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ひえ【冷え】🔗🔉

ひえ [2] 【冷え】 (1)冷えること。また,その程度。 (2)特に,下半身の冷える病気。婦人に多い。

ひえ【稗・🔗🔉

ひえ [1][2] 【稗・】 イネ科の一年草。草状はイネに似,高さ1〜1.5メートル。実は黄色く細い粒で,食用・鳥の飼料用。丈夫で災害に強く,やせ地にも育つので,古来,備荒作物として栽培する。[季]秋。 稗 [図]

ひえい-ざん【比叡山】🔗🔉

ひえい-ざん 【比叡山】 (1)京都府と滋賀県の境,京都市の北東方にある山。頂上は主峰大比叡(海抜848メートル)と四明ヶ岳(海抜839メートル)に分かれる。古来信仰の山として知られ天台宗総本山延暦寺がある。叡山。北嶺。天台山。ひえのやま。((歌枕))「なにばかり深くもあらず世の常の比叡を外山(トヤマ)とみるばかりなり/大和 43」 (2)延暦寺の山号。

ひえいざん-ばん【比叡山版】🔗🔉

ひえいざん-ばん [0] 【比叡山版】 ⇒叡山版(エイザンバン)

ひ-えいりほうじん【非営利法人】🔗🔉

ひ-えいりほうじん ―エイリハフジン [1]-[4] 【非営利法人】 公益に資することを目的とし,存続に必要な利益以上にもうけること,つまり営利を目的としない法人。 →公益法人

ひえ-い・る【冷え入る】🔗🔉

ひえ-い・る 【冷え入る】 (動ラ四) (1)寒さが身にしみわたる。「わが身も―・るやうに思ほえて/源氏(幻)」 (2)体の温かみがなくなる。つめたくなる。「ただ冷えに―・りて,息は疾(ト)く絶え果てにけり/源氏(夕顔)」

ひエーひビーがた-かんえん【非A非B型肝炎】🔗🔉

ひエーひビーがた-かんえん [2]-[6] 【非 A 非 B 型肝炎】 ⇒C 型肝炎

ひえ-おろし【比叡颪】🔗🔉

ひえ-おろし [3] 【比叡颪】 比叡山から吹きおろす風。

ひ-えき【飛駅】🔗🔉

ひ-えき 【飛駅】 (1)律令制下,緊急の公用を伝える使い。駅馬を使用する。 (2)中世以後,騎馬・徒歩による緊急の連絡。また,その使者。はやづかい。飛脚。早馬。早打ち。

ひ-えき【裨益・益】🔗🔉

ひ-えき [0] 【裨益・益】 (名)スル 利益となること。役に立つこと。助けとなること。「教育に―する」

ひえ-き・る【冷え切る】🔗🔉

ひえ-き・る [3][0] 【冷え切る】 (動ラ五[四]) (1)すっかり冷える。「―・った体を暖める」 (2)感情がさめてしまう。熱意や愛情がなくなる。国家間の友好関係がなくなる意でもいう。「夫婦の間が―・っている」「―・った両国の関係」

ひえ-こみ【冷え込み】🔗🔉

ひえ-こみ [0] 【冷え込み】 寒さが強くなること。「朝の―がきびしい」

ひえ-こ・む【冷え込む】🔗🔉

ひえ-こ・む [0][3] 【冷え込む】 (動マ五[四]) (1)寒さが強くなる。「あすの朝は―・むでしょう」 (2)寒さのために体がすっかりひえる。「―・んだ体を暖める」

ひえ-しょう【冷え性】🔗🔉

ひえ-しょう ―シヤウ [2][3] 【冷え性】 手足や腰などがいつも冷たく感じる症状。また,その体質。女性に多い。

ひえ-じんじゃ【日吉神社】🔗🔉

ひえ-じんじゃ 【日吉神社】 日吉(ヒエ)大社の別名。

ひえ-じんじゃ【日枝神社】🔗🔉

ひえ-じんじゃ 【日枝神社】 東京都千代田区永田町にある神社。主神は大山咋神(オオヤマクイノカミ)。太田道灌が江戸城内に創建。徳川家康が入城してからは,徳川家の産土神(ウブスナガミ)とされた。例祭の山王祭は江戸三大祭りの一。山王権現。

ひえ-しんとう【日吉神道】🔗🔉

ひえ-しんとう ―シンタウ 【日吉神道】 中世,神仏習合説により成立した仏教的神道の一。天台宗の三諦即一の教理と延暦寺の鎮守日吉山王権現とを付会した教説。江戸初期,僧天海が徳川家康の庇護を受けたため,一時勢力を得た。山王神道。山王一実神道。天台神道。

ひえだ【稗田】🔗🔉

ひえだ 【稗田】 姓氏の一。

ひえだ-の-あれ【稗田阿礼】🔗🔉

ひえだ-の-あれ 【稗田阿礼】 天武天皇の舎人(トネリ)。文字・文章の読解力・記憶力に優れ,帝皇日継・先代旧辞の誦習を命ぜられた。のちに太安万侶(オオノヤスマロ)が,元明天皇の命によりこれを撰録して古事記とした。生没年未詳。

ひえ-たいしゃ【日吉大社】🔗🔉

ひえ-たいしゃ 【日吉大社】 滋賀県大津市にある神社。近江国の一の宮。東本宮に大山咋(オオヤマクイ)大神を,西本宮に大己貴(オオナムチ)大神をまつる。二十二社の一つとして朝廷の崇敬が厚く,また天台宗の護法神としても尊崇された。例祭日吉祭は四月一四日。日吉(ヒエ)((ヒヨシ))神社。山王権現。

ひ-えつ【披閲】🔗🔉

ひ-えつ [1][0] 【披閲】 (名)スル 書状などを開いてよく見ること。「西川は一拝し之を―すれば/世路日記(香水)」

ひ-えつ【飛越】🔗🔉

ひ-えつツ [0] 【飛越】 (名)スル とびこすこと。特に,陸上競技・馬術などで,障害物をとびこすこと。

ひえつき-ぶし【稗搗き節】🔗🔉

ひえつき-ぶし 【稗搗き節】 宮崎県の民謡で,東臼杵郡椎葉村の仕事唄。ヒエの穂先を臼に入れ,手杵(テキネ)で搗(ツ)く時に唄われた。源流は江戸末期にはやった甚句の系譜。

ひえ-づくり【日吉造り】🔗🔉

ひえ-づくり [3] 【日吉造り】 神社建築様式の一。切妻造りの正面と両側面に庇(ヒサシ)を付けた形式のもの。屋根の背面は縋破風(スガルハフ)となる。滋賀県の日吉大社本殿が代表例。聖帝造(シヨウテイヅク)り。ひよしづくり。

ひえ-びえ【冷え冷え】🔗🔉

ひえ-びえ [3] 【冷え冷え】 (副)スル (1)非常に冷えているさま。「人気のない―(と)した部屋」 (2)心がむなしく,寂しいさま。「―(と)した気持ち」

ひえ-ほうし【比叡法師】🔗🔉

ひえ-ほうし ―ホフシ [3] 【比叡法師】 比叡山延暦寺の法師。山法師。

ひえ-まき【稗蒔き】🔗🔉

ひえ-まき [0][2] 【稗蒔き】 水盤や箱などにヒエをまき,芽の出たのを青田に見立てて涼感をめでるもの。[季]夏。《―に眼をなぐさむる読書かな/高橋淡路女》 →絹糸草

ひえ-まつり【日吉祭】🔗🔉

ひえ-まつり 【日吉祭】 ⇒山王祭(サンノウマツリ)

ひえ-めし【稗飯】🔗🔉

ひえ-めし [0][2] 【稗飯】 ヒエを炊いた飯。またヒエを米にまぜて炊いた飯。

ひえ-もの【冷え物】🔗🔉

ひえ-もの [0][2] 【冷え物】 冷えたもの。冷たいもの。

ヒエラティックhieratic🔗🔉

ヒエラティック [4] hieratic 古代エジプト文字の書体の一。ヒエログリフ(聖刻文字)を簡略化した行書体で,主として行政文書・書簡・文学作品に使用された。神官文字。 →ヒエログリフ →デモティック

ヒエラルキー(ドイツ) Hierarchie🔗🔉

ヒエラルキー [3] (ドイツ) Hierarchie ⇒ヒエラルヒー

ヒエラルヒー(ドイツ) Hierarchie🔗🔉

ヒエラルヒー [3] (ドイツ) Hierarchie 上下に,ピラミッド形に序列化された位階制の秩序ないし組織。本来はローマ-カトリック教会の教義において天上の天使群の序列を意味したが,転じて教会組織の階層秩序をさすようになり,さらに中世封建制の身分秩序を意味するようになった。現在では軍隊や大組織の官僚制的秩序をさす。階層制。階統制。教階制。ヒエラルキー。

ひ・える【冷える】🔗🔉

ひ・える [2] 【冷える】 (動ア下一)[文]ヤ下二 ひ・ゆ (1)物の温度が下がって冷たくなる。また,そのように感じる。普通は常温よりも冷たくなる場合にいうが,高温から常温にまで下がる場合にもいう。「よく―・えたビール」「朝晩はかなり―・える」「足が―・えて眠れない」「溶岩が―・えて固まる」「(死期ガ近ク)むげに―・え果てさせ給ひぬれば/狭衣 2」 (2)物事に対する熱意や,男女間の愛情・二者間の友好関係などがなくなる。「二人の仲が―・える」「両国の関係は―・えてしまっている」 〔「冷やす」に対する自動詞〕

ヒエログリフhieroglyph🔗🔉

ヒエログリフ [4] hieroglyph (1)古代エジプト文字の書体の一。人・鳥・獣などを絵として表した象形文字で,神殿・墓・ピラミッドなどに使用された。聖刻文字。 →ヒエラティック →デモティック (2)古代エジプト文字の総称。1822年フランスのシャンポリオンによって解読された。

ヒエロニムスEusebius Hieronymus🔗🔉

ヒエロニムス Eusebius Hieronymus (342頃-420) 聖書学者・教父。ダルマチアの人。教皇秘書を務めたのち,ベツレヘムで修道院指導。教会公認訳となる聖書のラテン語訳(ウルガタ)を完成。正統的信仰・禁欲主義を擁護。

ひ-えん【飛燕】🔗🔉

ひ-えん [1][0] 【飛燕】 (1)飛んでいるつばめ。 (2)旧日本陸軍の三式単座戦闘機。液冷エンジンを搭載して高速化を図った。戦争末期には空冷エンジンを積んだ機(五式戦闘機)もつくられた。

ひえん-そう【飛燕草】🔗🔉

ひえん-そう ―サウ [0] 【飛燕草】 キンポウゲ科の越年草。南ヨーロッパ原産。高さ約80センチメートル。葉は羽状に細裂。初夏,茎頂に長い距(キヨ)のある花を総状につける。花色は青・青紫・淡紅・白など。観賞用。チドリソウ。デルフィニウム。

ひ-えん【飛檐・飛簷】🔗🔉

ひ-えん [1][0] 【飛檐・飛簷】 (1)高い軒(ノキ)。飛宇(ヒウ)。 (2)「飛檐垂木(ヒエンダルキ)」の略。

ひえん-だるき【飛檐垂木】🔗🔉

ひえん-だるき [4] 【飛檐垂木】 社寺建築で,軒が二軒(フタノキ)で構成されている場合,地垂木の先端に乗る垂木。 →小屋組

ひえんのきょく【飛燕曲】🔗🔉

ひえんのきょく 【飛燕曲】 箏組歌の曲名。明和年間(1764-1772)に安村検校が作曲。歌詞は李白の詩「清平調」の翻案。漢の美女飛燕を歌ったもの。

ひえ【稗】(和英)🔗🔉

ひえ【稗】 a barnyard millet.

ひえいせい【非衛生的な】(和英)🔗🔉

ひえいせい【非衛生的な】 unwholesome;→英和 unsanitary.

ひえいりてき【非営利的】(和英)🔗🔉

ひえいりてき【非営利的】 nonprofit.

ひえしょう【冷え性(である)】(和英)🔗🔉

ひえしょう【冷え性(である)】 (have) a cold constitution.

ひえびえ【冷え冷えする】(和英)🔗🔉

ひえびえ【冷え冷えする】 feel chilly.〜した chilly.

ひえる【冷える】(和英)🔗🔉

ひえる【冷える】 get cold;feel cold.

ひえんそう【飛燕草】(和英)🔗🔉

ひえんそう【飛燕草】 《植》a larkspur.→英和

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