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ひえ【冷え】🔗🔉

ひえ【冷え】 冷えること。気温が下がること。「朝方の―」からだ、特に腰から下が冷えること。また、その病気。「―性」

ひえ【×稗・×🔗🔉

ひえ【×稗・× イネ科の一年草。高さ一〜二メートルに達し、葉は細長くイネに似る。夏、円柱状の穂をつけ、小さい実を結ぶ。実を食用や鳥の飼料などにする。日本には縄文時代に中国から伝来したといわれ、救荒作物として栽培。《季 秋》

ひえ【比叡】🔗🔉

ひえ【比叡】 「比叡山(ひえいざん)」の略。延暦寺(えんりやくじ)の異称。

ひ‐え【×緋△衣】🔗🔉

ひ‐え【×衣】 緋色の袈裟(けさ)または法衣。緋の衣(ころも)

ひえ‐あたり【冷え△中り】🔗🔉

ひえ‐あたり【冷え中り】 冷えたのが原因で病気になること。〈和英語林集成〉

ひえい‐ざん【比叡山】🔗🔉

ひえい‐ざん【比叡山】 京都市と大津市とにまたがる山。二峰からなり、東の大比叡は標高八四八メートル、西の四明ヶ岳は八三九メートル。天台宗延暦寺がある。

ひえいざん‐ばん【比×叡山版】🔗🔉

ひえいざん‐ばん【比×叡山版】 叡山版(えいざんばん)

ひえ‐い・る【冷え入る】🔗🔉

ひえ‐い・る【冷え入る】 [動ラ四]寒さが身にしみとおる。冷えきる。「雪の降りたりし暁に立ちやすらひて、わが身も―・るやうにおぼえて」〈源・幻〉体温がなくなる。生気が失せる。「ただ冷えに―・りて、息はとく絶え果てにけり」〈源・夕顔〉

ひえ‐おろし【比×叡×颪】🔗🔉

ひえ‐おろし【比××颪】 比叡山から吹きおろす風。

ひ‐えき【飛駅】🔗🔉

ひ‐えき【飛駅】 律令制の駅制で、緊急の場合に用いられた施設とその使者。中世以後、早馬(はやうま)・飛脚などによって緊急の連絡をすること。

ひ‐えき【×裨益・×益】🔗🔉

ひ‐えき【×裨益・×益】 [名]スル助けとなり、役立つこと。「今後の研究に―するところが大きい」

ひえ‐き・る【冷え切る】🔗🔉

ひえ‐き・る【冷え切る】 [動ラ五(四)]すっかり冷えてしまう。「からだが―・る」愛情・熱意などがすっかりなくなる。「二人の仲が―・る」

ひえ‐こ・む【冷え込む】🔗🔉

ひえ‐こ・む【冷え込む】 [動マ五(四)]気温がひどく下がる。寒さが厳しくなる。「朝方はかなり―・む」からだの中まで冷えてしまう。「―・んで風邪をひく」活気などがなくなる。「景気が―・む」

ひえ‐しょう【冷え性】‐シヤウ🔗🔉

ひえ‐しょう【冷え性】‐シヤウ 冷えやすい体質。特に、腰から下が冷えること。女性に多い。

ひえ‐じんじゃ【日吉神社】🔗🔉

ひえ‐じんじゃ【日吉神社】 日吉(ひよし)大社の旧称。

ひえ‐じんじゃ【日枝神社】🔗🔉

ひえ‐じんじゃ【日枝神社】 東京都千代田区にある神社。旧官幣大社。祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)ほか三神。文明年間(一四六九〜一四八七)太田道灌が江戸城内に武蔵国川越の山王権現を勧請(かんじよう)したのに始まる。例祭の山王祭は御用祭り・天下祭りとも称し、神田祭と並んで有名。江戸山王権現。山王社。

ひえ‐しんとう【日△吉神道】‐シンタウ🔗🔉

ひえ‐しんとう【日吉神道】‐シンタウ 神仏習合の理論を具体化した仏教的神道の一。延暦寺の地主神、日吉(ひえ)の神の本体を仏陀とし、諸神はその根本的仏性の示現とする。平安末期から鎌倉時代に起こり、江戸初期には徳川家康の信を得た天海が山王一実神道を説いて発展させ盛行した。天台神道。山王神道。

ひえ‐たいしゃ【日吉大社】🔗🔉

ひえ‐たいしゃ【日吉大社】 ひよしたいしゃ

ひえだ‐の‐あれ【稗田阿礼】🔗🔉

ひえだ‐の‐あれ【稗田阿礼】 天武天皇の舎人(とねり)。天武天皇の命で帝紀と先代の旧辞(きゆうじ)とを誦習し、和銅四年(七一一)元明天皇の命で太安万侶(おおのやすまろ)がこれを撰録して古事記が編まれた。生没年未詳。

ひ‐えつ【披閲】🔗🔉

ひ‐えつ【披閲】 [名]スル書状などを開いてよく見ること。「内外の典籍を―して」〈露伴・運命〉

ひ‐えつ【飛越】‐ヱツ🔗🔉

ひ‐えつ【飛越】‐ヱツ [名]スルとびこえること。特に、馬術で障害物をとびこえること。

ひえつき‐ぶし【稗搗節】🔗🔉

ひえつき‐ぶし【稗搗節】 宮崎県の民謡。東臼杵郡椎葉村地方で、稗をつくときにうたわれた仕事歌。源氏の武士那須大八と平家の娘鶴富姫の情話にまつわる歌詞が人気を博し、全国に広まった。

ひえ‐づくり【日△吉造(り)】🔗🔉

ひえ‐づくり【日吉造(り)】 神社本殿形式の一。切妻(きりづま)造りの正面と両側面とに一間ずつの庇(ひさし)をつけ、背面に縋破風(すがるはふ)をつけたもの。滋賀県の日吉大社本殿が典型。聖帝(しようてい)造り。

ひえ‐どり【×鵯】🔗🔉

ひえ‐どり【×鵯】 ヒヨドリの別名。〈和名抄〉

ひえ‐ばら【冷え腹】🔗🔉

ひえ‐ばら【冷え腹】 冷気のために腹痛・下痢などを起こすこと。また、そういう腹ぐあい。

ひえ‐びえ【冷え冷え】🔗🔉

ひえ‐びえ【冷え冷え】 [副]スル冷えきっているさま。非常につめたく感じられるさま。「―(と)した寺の本堂」《季 秋》むなしくさびしいさま。「―(と)した心境」関係などの、つめたくよそよそしいさま。「―(と)した夫婦の仲」

ひえ‐まき【×稗×蒔き】🔗🔉

ひえ‐まき【××蒔き】 鉢・水盤などに水を含んだ綿を置いて稗をまき、芽が出たのを青田に見立てて涼感を楽しむ盆栽。《季 夏》「―や疲れたる眼にみどりなり/風生」

ひえ‐まつり【日△吉祭】🔗🔉

ひえ‐まつり【日吉祭】 山王祭(さんのうまつり)

ひえ‐めし【×稗飯】🔗🔉

ひえ‐めし【×稗飯】 稗を炊いた飯。また、米に稗をまぜて炊いた飯。

ひえ‐もの【冷え物・冷え者】🔗🔉

ひえ‐もの【冷え物・冷え者】 冷えてつめたいもの。特に、からだの冷えたもの。「草臥(くたびれ)もので―で」〈咄・露がはなし・二〉

ヒエラルキー【hierarchy】🔗🔉

ヒエラルキー【hierarchy】 ヒエラルヒー

ヒエラルヒー【ドイツHierarchie】🔗🔉

ヒエラルヒー【ドイツHierarchie】 上下関係によって、階層的に秩序づけられたピラミッド型の組織の体系。狭義では、カトリック教会の教皇を頂点とする聖職者の位階制。広義では、中世の封建社会の身分秩序をさすが、現代では指揮・命令系統によって整序された軍隊や官僚機構についていう。位階制。身分階層制。ヒエラルキー。

ひ‐えり【日△選り】🔗🔉

ひ‐えり【日選り】 日を選ぶこと。吉日を選び定めること。「げに、愛敬のはじめは―して聞こし召すべきことにこそ」〈源・葵〉

ひ・える【冷える】🔗🔉

ひ・える【冷える】 [動ア下一]ひ・ゆ[ヤ下二]温度が下がってあたたかさが失われる。つめたくなる。また、気温がひどく下がる。つめたく、または寒く感じる。「腰が―・える」「―・えたビール」「朝晩は―・える」《季 秋》あるものに対する熱意・興味などがなくなってしまう。また、うまくいっていた関係がわるくなる。不況になることにも言う。「仲が―・える」「両国の関係が―・える」「消費が―・える」 [類語]冷え冷えする・ひんやりする・冷(さ)める・冷え切る・冷え込む・凍(い)てる・しばれる/冷却する・悪化する

ヒエログリフ【hieroglyph】🔗🔉

ヒエログリフ【hieroglyph】 古代エジプトの象形文字。聖刻文字。神聖文字。ハイエログリフ。

ヒエロニムス【Eusebius Sophronius Hieronymus】🔗🔉

ヒエロニムス【Eusebius Sophronius Hieronymus】三四〇ころ〜四二〇]キリスト教の教父。古代西方教会の聖書学者。教皇秘書などを歴任後、ベツレヘムで修道院の指導にあたるかたわら、聖書のラテン語訳「ウルガタ」や聖書注解などを著した。

ひ‐えん【飛×燕】🔗🔉

ひ‐えん【飛×燕】 飛んでいるつばめ。《季 春》武道などで、つばめのようにすばやく身をひるがえすこと。「―の早業」旧日本陸軍の単座戦闘機。制式名称は三式戦闘機。液冷エンジンを装備。最大時速五八〇キロ。

ひ‐えん【飛×檐・飛×簷】🔗🔉

ひ‐えん【飛×檐・飛×簷】 高く反り上がった軒(のき)。高い軒。飛宇(ひう)「飛檐垂木(ひえんだるき)」の略。

ひえん‐そう【飛×燕草】‐サウ🔗🔉

ひえん‐そう【飛×燕草】‐サウ キンポウゲ科の一年草。高さ三〇〜九〇センチ。葉は分裂し、裂片は線形。初夏、青・紫色で距(きよ)をもつ花が総状に咲く。南ヨーロッパの原産で観賞用。デルフィニウム。ちどりそう。

ひえん‐だるき【飛×檐垂木】🔗🔉

ひえん‐だるき【飛×檐垂木】 寺院建築などで、地垂木(じだるき)の先端にのり、軒先までのびている垂木。

ひえんのきょく【飛燕の曲】🔗🔉

ひえんのきょく【飛燕の曲】 箏曲(そうきよく)。組歌。宝暦(一七五一〜一七六四)ごろ、安村検校が作曲。李白の詩「清平調」の邦訳を歌詞とする。

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[音]ハイ    ヒ [訓]ひえ [部首]禾 [総画数]14 [コード]区点    4103      JIS   4923      S‐JIS 9542 [難読語] →はい‐かん【稗官】

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[音]レイ    リョウ [訓]ひ‐える    ひ‐やす    さ‐ます    さ‐める    つめ‐たい    ひ‐ややか    ひ‐やかす    ひ‐や    ひ‐え [部首]冫 [総画数]7 [コード]区点    4668      JIS   4E64      S‐JIS 97E2 [分類]常用漢字 [難読語] →ざさまさぬ‐ひほう【座不冷秘法】れいぜい【冷泉】

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