【×燕の巣】 燕窩(えんか)

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[音]エン [訓]つばめ    つばくらめ [部首]火 [総画数]16 [コード]区点    1777      JIS   316D      S‐JIS 898D [難読語] →えん‐か【燕窩】えんけい【燕京】えん‐じ【臙脂・燕脂】えん‐ず【燕巣】かきつばた【杜若・燕子花】きまだら‐るりつばめ【黄斑瑠璃燕蝶】たこ‐の‐まくら【蛸の枕・海燕】つばくろ‐だけ【燕岳】

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